♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■良き羊飼い  1  / 関根弘興

2013年10月14日 | Weblog
2013/10/14放送

  世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 今日は新約聖書のヨハネの福音書10章の中からお話をしたいと思います。

 イエス様はこの章の中でこのように言われたんですね。
 「わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。」(ヨハネ 10章11節)

 何とイエス・キリストというですねえ羊飼いは、あなたのために私のために、羊のためにいのちを捨ててくださるほど、一人ひとりを愛してくださる羊飼いなのだ、というんですねえ。

 そしてイエス様は「わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。」(ヨハネ 10章10節)とも言われたのです。

 まあ考えたら私たちはいのちを捨てたらそれでおしまいって考えますね。でもイエス様は羊のために命を捨てるということは、それによって羊が命を得、しかも豊かに持つためだと言われるんです。つまりイエス様の死というものは、私たちに豊かな命をもたらすことになるのだ、とイエス様はおっしゃったんですね。

 そして私たちは聖書を読み進めていきますと、イエス様が命を捨てるという事の具体的な意味を知ることができるんです。イエス様が命をお捨てになった場所、それは何とあのむごたらしい十字架の死を意味している訳です。イエス様が十字架につけられることは、良き羊飼いが羊のためにいのちを捨てると言われたことなんだという訳ですねえ。

 どうしてそんなことが起こるのでしょう? それは私たちは正しい神様の前に出たらみんな罪人、みんな心にずれを持っているようなものです。どんなに誇っても自分の心を正直に見つめるなら闇があるし罪がある、そういう自分の姿を認めるのではないでしょうか。聖書は「罪から来る報酬は死です。」(ローマ 6章23節)とあるんです。つまり私たちの羊飼いであるイエス・キリストは羊である私たち一人ひとりを愛しているがゆえに一匹の羊も失われることのないように私たちの罪をすべて背負って身代わりに十字架についてくださったと聖書は教えるんです。

 そしてイエス様はその死を打ち破り、三日目によみがえられました。だから私たちはイエス・キリストの十字架によって私たちのすべての罪はあの十字架で罰せられ、私たちはイエス様の十字架によって罪赦され、イエス・キリストが復活されたことによって私たち一人ひとりが死を打ち破ることのできる豊かな命を受け取る道をイエス様は開いてくださった、と教えるんです。

 あなたの人生の羊飼いは一体誰ですか? イエス・キリストはあなたの人生の良き羊飼いです。それもあなたために命を捨てることさえ厭わないお方なんです。この羊飼いであるイエス様に導かれ、養われながら歩んで行きませんか? 

  (PBA制作「世の光」2013.10.14放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

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