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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたを探す神 4 / 大嶋重徳

2013年10月22日 | Weblog
2013/10/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。聖書にはいなくなった一匹の羊を探すために九十九匹を野原に残して探しに行く羊飼いの話が出てきます。

 私は最初にこの話を聞いて、「えっ?、アホちゃうか?」と思ったのです。「もし一匹を探しに行っている間に他の九十九匹がメェーと迷っていたらどうすんねん。」 一匹を探すことのリスクが頭の中を駆けめぐってしまいます。そして残してきた九十九匹、私たちの抱える自分の現状の一つ一つ、大切な一人ひとりのことを考えると、「一匹のために動けるか?」と思うと動けないかもしれません。

 私たち人間には限界があります。もし今日あなたの友達がとてつもない悩みを抱えていて、悩み苦しんでいるとき、その問題を前にして逃げ出さず最後まで一緒にいられるでしょうか。私にも自分の家族がある、自分の仕事がある、自分の生活がある。人間は最後の最後まで探すことができるかというと、探すことのできない限界を抱えています。

 ではここでイエス様は九十九匹を置いてでも探しに行く羊飼いを語る意味とは何でしょうか。それは九十九匹を置いてでもあなたという存在を探すことのできるのは、神様以外おられないということです。

 私たちは私たちを取り囲む人間関係に深く失望させられることがあります。しかし今日もしあなたが自分の親や家族に失望させられていたとしても神様はあなたを失望させません。もし他の誰かに裏切られたとしても神様はあなたを裏切りません。あるいは自分で誰かを愛する愛の足りなさに落ち込み自分の無力さに失望してしまうということもあるでしょう。しかし今朝もしあなたが、誰かのために力になることができない、と自分の弱さ限界に落ち込んでいたとしても、神様はあなたの弱さを超えてあなたの大切な人を探し続け、そして必ずあなたの大切な人を見つけてくださるというのです。あなたの祈りを聞いてくださる神が今私たちの大切なあの人を探し続けてくださる。私たちの人間の限界を越えて最後の最後まで人を探し出す神、それがわたしだよ、とイエス様は今日私たちに語ってくださるのです。

 この神様の確かな招きに信頼してみませんか? ぜひお近くの教会を尋ねていただきたいと思います。

 ( PBA制作「世の光」2013.10.22放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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