goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■門を通らない者 / 関根弘興

2013年10月07日 | Weblog
2013/10/7放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 今日は新約聖書ヨハネの福音書の10章の中からお話をしたいと思います。聖書では時々、私たち人間の姿を羊に喩えて語ることがあります。私たちは羊で神様は羊飼いだというんですね。羊はまあ大変かわいらしい家畜ですが、とても弱い動物で羊飼いがいなければはるか昔に絶滅していたであろうと言われているんです。

 ま、羊飼い、これも大変な仕事ですよね。聖書の舞台となったパレスチナ地方では、まあ狭い高地の両側には岩のごつごつした荒地が続いています。羊がそこに迷い込んで行方不明になる危険が常にありました。もし一匹でも羊がいなくなれば、羊飼いは荒地を探し回らなければなりません。また野生の動物や強盗が羊を狙って来ることがありました。そういう敵に備えて常に見張りをして襲われた時には羊を守って戦わなければならないわけです。また羊飼いは羊一頭いっとうに名前をつけており、それぞれの羊をよく知っていたそうです。羊は羊で羊飼いの声をちゃんと聞き分けることができるっていうんですねえ。

 また羊は暖かい季節になると、高原に放牧されるわけですね。放牧の期間中は丘の中腹に作られた囲いに集められます。その入口には戸がついていません。夜になると羊飼いがその入口に寝そべって羊が外に出ないようにし、また外的が侵入しないように守るというんです。羊飼い自身がその囲いの門となって世話をするという訳ですねえ。

 イエス・キリストは、わたしは良き羊飼いであり、わたしはその羊の門であるとおっしゃいました。しかしイエス様はこうした羊飼いの話をしながら、門から入らないで他の所を乗り越えて羊の所に来る者もいる、それは盗人で強盗なのだ、と言われたのです。つまりイエス様が門となってくださっているのに、そこを通らずに入って来る者がいる。つまり、門から入らないというのは、羊の門であるイエス・キリストを無視し、イエス・キリストの与える恵みを愛を赦しを無視して、救いを得ようとする試みでもあります。

 私たちは弱い羊に過ぎません。だから羊飼いであるイエス様抜きで救いを得ようとしたり、自分の力で救いを得ようとすることは結局疲れてしまうだけなんですね。繰り返しますが、私達は羊です。だから羊飼いが必要ですそれも愛と恵みに満ちたイエス・キリストという羊飼いが人生にはどうしても必要なんです。

  (PBA制作「世の光」2013.10.7放送でのお話しより)

***

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

***

世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの東海地方での放送に協力してくださるキリスト教会・キリスト者の皆様の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 (自由ケ丘キリスト教会内)  東海福音放送協力会 へ
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする