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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■心はわなないた / 福井 誠

2013年10月10日 | Weblog
2013/10/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブルメッセージは「心はわなないた」です。それでは第一サムエル記の28章5節から読んでみましょう。

 「サウルはペリシテ人の陣営を見て恐れ、その心はひどくわなないた。

 ペリシテ人は激しくイスラエルを侵略しました。アフェクという地中海沿いの地から更に30キロ南東のシェネムの地に軍隊を移動させ、彼らはイスラエルの奥深くに侵攻してきたのです。これを迎え撃つためにサウルはギルボアという地に陣を敷いて備えました。聖書はこの時のサウルの心境を次のように語っています。
 「サウルはペリシテ人の陣営を見て恐れ、その心はひどくわなないた。

 追い詰められたサウルはどうしたのでしょうか。これまでこのラジオを続けて聞いて来られた皆さんはこういうときにどうすればよいのか私がお話しすることはだいたい予測がつくと思いますね。聖書に聴く、神に依り頼むということですね。困った時の神頼みという言い方は余り良い意味では使われませんが、困った時でもいつでも、私は神に心を向けて祈り導きを求める、これが大切だと思っています。

 そこで、サウルはどうしたのか。サウルも実はそうしているのです。しかし聖書はそのあとでこう続けています。
 「サウルは主に伺ったが、主が夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても答えてくださらなかった」(サムエル記第一 28章6節)と。

 神に助けを求めても神が答えてくださらなかったというものです。神様は人を見捨てるることがあるのでしょうか? 皆さんにわかっていただきたいことは、サウルの求め方には重要な問題があったということです。神を信じているようで実は信じていない。神の御名を呼び求めているようで、それは口先だけであったということです。神に助けを求めるならば背水の陣を引いて、ただ神にだけ望みを抱くようでなくてはなりません。聖書の神がだめなら他の神を当たろうという浮ついた心ではだめなのです。心がひどくわななくようなことがあったなら、それこそすべての思いを神に向けて神にだけ助けを求めていくのです。神よ、あなた以外には救いはありません、と信仰を明らかにしていく、旗印をはっきりとさせた信仰を持ちたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.10.10放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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