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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたを探す神 1 / 大嶋重徳

2013年10月01日 | Weblog
2013/10/1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、今日から火曜日を担当する大嶋重徳です。

 聖書の中にこんな喩え話が出てきます。百匹の羊を持った羊飼いがいました。その羊飼いが羊の群れを集めて家に帰ろうとしました。それで羊を点検した所、一匹足りないことに気付いたのです。この時、羊飼いは、ああしようがないなあ、諦めてもう一匹買って来るか、と考えなかったのです。聖書はこう続けます。「そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野原に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。」(ルカの福音書 15章4節)

 いなくなった一匹の羊、この羊は羊飼いにとって大切な大切な存在だったのです。その羊を百分の一だと諦めることはできなかったのです。

 聖書はよく人間を羊に喩えます。この羊飼いはイエス様を喩え、羊は私たち人間を喩えています。私たちを取り囲む社会は私たちのことをいつでも替えの効く存在だと思わせてきます。あなたがいなくても代わりになる人はいくらだっているよ。・・・しかしここで羊飼いであるイエス様は私という一匹の羊を、100分の1だとは思わない、必ず見つけるまで探し歩く大切な存在だ、と言うのです。

 私も15才の時にイエス様に見つけてもらいました。中学生の頃はタバコも吸って、親にも反抗しました。学校も喧嘩して停学にもなりました。クリスチャンであった母が、神様、神様、と言うのがうっとおしくて教会にも行かなくなりました。しかしそんな時も神様は私の名前を呼んでくださっていたのです。神様なんていないと否定する私を神様はクリスチャンならいくらでも他に替わりがいるからとは言わないのです。あなたがいないとだめなんだ、あなたをどうしても見つけるのだ、と言われるのです。 あの時イエス様は「重徳、重徳」と呼んで私を命がけで探してくれていたのです。

 今朝この放送を聴いてくださっているあなたもまたそうです。100分の1ではありません。あなたは神様にとってかけがえのない存在です。あなた今あなたを探しておりイエス様の声が聞こえるでしょうか? じっと耳を澄ませていただきたいと思います。

 イエス様の声が聞こえるならば、「はい。ここにおります。」と、目を閉じてそのようにお答えしていただきたいと思います。そしてお近くの教会をぜひおたずねください。そこにもイエス様と同じくあなたと出会いたいと願っているあなたの町の教会がありますから。

 ( PBA制作「世の光」2013.10.1放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


****** このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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