goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■聖餐式 / 羽鳥頼和

2013年10月19日 | Weblog
2013/10/19放送

世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。プロテスタントの教会では特別な式・礼典として洗礼式と聖餐式を行います。今日はその聖餐式についてお話しします。

 使徒パウロはコリントの教会な人々に聖餐式の由来を教えました。そのことがコリント人への手紙11章17節から34節に記されています。最初の聖餐式はイエス様が行われました。それが行われたのはイエス様が十字架につけられる直前の過ぎ越しの祭りの食事の時でした。この時の食事は「最後の晩餐」として知られています。その実際の最後の晩餐の時のことをパウロはこのように記しています。

 「主イエスは、渡される夜、パンを取り、感謝をささげて後、それを裂き、こう言われました。」(1コリント 11章23節、24節)

 「渡される夜」とはイエス様が弟子の裏切りによりユダヤ人に引き渡される夜のことです。その次の日にイエス様は十字架につけられました。自分が十字架にかかって死ななければならないことを知っていたイエス様は最後の晩餐の時に続けてこのように言われました。

 「これはあなたがたのための、わたしのからだです。わたしを覚えて、これを行ないなさい。」(1コリント 11:24節)

 これはパンを食べることによって十字架につけられたご自分のことを思い出すようにとの勧めです。そして自分が十字架につくのはあなたがたを救うためであることを教えているのです。

 続いて最後の晩餐でイエス様はぶどう酒の入った杯を持ちながら言われました。

 「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行ないなさい。」(1コリント 11:25節)

 「わたしの血」とはイエス様が十字架で流される血のことです。それは神様と契約を結ぶ時に流される血であるというのです。新しい契約とはイエス・キリストを信じた者には神様がその人の罪を赦し永遠のいのちを与えるという約束です。そしてパウロは聖餐式を行う教会の人々に

 「あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。」(1コリント 11:26節)

と教えています。他の人々にもイエス・キリストの十字架の死を告げ知らせなさいと勧めているのです。イエス・キリストが十字架にかかって死んでくださなければ私たちの罪は赦されることはなかったのです。イエス・キリストはあなたを救うために十字架で死んでくださったのです。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.10.19放送でのお話より )
 
***

このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

***

東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

***

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする