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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■一日一善 / 羽鳥頼和

2013年10月05日 | Weblog
2013/10/5放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 一日一善ということばを聞いて私は勘違いしたことがあります。一善の善を食事のことを指す膳と思ってしまったのです。一日にご飯一膳だけ、つまり一杯だけというような意味だと思いました。ダイエットの標語と勘違いしたのです。もちろん本当の一善の善は良いことをする善行の善です。一日に一つ良いことしようということです。

 旧約聖書箴言3章27節には、「あなたの手に善を行なう力があるとき、求める者に、それを拒むな。」とあります。一日一善と似ていますね。この聖書のことばと先程の一日一善の勘違いから、世界の食糧問題のことを思いました。

 世界では飢餓のために一日4万から5万の人がなくなっているそうです。食料が足りなくて飢餓が起こるのですが、世界中で作られている穀物の収穫量は実は世界中の人々が生きていくのに必要な量のおよそ2倍もあるそうです。十分な穀物が作られているのに飢餓が起こるのは、一部の先進国と言われる国々がたくさんの穀物を消費し消費しきれないで余った物を廃棄してしまっているからです。

 今月10月16日は世界食糧デーです。今お話したような世界の食糧問題を考える日として国際連合が設定した日です。その活動の一環で一食分を募金するという運動があります。一日一膳、一食食べるの控えてその分貧困で困っている人に少しでも役に立てようというのです。これこそ一日一善そして「あなたの手に善を行う力がある時、求める者にそれを拒まな」ということではないでしょうか。

 聖書は私たちになすべきことを教えてくれます。神様は良いことをするように人を造られました。そして行うべき良い行いを神様は教えてくださるのです。新約聖書のエペソ人への手紙2章10節にこのようにあります。

 「私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。

 明日は日曜日です。キリスト教会では礼拝で聖書のお話をします。どのように良いことを行えばよいのか神様の教えを知るためにお近くのキリスト教会にぜひいらしてください。

(PBA制作「世の光」2013.10.5放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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