♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■聖書が教える夫婦の秘訣  妻たちに対する教え / 山中直義

2013年02月19日 | Weblog
2013/2/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 山中直義です。

 聖書には人に喜びと平安をもたらす人間関係の秘訣が教えられています。その中から夫婦の秘訣について2週にわたってバイブル・メッセージをお届けします。

 1週めの今日は妻たちに対する教えです。新約聖書コロサイ人への手紙3章18節に、こうあります。
 「妻たちよ。主にある者にふさわしく、夫に従いなさい。

 妻たちよ夫に従いなさい、と聖書は言います。

 ここで「従いなさい」と訳されていることばは「下」ということばと「秩序正しく並べる」ということばの合成語です。夫との関係についていえば妻は秩序正しく下に身を置くように努めなさい、聖書はそう教えています。

 自分を下に置く。このことはどこか惨めで隷属的な事柄に思われるかもしれません。しかし先程の教えには、それは「主にある者にふさわしい」からだ、と言われています。この「ふさわしい」ということばは「上」ということばと「到達している」ということばの合成語です。すなわち妻が夫の下に自分の身を置くということは、神様の前にこの上なく成熟した目指すべき姿であり、それが本当の祝福をもたらす姿だ、と聖書は言うのです。

 「下に身を置く」ということがなぜ目指すべき成熟した姿なのでしょうか。それはそれが神の御子イエス・キリストに見られる姿だからだ、と聖書は教えています。

 イエス・キリストは人の上に立って人を支配しようとはせず、人を愛し人を信頼し、人の本当の幸いを求めて人に仕えてくださいました。そしてその生き方が人を本当に造り変え成長させることになったのでした。そしてそのイエス・キリストはこのイエス・キリストの姿に倣おうとする夫婦のまことの頭としてその夫婦を教え導いてくださるのです。

 「妻たちよ。主にある者にふさわしく、夫に従いなさい。」(コロサイ 3章18節)

 上に立って思いのままにコントロールしようとするのではなく、まことの頭であるイエス・キリストを信頼し、イエス・キリストの姿に倣い、夫を支え夫に仕えるようにしなさい、聖書はそう言います。聖書はあなたに本当の喜びと平安を与えようとしています。どうぞ聖書の教えを心に神様を信頼して歩んでください。

(PBA制作「世の光」2013.2.19放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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