♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛とは・・・その2 / 岩井基雄

2013年02月15日 | Weblog
2013/2/15放送

世の光の時間です。お元気ですか?  岩井基雄です。
キリスト教会で使われている用語には分かるようで分かりにくいことばがありますよね。今日もちょっと分かりにくいキリスト教用語を学んでみましょう。

 今日も先月に引き続き「愛」についてです。そういえばきのうはバレンタインデーでしたが人間の愛を超える本物の愛とは一体何でしょうねえ。先月学んだように本物の愛「アガペー」は無条件の愛であり、具体的な行動を伴うものでした。それは神の愛とも言われ、神ご自身が私たちに注いでくださっている豊かな永遠の愛なのです。聖書には次のように記されています。
 「神はそのひとり子を世に遣わし、その方によって私たちに、いのちを得させてくださいました。ここに、神の愛が私たちに示されたのです。私たちが神を愛したのではなく、神が私たちを愛し、私たちの罪のために、なだめの供え物としての御子を遣わされました。ここに愛があるのです。」 新約聖書ヨハネ第一の手紙 4章9節、10節 

 聖書が語る神様は、神の愛に背き自己中心に歩む罪深い私たちをも永遠の愛で愛し、その罪を赦すためにひとり子であるイエス・キリストをこの地上に送り、私たちの身代わりとして十字架にかけ、罪の赦しの道を開いてくださいました。そこには完全な愛、犠牲を厭(いと)わない真実の愛があります。

 私たちの心は自己中心な思い、駆け引きや損得などに引きずられやすく、本物の愛からは離れてしまっています。しかし私たちがこの完全な神様の愛に触れ、イエス・キリストがこの私・自分の罪のために代わりにさばかれてくださったことを受け取るとき、私たちは本物の愛を知り、その愛はこんな私たちの内側からも他の人へと注がれ、伝えられていくのです。

 あなたも神様の愛、本物の愛で愛されています。聖書が語る神様はあなたにも「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」(イザヤ書 43章4節)と何度も何度も語りかけてくださるからです。

 あなたもこの愛を受け取り、本物の愛で愛され、本物の愛で愛する者へと変えられていきませんか? この永遠の愛、本当の愛こそがあなたを愛の人に変え、人生を光と希望へと導くのです。

(PBA制作「世の光」2013.2.15放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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