■人の姿 ／ 関根弘興

2013/2/11放送


　世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか？　関根弘興です。

　今日は最初に聖書中の聖書と言われる大変有名な聖書のことばを紹介しましょう。
　「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を---イエス・キリストを---信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」　ヨハネの福音書3章16節

　神様はあなたを愛されている。・・・これは聖書が伝えている素晴らしいメッセージです。それでは神様に愛されている人間の姿、人の姿は聖書ではどのように語っているんでしょう。今日読んだ箇所には、御子すなわちイエスを信じる者が一人として滅びることなく永遠のいのちを持つためである、と書かれていますねえ。実は聖書は人間のそのままの姿は滅びの中にあるような状態なんだと教えているんです。

　滅びの中にある。・・・一体それは具体的にはどういうことなんでしょう。四つの姿で表すことができると思うんですね。

　第一は人間の姿は失っている状態。あなたはどうでしょう、何のために生きているんですか？　人生の意味や目的を見失っていませんか？　あなたは本当に自分は価値ある存在だと知っていますか？　人はいつの間にか人生の意味や目的を見失い、自分の価値さえも分からなくなっている。そんな姿があるんだと聖書は教えているんです。

　二つ目は迷っているという状態。あなたはどこから来てどこへ行くのか知っていますか？　あなたの永遠の場所は一体どこにあるのですか？　時々、遊園地などで迷子になった子がいますよね。周りには沢山の人がいるのに迷子になるんです。それは自分のことを一番良く知っているお母さんやお父さんから離れてしまう、だから迷子になるわけですね。私たちはどうでしょう。この天と地を創造された神様は私たちの天のお父様だと教えています。あなたのことを一番良く知っているお方なんです。この神様から離れていませんか？　それは迷子の状態になっていると言うことです。

　第三は浪費しているという状態。神様に与えられた人生を十分に生かして用いることができない状態です。自分勝手で投げやりな空しい生き方によって自分の人生を浪費しているのです。自分を使い捨てのようなそんな商品のように扱っているとするならそれは浪費している姿です。

　四番目は破壊している状態。自分を嫌い自分自身を傷つけ他人を傷つけたり自分の欲望のために周りを破壊していくような姿。愛なる神様は人のそのような姿を見過ごすことができません。だからイエス・キリストはあなたを救うために来てくださったんです。

(PBA制作「世の光」2013.2.11放送でのお話しより)

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　さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか？　と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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