♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■あなたの神は私の神です / 羽鳥頼和

2013年02月09日 | Weblog
2013/2/9放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 旧約聖書にルツという女性が登場します。彼女はイスラエル人ではなく、モアブの国の人でした。彼女はイスラエル人の男性と知り合います。その男性はイスラエルの国が飢饉となったため親と共にモアブの地にやってきた人でした。

 ルツは彼と結婚しますが、しばらくして夫は亡くなってしまいます。ルツの姑ナオミは故郷のイスラエルで作物が取れるようになったことを聞き、帰ることを決心します。その時、ルツはナオミに言いました。「あなたの行かれる所へ私も行き、あなたの住まれる所に私も住みます。あなたの民は私の民、あなたの神は私の神です。」(ルツ記 1章16節)と一緒にイスラエルに行くことを願います。彼女はイスラエルの神様を信じたのでした。

 彼女のこの信仰が彼女の人生に大きなことをもたらします。ルツたちがイスラエルに戻ってきたのはちょうど大麦の収穫の時でした。ルツは収穫をしている畑に出て行って落ち穂拾いをしました。落ち穂と言うのは収穫をする際に落ちてしまった穂のことです。

 神様は貧しい人々のためにこのような決まりを命じておられました。「あなたがたの土地の収穫を刈り入れるとき、あなたは刈るときに、畑の隅まで刈ってはならない。あなたの収穫の落ち穂も集めてはならない。貧しい者と在留異国人のために、それらを残しておかなければならない。わたしはあなたがたの神、主である。」(レビ記 23章22節)と。神様は収穫の時に収穫物を全部自分の者にするのではなく、貧しい人のために少し残しておくように命じていました。

 ルツはこの神様のことばに信頼して落ち穂を拾いに行きました。その畑はちょうどナオミの親戚のボアズの畑でした。ルツがナオミの嫁であることを知ったボアズはルツに良くします。このことをきっかけにしてルツはボアズと結婚することになりました。そして彼女の子孫からイエス・キリストが生まれるのです。

 「わたしはあなたがたの神である。」と言われる神様を「私の神」としたルツは彼女の人生において素晴らしい恵みをいただいたのです。あなたも聖書の神様を「私の神」と信じましょう。そうすればあなたも神様の恵みを知ることができます。神様を「私の神」とするということは神様に信頼して生きると言うことです。神様を信頼するためには神様を知らなければなりません。神様を知るためにぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

 (PBA制作「世の光」2013.2.9放送でのお話より )

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