♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■イサクの歴史 / 板倉邦雄

2013年02月06日 | Weblog
2013/2/6放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「イサクの歴史」という題でお話ししましょう。

 今日からアブラハムの息子イサクの歴史が語られます。創世記の25章19節からです。ではまずイサクについて少し紹介しましょう。

 イサクは40歳になって父親の親類にあたるリベカを妻としましたね。ところが妻リベカにはなかなか子どもができませんでした。夫イサクは主なる神様に、子どもを与えてくださるように、妻の胎を開いてくださるように、と祈り続けました。それから何と20年の年月が流れたのです。主なる神様は夫イサクと妻の願いを聞いてくださいました。

 20年子どもが生まれなければ諦めてしまいますかね。イエス様は「失望しないで祈り続けるように」と励ましてくださっています。

 さて、どうも妻リベカの胎内には二人の子どもがいるようでした。胎内で大きくなると子どもたちがお腹の中で押し合い蹴飛ばし合っているではありませんか。母のリベカは心配になりました。そして主なる神様に尋ねるのです。「こんなことでは将来が思いやられます。私は一体どうなるでしょう。」

 いつの時代でも母親は子どもの生まれる前から生まれてからもそして成長してからも子どもたちのために思い悩むものなんですねえ。

 しかし「祈りの母に滅びの子はない」ということばを忘れないようにしましょう。

 すると主なる神様は母リベカに答えられました。「二つの国民があなたの胎内にあり、二つの国民があなたの腹から別れ出る。兄は弟に仕えるであろう。」

 やがて出産の時、先に出たのは赤く全身毛深く名前をエサウ「赤い」と名付けました。その後に弟が出てきました。その手は兄のかかとを掴(つか)んでいました。そこで名前をヤコブ「押しのけ者」と名付けました。

 子どもたちの最終の責任者は主なる神様だと言うことです。生まれる前からそして生まれた後も彼らの子孫と民族までも導き支配されるのは実に主なる神様です。ですからこの神様に我が子を委ねたいものですね。

( PBA制作「世の光」2013.2.6放送でのお話より )

******

 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

******

このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする