♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■父と同じ道を / 板倉邦雄

2013年02月27日 | Weblog
2013/2/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「父と同じ道を」という題でお話ししましょう。旧約聖書の創世記26章です。

 さて、父アブラハムの時代にあッた飢饉が息子イサクの時代にも襲いました。イサク一族は父アブラハムと同じように隣の国ペリシテの地に移住することになりました。主なる神様が息子イサクに現れてくださったことが書いてあります。

 そこで神様は三つのことを語られました。第一は、「エジプトへ下るな。このペリシテの地にとどまりなさい。」 第二は、「この地にとどまるならば、わたしはあなたと共にいて、あなたを祝福しこれらの国をことごとくあなたとあなたの子孫に与える。」 第三に、「あなたの子孫を増して、天の星のようにあなたの子孫によって地上のすべての国民は祝福される。」 以上の祝福の約束はイサクの父アブラハムが主なる神様のことばを信じて従って生活したからでした。

 こうして主なる神様のことばに励まされてイサク一族はペリシテ人の土地に住んだのです。

 しかしイサクは父と同じような失敗をしてしまいました。イサクは人々を怖れて自分の妻リベカを妹だと嘘をついたのです。妻だと言いますと殺されてしまうかもしれません。妹だと言えば大歓迎を受けたからです。やがてイサクの嘘はばれてしまいました。

 さて私たちは父親や母親に反発しながらも生きていきます。父や母のようにはならない、と思いながら実は気が付くと父や母と同じような人生を歩んでいることに気づき愕然とすることがあります。そして罪深い自分を気づかされます。と同時に父や母への感謝が湧き上がってくるのではないでしょうか。そしてその背後に摂理の神様が働いておられたことを信仰によって知り、喜ぶことができるのです。

 聖書のことばです。
  「あなたの父と母とを敬え」。これが第一の戒めであって、次の約束がそれについている、「そうすれば、あなたは幸福になり、地上でながく生きながらえるであろう」。
   エペソ人への手紙6章の2節と3節

( PBA制作「世の光」2013.2.27放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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