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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■御国がきますように /関根

2011年01月25日 | Weblog
2011/1/25放送

世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 今日もさわやかな一日を過ごしていきたいですね。

 イエスキリストが弟子たちに教えてくださったお祈り、「主の祈り」について今考えています。 今日はその中の「御国が来ますように」というお祈りを御一緒に考えましょう。

 「神様の国が来ますように」ということは、それは「神様が私の人生を支配してくださいますように」という祈りでもあるんです。イエス・キリストは公の活動を開始されたとき、ま、開口一番、「悔い改めなさい。天の御国が近づいた」と言われました。

 またある時イエス・キリストはこんな質問を受けられました。 「神の国はいつ来るんですか。」 するとイエス様はこう言われたんですね。 「神の国は人の目で認められるようにしてくるものではありません。 そらここにあるとか、あそこにあるとか言えるようなものではありません。 いいですか神の国はあなたがたのただ中にあるのです。」 このように言われたんです。

 神の国はまず最初に罪を悔い改めることによって近づくのだと言われたんです。 そして神の国は神様を信頼し従う心の中に来るのだ、とも教えられました。 もちろん聖書は心の中に到来する神の国ということとは別に、この世の終わりに神の国が到来する完成があるという事も教えています。

 それではイエス様が教えられたこの「御国が来ますように」という祈りは私たちにとってどんな意味があるのでしょう。

 私たちは誰も弱さを持っています。 自分の心を見るといろいろなものが支配しているなあという事を感じることがありますよね。 時には妬みが支配し、憎しみが心を覆い、空しさが心を覆って、生きる勇気を失わしてしまっている。 また自分勝手な心が支配しているという事もあるし、思い煩いや心配が心を支配しているということもありますよね。

  だからイエス様は「御国が来ますようにと祈れ」と教えられたんです。 それも繰り返し繰り返し祈りなさいと教えられたんです。 「神様、あなたの愛が今日も私の一日を支配し、その愛に生きる事ができますように。神様、あなたの与える安らぎが、私のこの一日を覆っていきますように。 私の行動のすべてに神様の守りが、そして神様の支えが、神様の御手が注がれますように。 私の自分勝手な心が私を支配するのではなく、愛と真実に満ちた神様が、今日も私の心の真ん中にいてくださいますように。」 そんな祈りなんですねえ。そんな祈りが溢れる世界をあなたは想像することできますか? そこには本当の神の国の到来があると思いませんか?

 (PBA制作「世の光」2011.1.25放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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