♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■決して変わらないお方

2011年01月04日 | Weblog
2011/1/4放送

 世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。 今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。 

 聖書のことばを最初に紹介しましょう。
 
 ヤコブの手紙1章17節 
すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません。

 ここで示されている父というお方、それは天地を創造された神様のことなんですね。 先日ある集いでお話をさせていた時、ま、こんな質問をしたんです。 「皆さんは神様を私のお父さんと考えたことがありますか?」 ま、こんな質問をしたんです。 すると一人のご高齢の方が首を横に振って、「とんでもない。恐れ多くてそんなふうには考えたことがありません。」と言われました。 しかしその方はですねえ、その後、こう言ったんです。 「でも教会に来てみると、お祈りの中で、神様に向かって『天のお父様』って祈っているのを聞いて、聖書の神様は不思議なそして親しみやすい神様だなって思いますねえ。」 こうおっしゃっていたのです。 

 あなたは神様を「私のお父さん」と親しく呼びかけることがありますか? このお父さんは決して変わることのないお方だと聖書は記しているんです。

 私達は移り変わる、ま、四季折々の風情を楽しみます。 今は冬ですけれども、木々は葉を落とし、山は茶色にかすんでいます。 しかし冬が過ぎ春が来ると芽吹き始め、暑い夏が、そして秋に向かう。 ま、四季それぞれの美しさ、移り変わりの美しさというものがありますよね。 ま、日本人はその移りゆくその姿に寂しさや哀れさを表現し、沢山の詩歌を、まあ詠んでいくわけです。

 しかし人が生きて行くとき、信頼とか希望とか愛などがコロコロ変わってしまったらどうでしょう。 これは真実なのですと言われていたことがいつの間にか変わってしまったら何を信じたら良いのかわからなくなってしまいますよね。 人が移りゆくこの世の中で生きていくとき、決して変わることのないものをしっかりと持っていくこと、これは人生の大きな土台となるのです。

 聖書のことばを思い出してください。 「父には ---天地を創造された神様には--- 移り変わりや、移り行く影はありません。」と聖書は教えています。 時代は変わります。 流行も変わります。 体制も変わります。 自然も変わります。 変わらないものなど何一つありません。しかし変わることのない方が、愛なるお方がいると聖書は教えているんです。 ですから決して変わることない方を信頼し、神様に向かって、「天のお父様」と親しく語りながら生きて事を選んでいきませんか。

 (PBA制作「世の光」2011.1.4放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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