■祝福があるように

2011/1/19放送

　世の光の時間です。いかがお過ごしですか。羽鳥頼和です。

　キリスト教会の礼拝では最後に祝祷という祈りをします。　祝祷とは祝福の祈祷と書きます。　この祈りは日曜日の礼拝の最後にする特別な祈りです。　礼拝を終えて世に出て行く人々の歩みの上に神様の祝福があるように、という祈りなのです。　この祝祷としてよく唱えられるのが旧約聖書の民数記6章24節から26節のみことばです。　その祈りのことばを読んでみましょう。

　『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
　　主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
　　主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

　この祈りの言葉は神様がこのように祈りなさいと教えられたものです。

　イスラエルの民は間もなく荒野への旅に出ようとしている時でした。　神様はイスラエルの民が旅に出るに当たって、旅する時、進んでいく時の順序や宿営の仕方など、大切な旅の準備を教えられるとともに、その旅の中で神様に仕えるレビ人の奉仕の分担なども教えられました。　そして旅の準備が神様によって整えられてきました。　準備が整った時、神様はイスラエルを祝福して旅に送り出そうとされたのです。

　キリスト教会で礼拝を行います。　礼拝は生活の中心となる最も大切なものです。　その礼拝が終わると、人はこの世での旅に出て行くのです。　その旅に出る前に神様の祝福を祈るのです。　民数記のみことばでは、神様からの祝福はあなたを守り、あなたに恵みを与え、あなたに平安を与えるということがわかります。　あなたの歩みの上にも神様の祝福がありますように。

　毎週日曜日にキリスト教会では礼拝を神様に捧げこの神様からの祝福をお祈りしています。あなたも教会の礼拝に出て、この祝福を受けてください。

　『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
　　主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
　　主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』

　　( PBA制作「世の光」2011.1.19放送でのお話より )

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