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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■愛はすべてを完全に結ぶ帯/村上宣道

2011年01月17日 | Weblog
2011/1/17放送

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。

 世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。えー、今日1月17日ですけれども、今から16年前ですねえ、つまり1995年の1月17日、阪神淡路大震災の起きた日なんですね。で、このときには、そのうボランティアの炊き出しで被災者の方々はとても励まされたというんですけれども、この善意をいつまでも忘れないようにということでですね、この日を「おむすびの日」と定めているんだそうですねえ。で面白いと思いましたね。そしてまたこの事から、このときはボランティア元年というふうな言い方もされたりしますが、要するに被災に遭った方たちと善意のボランティアの方たちとを結び合わせたそういう意味合いもそこにあるのかなあっていうふうに思うんですけど、「おむすびの日」というのは面白いなと思いましたですねえ。

 で、私はそのことを思いながらですねえ、あ、聖書の中にも「おむすび」が出てくるなあって思ったんですねえ。ま、ご飯を食べるあの「おむすび」ではないんですけども、ちょっと聖書を読んでみたいと思いますが、コロサイ人への手紙の3章というところにですね、ちょっと前の方から読んでみますと、

 「あわれみの心、慈愛、謙そん、柔和、寛容を身に着けなさい。 互に忍びあい、もし互に責むべきことがあれば、ゆるし合いなさい。主もあなたがたをゆるして下さったのだから、そのように、あなたがたもゆるし合いなさい。 これらいっさいのものの上に、愛を加えなさい。」(3章12-14節 口語訳聖書)

 そのあとですね、「愛は、すべてを完全に結ぶ帯である。」(14節)というこの言葉ですね。

 えー、「おむすびの日」というのが被災された方々と善意の方たちとをこう結んだということを何か象徴的に思わせるものがありますけども、私たちの生活中でもですね、いろいろな人と人との間でも何かをやってくときでも難しいことがあったりするわけですけれども、先ほど読んだ聖書のことばにあるように、互いに赦しあう、責めあうことなしに、そして寛容の心をもってというような。つまり愛こそが本当はバラバラかもしないものを結び合わせてくれる帯のようなものだというふうに書いてあるわけなんですね。そういう意味で私たちはこう今日もですね、愛をもって結ぶそういう役割を果したいなと思うんですね。

  ( PBA制作「世の光」2011.1.17放送でのお話しより)


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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