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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■力ある避け所

2011年01月07日 | Weblog
2011/1/7放送


世の光の時間です。お変わりありませんか。岩井基雄です。2011年が始まり、一週間が経ちました。1年をどんなスタートで始められたでしょうか。早速ご一緒に旧約聖書の詩篇を味わいましょう。

今日の詩篇は46篇です。1節、2節をお読みします。

 「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。
それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。


 この詩篇の作者は自分の立つ地面が揺り動かされ変わるはずがない、と信頼していた何かに裏切られるような経験をしたのでしょうか。 彼は苦しみの中にあって聖書が語る神こそが「私たちの避け所であり力である」と告白しています。

 また、「神はわれらの避け所、また力」との表現は、「神は我らの力ある避け所」とも訳すことができます。 単に苦しみから逃れる場所なのではなく、神様は力強い力ある避け所であり、苦しみの中にあって揺り動かされるような悲しみの中にあって本当に信頼できる助けなのだと告白しているのです。

 私たちは思いがけない事柄に遭遇し、悲しみや痛みの中に投げ込まれるようなことを経験します。 聖書が語る神様は私たちを苦しみに遭わせないとは言っていません。 苦しみはやはりあるのです。 しかしその苦しみや悲しみの中にあってこそ本当に神様がともにてくださることを知っています。 そしてその中で神こそ力ある避け所であり、真の助けであることを経験してきた。それゆえどんなことも恐れる必要はない、というのです。

 あなたが今どのような苦しみや悲しみに出会っておられようとも、あなたにも力ある避け所、真の助けは用意されています。 神様はあなたを愛しあなたを守り力を与えよと待っていてくださいます。 ですからあなたも恐れる必要がないのです。

 ではもう一度お読みします。

 「神はわれらの避け所、また力。苦しむとき、そこにある助け。
  それゆえ、われらは恐れない。たとい、地は変わり山々が海のまなかに移ろうとも。


 その愛に答えてあなたも神のみもとに行き、神様の力強い守りを自分のものとしませんか?


   (PBA制作「世の光」2011.1.7放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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