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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主にだけ仕えよ /福井 誠

2011年01月27日 | Weblog
2011.1.27放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「主にだけ仕えよ」です。それではマタイの福音書4章10節から読んでみましょう。

 「あなたの神である主を拝み、主にだけ仕えよ。

 イエス・キリストは公に宣教活動に入る前に荒野でサタンの試みを受けました。既に二つの試みについてお話ししましたが、今日はその最後の試みから教えられていきましょう。

 さて悪魔は非常に高い山にイエスを連れて行き、この世のすべての国々とその栄華を見せて言いました。
 「もしひれ伏して私を拝むなら、これを全部あなたに差し上げましょう。」(マタイの福音書4章9節)

 イエスはこれをどんな思いで聞いていたことでしょうか。イエスは私たちとは違って、この天地をお造りになり、やがてすべての国々を支配されることになる神の子です。何も悪魔に頼まなくても、神に従っていれば悪魔が見せたものはすべて手に入るのです。それなのにどうして悪魔は神よりも自分を拝むようにと勧めたのでしょうか。

 それは神の子であるイエスの支配権が確立するためには十字架の道を通らなくてはならなかったからです。イエスは神の子としてこの地上にお生まれになりましたが、やがて天に上り神の右の座に着座される前に全人類の罪の救い主として十字架で死に、復活しなくてはならなかったのです。

 神に従う栄光の道には苦しみと痛みが伴いました。そこで悪魔は、わざわざ十字架の苦しい道を通らなくても良いではないか、神に従う道は苦しいぞ、しかし私を拝めば楽にその支配権が手に入る、とささやいたのです。

 最後の誘惑、皆さんだったらどう対処されることでしょう。イエスはその誘惑を退けられました。あえて神が定められた苦しみの十字架の道を通られました。神に従って、私たちの罪の赦しのための尊い犠牲となられたのです。

 神はそのイエスをご自分の右の座に着かせられました。

 私たちの心にも悪魔がささやくことがあることでしょう。楽をせよ、近道をせよ、と。しかし真に尊いわざは苦しみや痛みの中で神に従うことで生まれるものです。神のことばにしっかり従う歩みをさせていただきましょう。

  ( PBA制作「世の光」2011.1.27放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



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