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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主を試みてはならない

2011年01月20日 | Weblog
2011/1/20放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「主を試みてはならない」です。それではマタイの福音書の4章7節から読んでみましょう。

 あなたの神である主を試みてはならない。

 今日も先週に引き続いて、イエスの荒野での誘惑の物語からお話したいと思います。

 サタンはもう一度イエスを誘惑しようとしました。イエスをエルサレムに連れて行き、一番高いところに立たせてこう語ったのです。「あなたは本当に神の子なのですか。神の子なら、ここから飛びおりてみてはどうですか。 聖書には、神が御使いを送ってあなたを支え守られれるようにしてくださるとはっきり書いています。その通りのことが起こればあなたが神の子であるということも一目瞭然でしょう。」というわけです。

 イエスはこの二度目の誘惑に対しても実に冷静に対処し、私たちが理解すべき大切な教えを説いています。イエスは言いました。

「聖書にはあなたの神である主を試みてはならないとも書いてある。」と。

 サタンはイエスが神の子であることを試すようにそそのかしましたが、イエスはこの機会に神を試みることの愚かさを教え諭すのです。サタンがイエスを誘惑するために用いたのは旧訳聖書詩篇91篇のことばです。その詩篇は実に素晴らしい神の愛と守りを伝えています。少し読んでみましょう。

 主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。(3節) 

 わざわいは、あなたにふりかからず、えやみも、あなたの天幕に近づかない。(10節)

 彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げよう。(14節)

 神様はいつも私たちに最善を尽くし守り手・助け手となってくださるお方です。 しかし、神様が本当に私たちを守ってくれるかどうかを試すのは愚かなことだとイエスは言うのです。

 盲信や狂信ということばがあります。 信仰の名のもとに、しばしば極端なチャレンジがなされることがあります。 しかし神は無謀な冒険者の守り手・助け手ではありません。 良識ある聖書の読み方をし、良識のある信仰の歩みの上に主の守りと助けがあることを期待してまいりましょう。

  ( PBA制作「世の光」2011.1.20放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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