23日(金)、今日は県庁で文書問題調査特別委員会の傍聴、兵庫県競馬組合議会の定例会などに出て、夜は加東市新町の盆踊りに参加した。
今日の百条委員会(第5回)は、3号館7階大会議室で県職員の証人尋問が秘密会(非公開)で行われた。9時45分に開会し、証人尋問の進め方などについて確認したのち、10時から1人50分程度の時間配分で、午前2人、午後4人の計6人の職員に対する尋問が行われた。尋問は、委員長、各会派の委員の順で各会派の持ち時間内で行われた。冒頭の証人の宣誓では、委員、傍聴者(議員)等も起立した。今日は証人の人権などに配慮して非公開とされ、報道の記者やカメラはなく、また、一般の傍聴もなかった。全ての証人の尋問が終わったのは午後5時40分頃だった。
職員アンケート結果の中間報告は、委員会の了承を得て、12時に公開された。すでにマスコミがその内容の一部を取り上げ報じていたが、公開された資料には、各項目についての記述があり、全部に目を通すだけでも相当の時間を要する量だった。五百旗頭さんの急逝、知事のパワハラ、知事選の事前運動、贈答品受け取り、パーティー券購入依頼、祝勝パレード寄付金集めなどについての目撃、伝聞などについて、自由記述の回答が挙げられていた。
今日は、非公開の趣旨から、傍聴者に於いても尋問内容についての秘密保持を、との奥谷委員長からの注意があった。ここでも詳細を書くことはできないが、各委員の尋問に対する証人の証言には、傍聴席から、驚きやため息などが出るケースもあった。尋問はアンケートにもとづいて行われており、パワハラと受け止められる知事の行為、告発文書に対する調査や処分の詳細な経緯と知事ら幹部の指示、贈答品の受け取りの際の詳細等々、それぞれ証言により、詳細な事実が次々と明らかになったと思った。特に公益通報者保護に関する点では、知事、幹部らが最初から処分のための調査を指示し、進めていたことが今日の証人尋問ではっきりしたと思う。
30日の証人尋問で齋藤知事は何と答えるのだろうか。今日、アンケート結果の中間発表、県市長会からの要望を受けての記者会見では、「4割の職員が伝聞なども含めて回答があったことは、これまで3年間しっかり取り組んできたのに残念だ」「(文書問題について)これまでの県の対応は適切だった」「これからは、職員とのコミュニケーションを感謝の気持ちなどをもってやっていきたい」などと語っていた。知事の姿勢はこれまでとまったく変わっていない。
今日は、午後2時から3時30分まで、県庁近くの私学会館で開かれた兵庫県競馬組合議会に出席した。競馬組合は、兵庫県、尼崎市、姫路市で構成される一部事務組合で、6月の県議会本会議で組合議会議員に選任された。今日は全員協議会、定例会が行われ、私が議長に選出された。
夜、加東市新町地区の盆踊りに参加し、踊りの輪に加わり、地域の皆さんと一緒に踊ったり、地区の皆さんと、県政、国政、そしてアメリカの大統領選に至るまで幅広い話題で盛り上がった。