百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

学校オープン、スポーツ賞表彰式、社会系学会・・・

2010年02月24日 04時34分34秒 | インポート

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  21日(日)、朝8時15分過ぎに加東市立東条西小学校に行く。日曜だが、今日は学校オープンでファミリー参観日になっており、子ども達は朝の活動で掃除をしていた。校長先生から学校や子ども達のようすを聞く。今日は授業参観と教育講演会の組合せで、女子マラソンランナーの松尾和美さんが講師の予定だ。校区のスポーツクラブ21東条東・東条西と同校PTAの主催で開催される。朝の会では各教室で今月の歌を元気よく歌う姿が見られた。そして、校庭には「ハク」と名付けられたひつじが飼われていた。うさぎがいなくなり、六甲山牧場からひつじがやってきたらしい。きっと子ども達は動物の飼育を通してさまざまなことを学んでいることだろう。

 9時30分にはやしろ国際学習塾で平成21年度加東市「スポーツ賞」表彰式・講演会が開催された。スポーツ栄誉賞、功労賞、優秀賞、奨励賞を約70人、10団体が受賞した。その栄誉賞の一人、林久子さんは2009年世界女子パワーリフティング選手権大会に出場し9位に入ったことが評価されての受賞だった。名前が印刷されたTシャツ姿で山本市長から表彰状を受け取っていた。林さんは現在社幼稚園の園長さんでもある。すごいパワーだ。講演は長い間プロ野球の審判をして来られた福井宏さん。会場は受賞者や市民の方で超満員だった。

 同じ時間帯に、兵庫教育大学では昨日から社会系教科教育学会が開かれていた。2日目の課題研究発表のⅢ分科会場の「伝統と文化の教材化」に入室。発表はすでに終わっていたが後の研究協議に出席した。


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加東市高齢者大学閉講式、加東市ゆかりの美術展

2010年02月23日 05時21分36秒 | インポート

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  20日(土)、兵庫教育大学講堂(加東市下久米)で平成21年度加東市高齢者大学の閉講式が行われた。皆勤賞は50数人あったようで皆さん熱心に受講されたということだ。式のあと、兵庫教育大学の梶田叡一学長による記念講演、そして、クラブ・芸能の発表が行われた。

 同じ20日、滝野図書館2階ギャラリーでは「加東市ゆかりの美術家展」がオープンした。オープニングには出展されている作品を寄贈された作者の皆さんも出席した。

 絵画、工芸、書の各分野の約40展が展示されている。加東市にゆかりのある作者・作品の一部ということだが、その厚みにあらためて驚いた。また、よく存じている方も少なくなく、おそらく観に来られる方も身近に感じられるはずだ。陶芸では先日紹介した教え子兄弟の父上の作品も展示されていた。高校時代に美術を教えていただいた先生や同級生の兄上、同じ町内で青年時代まで過ごされた方など身近さを実感する。

 やしろショッピングパークBioで開かれている華道末廣流いけばな展に。いけばなは奥が深いので一つひとつの作品の前に立って圧倒されたり引き込まれたり。目の前にある小世界の大きさ、深さに感嘆する。この日本的な感性が自身の中に呼び覚まされる感じがした。

 


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幼稚園の生活発表会

2010年02月22日 05時50分31秒 | インポート

 18,19日の2日間、加東市立社幼稚園、兵庫教育大学附属幼稚園の2園で生活発表会が行われた。福田幼稚園に続いて参観させてもらった。

 社幼稚園は今太陽光発電装置の工事が行われている。窓から工事の足組が見え園内が騒々しいなかだったが、園児は発表会に向けてお話づくりに一生懸命取り組んできた、ということだった。かえるの卵の冒険話、かさじぞうなど、生活体験や昔話に題材をとり、ストーリーも面白く組み立てられていた。セリフを忘れても友達がこっそり教えるほほえましい場面もあった。歌やダンスも体全体でのびのびと表現できていて日頃の園での教育の成果が十分に発揮できていたように思う。園児の演技を見るお父さんやお母さん、おじいさん、おばあさんも楽しそうに拍手を送っていた。子ども達が話し合い、考えるということがどの程度できるのかなと思っていたが、子どもらしい発想の場面があったりして関心するところだった。

 附属幼稚園でも多くの保護者の参観があり、園児たちはのびのびと楽しんで発表していた。担任の先生ともう一人の先生がついて複数で指導にあたっていたが、それでも先生の動きが忙しく、あらゆるところに目が行き届いて、プロとはいえすごいものだと感心してしまった。中学勤務時代の教え子が保護者として参観に来ている。附属幼稚園ももうすぐ創立30周年を迎えるが、地域にしっかり根を張ってきていると実感する。


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ひょうご農とくらしの研究発表会

2010年02月21日 06時14分07秒 | インポート

Photo 19日、神戸国際会議場で平成21年度ひょうごの農とくらし研究発表大会が開催され、県下各地から農漁業の生活研究グループなど関係者約500人が集まった。

 主催者あいさつ、来賓祝辞に続いて研究活動コンクールの表彰が行われた。県下各地から15点の応募があり、審査の結果、知事賞、議長賞、など優秀だった3人と3つのグループが選ばれた。もとは農漁村の生活改善グループの活動として始まり成果を挙げてきたが、現在は研究グループとして、食と農漁業、環境などのよりよいあり方を研究しているとのことだった。会場には北播磨の加工グループの皆さんの姿や加西農業改良普及センターの姿があった。矢尾田副議長は祝辞の中でこの農業改良普及センターの果たしてきた役割を高く評価したいと強調された。

 入口には、受賞された個人・グループのつくられた農産物やお弁当、パンなどが展示されており、大いに食欲をそそられた。

 


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冬まつり、蔵まつりで身も心もあったか

2010年02月17日 05時09分27秒 | インポート

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 14日、「あったか加東冬のまつり2010」が開催された。会場は市役所滝野庁舎、播磨中央公園、神結酒造・高徳銘醸、ぽかぽ温泉、にぎわいプラザなど加東市の滝野地区の各施設を結んで行われた。

 この「冬のまつり」は旧滝野町時代に始まり、加東市になって商工会、観光協会が中心になってさらに盛大に開催されてきたものだ。今年はケーブルテレビの中継放送や「加東伝の助プレミアム商品券の抽選会」なども行われ会場は訪れた多くの市民で大いに賑わった。

 オープニングは水龍会の太鼓。続いて抽選会や「伝の助応援歌」発表など行われた。また、会場では滝野中学校の生徒や滝野東、南小学校の児童・PTA、商工会女性部・青年部、ボーイスカウトなど地元の各団体、グループによる屋台が並び、食べ歩きで胃袋もあったかになる。ぜんざい、やきもち、フライドポテト、ミニカレー、豚汁・・・胃袋が牛並みに4つほどなければ食べきれない。

 午後は下滝野の神結、高徳の酒蔵を訪ねる。2つの酒蔵が隣り合うようにある。どちらも酒蔵を開放して見学会が行われていた。搾りたての生酒をいただくのだが、運転なので辛抱する。神結酒造では、会場の一角で陶器の販売が行われていた。東条秋津窯の藤村兄弟の作品である。中学校に勤務していた頃の教え子だ。去年買ったコーヒーカップが気に入って、もう一つ同じような感じのものを買った。二人が亡きお父上を継いで窯を守っている姿が頼もしく嬉しく思った。そう、神結、高徳の2つの酒造家も教え子の家である。長い付き合いをしていきたい。

 滝野の冬まつりは回を重ねて市民の認知度も上がってきたのではないだろうか。今日も社や東条の方の顔を多く見た。しかし、市内はもちろんだが、むしろ、北播磨全域、或いは神戸などの都市部からの誘客を増やしたい。近くの田舎のうまいもの、温泉を楽しめる冬の祭りをさらに工夫し磨きをかけていきたいものだと思う。

 午後、やしろBIOショッピングセンターで開かれた加東市高齢者大学のクラブ活動作品展を見学した。習字や編み物など力作が展示されていた。高齢者大学の活動を記録した写真も展示されており、研修や旅行など一年間の活動を一目で見ることができた。書道の展示品の中で、教育勅語があった。あらためて声に出して読んでみると身も心もきりっとした感じになった。

 夕方、滝野運動公園内のスカイピアで開かれた加東軟式野球協会の学童の部の代表者会議に出席した。


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福田幼稚園の劇あそび

2010年02月16日 05時32分48秒 | インポート

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 13日、加東市立福田幼稚園の表現活動の「劇あそび」を参観した。いつものように箒を持って駐車場整理をするT氏の姿があった。駐車場の看板表示もT氏の手製である。隣接する福田小学校の行事でも同じように駐車場の整備などをして迎えていただく。T氏は学校周辺の草刈りや近くの平池公園の草刈りなどの奉仕活動をもうずいぶん長くやっておられる。頭が下がる。

 「げきあそび」は幼稚園での一年間の生活体験をもとに園児たちが相談をしながらいわば創作した劇であるという。りす組は「かえるくん、かえるおうこくにいく」。年長のうさぎ組は「ミラクルやさいとカラスがであったひ」である。ともに30分以上の長編劇で、よくまあやるものだと感心した。福田幼稚園ではふだんから「話し合い」の場面を大切にしているということだったが、以前にそういう指導の場面を参観しているので十分納得できることだった。表現力もなかなかのもので、とにかくみんなが楽しそうに力いっぱい表現していることに拍手を送った。また、背景の絵を描いた小道具も素晴らしい表現力だと思った。特にカラスの絵はよかった(写真)。

 最後にPTAの合奏、手話歌の発表もあった。子どもたちも大喜びだったが、若いお母さん方の豊かな表現力にも大いに感心させられた。34名という小さな幼稚園だが、その少人数指導の良さが発揮されていると感じた。


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自民党県議団農業振興議連の農業現地調査

2010年02月15日 05時29分50秒 | インポート

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 12日午後、兵庫県議会自民党農業振興議員連盟・農政環境部会によるJA兵庫南の加古川市域の2ヶ所の農業法人を訪問し、その取り組みを視察した。

 最初に訪問したのは(株)ふぁーみんサポート東はりま。JA兵庫南が平成19年7月に設立した農業法人で、農業の担い手の高齢化、後継者不足、農地の遊休化・耕作放棄田の増加といった課題に対処するため、JA自身が地域における意欲ある農家の一員として営農組合や担い手と連携しながら、そして、その補完的な役割を果たしていくことを目的にして設立したものである。実際に地域によっては営農組合が組織されていない地区もあり、小規模農家の組合員からの様々なニーズに対応する必要性があったことも設立の大きな理由だという。事業として、JAが受託した農作業の一部を再受託したり、その他、水稲育苗、野菜育苗、きのこ特産開発にかかる栽培管理、ふれあいプラザ・会議室の管理などを受託している。また、後継者や新規就農者の育成事業など、地域の農家・農業を支えながら、次代の担い手を育成する事業にも積極的に取り組んでいる。

 次に八幡営農組合を訪問し、「ふぁーみんSHOP八幡」も視察した。八幡営農組合は加古川市八幡町の6集落642戸全農家加入で設立した農事組合法人である。代表理事の芦原さんから設立の経緯、現状、課題等について具体的な事例を挙げてわかりやすく説明していただいた。GIS(地理情報システム)を活用しての圃場管理や生産から加工、販売までを一貫して行う六次産業化に積極的に取り組むなど地域農業の課題に対処するとともに次の時代の農業の在り方を見すえた農業経営に取り組んでいる。雇用の面でも給与、社会保険やボーナスの支給についても十分に配慮されていることに驚いた。そうは言っても補助金がなければ成り立たない(黒字にならない)というのが実情であり、そういう意味でも営農組合が各種補助事業の主体となるように行政やJAとの情報交換、支援は欠かせないということだった。

 その後、さらに懇談を行い意見交換を深めたが、食糧や水、農地をめぐって世界で起きている争奪戦の状況や翻ってわが国の食糧自給率の低さや年々減少する米の消費量、米価の低迷、担い手不足など農業の直面している深刻な状況について熱い議論が交わされた。


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建国記念の日-厄神祭、野球協会、福祉大会、大日祭・・・

2010年02月14日 06時46分04秒 | インポート

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 2月11日は建国記念の日。朝、玄関に国旗を掲げる。戦前、2月11日は紀元節だった。戦争に負け、国民の祝日法が制定されるときには、GHQの圧力によって紀元節は否定されなくなった。しかし、講和独立後、国民の多くが望んだのが紀元節の復活だった。建国を祝う日をもつことは独立国家のしるしでもある。圧倒的に多くの国民の熱望により昭和41年に建国記念の日が祝日に加えられた。しかし、2月11日をめぐっては、紀元節復活に反対する左翼勢力によって論争が起きた。学生時代には紀元節復活反対を叫んで左翼が集会などを開き、一方、民族派は紀元節奉祝運動を展開して我が国の建国の歴史に関して論争が起きていた。今はマスメディアにそうした話題もほとんど上がってこない。自国の建国の歴史にもっと国民の関心が高まることがのぞましい。自国の国柄や文化、そして独立・主権といったことへ関心をもつ契機となるからだ。自国の建国の日をどのようにして祝えばよいのか、そうしたことも分からないままになってしまう。せめて、公も私にあっても国旗を掲げて祝意を表する、ということを徹底したい。その上で、建国を祝う式典や行事を開催したり、参加できるようにしたい。また、学校教育では祝日の意義を指導することになっているが、建国記念の日の意義をしっかりと教えて、自国に対する愛着や誇りを持たせるようにしたい。さらに神社などでは紀元(節)祭が執行されているところもある。いずれにせよ、この日をお祝いするという内容の伴った日にしてかなければならないと思うところだ。

 さて、私はこの日、まず、加東市河高の八幡神社に向かう。厄神祭が行われている。地区の皆さんが、うどん、おでん、ぜんざい、ゆで卵などを接待しておられる。生憎の天気だが、次々と参詣の人が訪れていた。また、山の上では恒例の賽銭まきが行われていた。

 11時、加東軟式野球協会が主管して東播地区の協議会が開催された。22年度のスケジュールなどを決めていく大切な会議だ。加東の協会が誕生して2年が過ぎた。先輩協会の支えを受けながら一歩一歩基盤づくりが進んでいる。

 午後1時30分には社福祉センターで加東市福祉大会が開催され出席した。2年に1回開催される。会場は満席。オープニングでは滝野中の有志による手話歌が披露された。滝野東小に勤務していた頃の小学3年だった子どもたちが立派な中学生になって出演していた。拍手に思わず力が入る。

 雨が次第に激しくなる中、加東市上久米の東光寺へと向かう。大日祭が開かれており、雨の中多くの参詣の人が傘を開いて護摩焚きの儀式を見守っていた。雨が強くなったり弱くなったりするなか、山伏の皆さんによる儀式が一段落し、いよいよ火渡りの儀式が行われた。参詣者も素足になり渡る。私も渡らせてもらった。順番を待つ間の田圃に溜まった冷たい水から一気に炭の上へ。熱さはまったく感じなかった。

 今年は雨の建国記念の日だった。国の建国を祝い、歴史と伝統、そして福祉の向上への思いを強くした一日になった。


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消費者団体協議会ひろば展、教え子、嵐

2010年02月11日 06時29分35秒 | インポート

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 10日、多可郡多可町中区の多可町文化会館ベルディホールで平成21年度東播磨消費者団体協議会のひろば展が開催された(写真)。

 少し早めに出発し、多可町でケーキづくりをしている中学校勤務時代の教え子の店をのぞいた。コーヒーを飲みながら教え子の元気そうな姿にうれしくなる。この地から遠い学校までよく通ったものだ。当時から将来はケーキ職人になりたい、と文集にも書いていた彼だが、その夢をしっかり実現している。多可町を訪れる時にはできるだけ立ち寄ってケーキを買って帰ることにしている。

 午後は県庁へ。自民党県議団政調理事会、議員団総会が開かれた。2月議会をひかえて、22年度予算概要説明等が行われた。天気が悪い。夜8時過ぎに車で山を越えていると、嵐のような激しい雨に見舞われた。明日は建国記念の日、というか紀元節である。地元ではさまざまな祭りや集会、会議が予定されている。どうも雨になりそうだ。


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自民党新春の集いで金美齢さんが講演

2010年02月10日 05時57分18秒 | インポート

 9日、神戸ポートピアホテルで兵庫県政を支える各種友好団体との新春のつどいが開催された。出席者が予想を上回る600余人もあり、会場を大きな部屋に変更しての開催だったが、それでも席が足りないほどの盛況だった。

 末松信介兵庫県連会長(参議院議員)の挨拶のあと、講師の金美齢が約1時間講演を行った。金さんはテレビでもおなじみの保守派論客であり、「正論」1月号に日本への帰化についての手記を発表し話題となった。

 講演は、日本は大きい国である、という話から始まった。兵庫県但馬地方への講演旅行の経験から兵庫県は日本の縮図、そして広く大きな県だと認識したとのエピソードを語りながら、日本人自身が日本という国について、「小さな国」という認識を持っているのは間違いであり、日本は大きな国であり、経済的にも豊かな国であり、安定した安心な国であり、その日本に生まれた幸せ、生きる幸せをもっと、もっと理解しなければならない。そして、そうした正しい認識を持たせるのが、リーダーである政治家、教育者、大人の役割であり、保守の原点もまさにここにあると強調された。

 続いて、鈍感な総理大臣である鳩山首相、外国人参政権問題等について民主党、現政権批判を展開しながら、台湾では勤勉、公徳心、向上心、名や和を重んじるといった日本の伝統精神を「日本精神」とよんで大切にしていることを話された。さらに自民党への支持率が一向に上がって来ない理由について、自民党自身の総選挙前の体たらくやマスメディアの偏った報道姿勢への批判も話された。

 あっという間の60分だった。講演のはじめと終わりに壇上で日の丸に向かって深々と礼をされる金さんの姿が印象的だった。


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ものづくりの粋-広島・呉で

2010年02月09日 06時04分04秒 | インポート

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 8日(月)、県議会自民党の産業労働部会の管外調査で、広島県の呉市、府中町の”ものづくり産業””産業ツーリズム”などの現場を訪れ調査した。

 新幹線で広島へ。まず訪れたのは(株)IHIマリンユナイテッドの呉工場。日本の造船、航空エンジンの”ものづくり”の現場を調査した。造船所には旧帝国海軍工廠時代以来の歴史と伝統を伝える煉瓦造の建物や戦艦大和を建造したドック、その大屋根なども残されていた。ドックには建造中のタンカーなどの巨大な船というか「鉄の構造物」が聳え、目もくらむほどの高いクレーンが何基も動いていた。造船所の現場を見るのは初めて。実際に建造中の船の操舵室まで上がらせてもらったが、エレベーターで上ったその高さはビル9階にもあたるという。その巨大さとともに精緻な技術にあらためて驚嘆した。デッキからは呉の港内、市街が見渡せる。自衛艦群、造船所、傾斜地に立ち並ぶ家並みと海上自衛隊の建物。呉工場ではもう一つ航空機のジェットエンジンの製造現場も見学した。世界のジェットエンジンの約7割にこの呉工場で作られている部品が使われているという。精巧さが必要とされるのは言うまでもなく、それを支える高い技術、研究開発等がここにあるということに感動した。

 こうした造船やエンジン等ものづくりの背景というか、基盤には戦前からの歴史と伝統がある。戦艦大和の建造技術は戦後日本の復興にも活かされた高度なものであったという説明を大和ミュージアムで知ることになった。午後、大和ミュージアムで産業ツーリズムの実際を見学した。展示館には本物の10分の1のスケールの戦艦大和が展示されていた。甲板の板は戦前本物の板を張った大工さんが再び一枚一枚張ったという。すべてが精巧そのものに再現されている。いつまでも見ていたい思いだった。世界最大の46センチ砲に使われた弾も展示されていた。射程は46キロ、90秒で飛んだ。そうした説明を名調子で案内してくれたのがボランティアガイドさんだった。その語りにどんどん引き込まれてしまった。

 3つめの調査はマツダの工場。ロータリーエンジンで知られるマツダの本社は広島市に囲まれた安芸郡府中町にある。その広大な敷地には生産工場、発電所、倉庫、輸出ブースなどがあり、一つの町のようである。マツダではエコカー開発でエンジンの改良や部品の軽量化による低燃費を徹底的に追求し続けリッター32キロを実現している。さらに水素自動車の開発にも取り組んでいる。ミュージアムでは戦前の三輪自動車からキャロル360,コスモ、ボンゴなど懐かしい自動車が展示されていた。生産現場を見学したあと、次世代環境車の展示も見せてもらった。

 日帰りの忙しい調査だったが、その内容は濃密だった。ものづくりの現場、そうした日本の歴史と伝統をもとにした産業ツーリズム、次世代環境自動車の開発への高い志を実感した一日だった。


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駅伝、加東歴史の会

2010年02月08日 04時38分08秒 | インポート

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 朝起きてみると、昨夜に散らついた雪で家の北側の道がうっすら白くなっている。しかし、天気はよさそうだ。今日は兵庫県郡市区対抗駅伝大会が加古川市で開催される。また、県立社高校男子バレー部が春高バレーの兵庫県予選決勝で市立尼崎と対決する。私は加古川市で開催される県会議員の集いに出席し、午後は加東歴史の会の例会に参加、夜は地元社三区の役員会に出席することになっている。

 予報通りの快晴となり、加古川の流れがまぶしく光っていた。河川敷コースに下りて応援をする予定だったが、スタート時間まで待てないので断念した。各市のテレビ局のカメラがコース沿いに設置され、選手が走ったり体操をしているようすをみながら集会へ。

 午後、加東市にもどり加東歴史の会の例会に出席した。少し遅刻したが、研究報告には間に合った。今日のテーマは「加西の石仏」だった。加西市には数多くの石仏がある。有名なところでは古法華の石棺仏で、日本最古級の石仏だ。また、北条の五百羅漢も有名だ。報告では市内各地の石仏についての映像と資料、解説で詳しいところまで知ることができ、充実した時間を過ごすことができた。加東市歴史の会では、毎月1回の研究報告、現地調査などが行われているが、なかなか日程が合わずに出席できずにいた。古代から中世、そして近世におよぶ加西の石仏の歴史を知ることができ、石仏への興味はもちろんだが、その加西市の歴史の古さそのもにあらためて驚いた。


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マラソン、のこぎり音楽、人権

2010年02月07日 05時58分25秒 | インポート

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 朝、庭はうっすらと雪化粧。土曜日だがオープンスクールのため子ども達が登校する。加東市立社小学校では恒例のマラソン大会が行われた。見守り活動に立っていても今日の子ども達は朝から興奮気味のようだった。低学年の部が行われる頃には再び雪が降ってきた。運動場にはすでに多くの保護者、家族が応援に駆けつけ、雪の舞う中、走る子ども達にさかんに声援をおくっていた。校長先生も一緒に走って子どもを励ましておられた。「絶好のマラソン日和りですね」と声を掛けると、「最高!」と笑顔の返事が返ってきた。滅多に降らない雪の中でのマラソン大会。子ども達もよく頑張っていた。

 滝野東小学校でも学校オープンが行われた。6年生の総合学習では「感謝」をテーマに子ども達と参観の親が一緒に授業に参加していた。その中で、「家の人に感謝していること」は何か、というアンケートでは、1位は「育ててくれてありがとう」、2位「おいしいごはんをありがとう」、3位「産んでくれてありがとう」という結果が発表されていた。そのあと、担任の先生が「じゃあ、実際にその感謝の気持ちをうしろのお母さんに向かって言ってみましょう」と呼びかけると、何人かの子どもが挙手をして発表する場面があった。しっかりと思いを言えているのに驚いた。先生も思わず涙ぐんでいた。言葉をもらったお母さんも思わぬ我が子の言葉に胸がつまって言葉にならないようだった。男の子も言葉は短かかったが、感謝の思いを発表していた。お母さんはそれで充分といった感じで言葉をかみしめていた。いい授業だなあと心が熱くなるのを感じた。東小ではそのあと、4年生以上の児童と保護者が体育館で稲山訓央氏(滋賀大特任准教授)の「のこぎり音楽」とトークを聴いた。初めて聴いた生ののこぎり音楽だったが、素晴らしく美しい音色だった。のこぎりは小野市で製造された特注のものだという。

 午後、加東市やしろ福祉センターで「人権を考える市民のつどい」が開催された。会場は満員。市内4中学の生徒の人権作文の発表、市内3地区(家原、河高、秋津台)の住民学習実践発表が行われた。社中学の田中さんは助産師さんから赤ちゃんのことを聞いて、命の大切さ、家族の大切さ、感謝の気持ちをあらためてもったことを発表した。4人とも女子生徒だったが、しっかりとした人権感覚を磨いていることに感心させられた。発表のあと、奈良県御所市の西光寺副住職の清原隆宣さんによる講演「人の世に熱と光を!」が行われた。外は寒風が吹いていたが、会場は清原さんの軽妙な語り口と人権への熱い思いで心が温まった。

 夜、BS2チャンネルの熱中時代で、のこぎり音楽の稲山さんの紹介をしているのを視た。今日の演奏とトークの中でも出てきた話を映像で視ることができて、さらに感動した。 


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雪の朝の靖国参拝

2010年02月06日 06時17分26秒 | インポート

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 2月2日朝、東京の街は前夜に降った雪でうっすら白く化粧をしていた。ホテルで朝食をとったあと、出発までの時間に靖国神社まで歩いて参拝した。

 ちょうど私立中学の受験日だったようで、九段坂へ向かう道で親子連れを多く見た。足もとの歩道は所々雪が凍っており、間違っても”すべる”わけにはいかない。

 30分ほど歩いて靖国神社に着いた。その頃には体の中から温まっていた。境内を出勤するサラリーマンが通り抜けていく。その人たちが本殿正面で立ち止まり、深々と、あるいは軽く礼をしていく。決して年輩の人ばかりではない。むしろ若い人だ。その姿をしばらく眺めながら感動している自分に気づく。

 拝殿で参拝する。女子学生と思われるグループがこの早朝から参拝に来ていたのでシャッターを押してもらった。昨年12月のはじめにも上京の折に参拝したが、銀杏が金色に色づいていた頃だった。その折には警察学校の生徒が集団で参拝していたことを思い出す。

 今日は雪の靖国。やがて春が来て境内の桜が満開となる。英霊が誓った靖国に咲いて会おう、という季節がめぐってくる。またその季節に来たいと思いながらホテルへと歩いて戻った。汗がにじんできた。


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北播磨への日帰りバスツアー

2010年02月05日 06時38分19秒 | インポート

 新聞を読んでいると、「やしろ」という大きな文字が目に飛び込んできた。見ると、紙面下段の広告欄に「みどりの風の谷 やしろ鴨川の郷で自然を満喫」と大文字で書いてある。旅行社による日帰りバスツアーの広告だった。ルートは、国宝朝光寺(加東市畑)の特別拝観、やしろ鴨川の郷、上鴨川住吉神社、道の駅とうじょう、国宝浄土寺拝観となっている。

 国宝2ヶ寺の拝観、さらに住吉神社も重要文化財、朝光寺には重要文化財の鐘楼もある豪華なコースだ。そして、やしろ鴨川の郷は周囲を山に囲まれ、美しい池の前には緑の広場が広がる桃源郷のようなところだ。道の駅とうじょうには酒米山田錦を使った名酒をはじめ地元のおいしい産物が並んでいる。いいじゃないですか。「この内容でこの料金!」5800円と安い。

 北播磨には古い歴史と豊かな自然がある。都市部に暮らす人にとっては近くの田舎の良さを体感できる身近で気軽に出かけることができる所だ。ただ、公共交通を利用してという点では不便。こうしたバスツアーの企画があればこの弱点も克服できる。昨年末のクリスマス・イブ・イブの23日、やしろ鴨川の郷でイベントが開かれたが好評だった。今度は昼間に来ていただいて、自然や料理、田舎体験を楽しんでいただきたい、と思うところだ。

 


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