30日(水)、朝、登校見守りに立った。8時30分、淡路島に向けて出発。今日は、「若人の広場」(南あわじ市)で全国戦没学徒追悼祭が行われる。加東市から3名の方と一緒に出席した。
追悼祭は、毎年この「若人の広場」で全国の青年神職の方々によって10月21日(学徒出陣の日)に斎行されているが、今年は天皇陛下即位礼正殿の儀の関係で30日に行われたもの。大東亜戦争で学業半ばにして出陣、勤労奉仕に出られ亡くなられた約20万人の学徒を慰霊する施設として建設された全国唯一の施設である「若人の広場」。阪神淡路大震災で施設が被害を受けて閉鎖されていたが、南あわじ市、兵庫県によって再整備された。
眼下に福良湾から鳴門大橋を見渡す大見山の空は広く晴れ渡り、第25回目の追悼祭が厳粛に斎行された。追悼する会の永田秀一会長(兵庫県議会議員)の挨拶、兵庫県知事(代理)の追悼文奉読などに続き、海上自衛隊の喇叭隊の吹奏や靖国神社仕女による神楽奉納、玉串奉奠などが行われた。仏教界、キリスト教関係者の読経、歌の奉唱も行われた。
若人の広場の整備に関しては特別の思いをもって県議会でも取り上げてきた。来年は戦後75年の節目の年を迎える。各地にある戦没者の慰霊施設の維持、保存に課題について真剣に取り組んでいかなければならない。
永田会長が挨拶でふれられたトンビが今年もペン先のモニュメントの上空を大きく悠々と何度も旋回していた。
夜、加東市内で看護連盟の北播磨支部の皆さんと北播磨の看護についての意見交換会に出席した。各病院、高齢者施設などの看護、介護の現状や課題について話を聞き、意見を交換した。