29日(日)、朝、加東市内の東条地区では雪がちらつき、うっすら白くなっていた。地区を回ったあと、昼前に加東市畑の朝光寺へ向かう。国宝本堂の屋根葺き替え工事が公開されており、見学に行く。すでに多くの人が本堂前で順番を待っていた。その間に写真パネルや実物展示のところで、関係者から説明を聞くことができた。室町期や江戸時代、昭和の修理の瓦の違いなどに興味が湧いた。
平成の大修理の前は昭和10~12年に行われた昭和の修理。記録が残っていないということだったが、今回の修理で雨漏りもなくなり、長く未来へこの貴重な歴史遺産を伝えることができる。播磨の国宝巡りのバスツアーなどの事業で都市部の人にも人気の高かった朝光寺だ。重文の鐘楼、また多宝塔、そしてつくばねの滝など重要な建造物や自然が見ものの朝光寺。より多くの人に知ってもらえるようにしていきたい。