百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

台風の大雨被害

2011年05月31日 06時05分35秒 | インポート

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 30日(月)朝、昨日の大雨による東条中学校の法面の崩壊現場を見た。グラウンドの野球バックネットのすぐ下から大きく崩壊し、下の溝へ大量の土砂がずり落ち、深い溝を塞いで民家の壁にまで達している。崩れた法面には、排水用の太いパイプが折れてむき出しになっている。目に見える部分だけではなく、続く竹藪も崩れているとのことだった。

 今後、さらに雨が降ると危険な状態だ。東条から吉川にかけての土質がこうした崩れやすいというか、ずりやすいということも聞いていたが、それにしても今回の台風のもたらした大雨が激しかったということだろう。民家の壁で土が止まっているといった状態のようにも見えた。もし、もう少し大規模に崩壊していればと思うとぞっとする。


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雨の中の花と緑のまつり、総会、記念行事、大雨被害・・・

2011年05月30日 06時16分48秒 | インポート

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 28日(土)、加東市社のステラパークでは、加東市花と緑のまつり「花き盆栽展」が開催された。台風2号の雨が心配されたが、計画を少し変更して実施された。会場には花と緑の協会はじめ、多くの団体の出店が並び、雨にもかかわらず多くの人が訪れた。会場の周囲に展示されたさつきの盆栽は見事だった。また、加東市エコ隊のブースでは緑のカーテンになるゴーヤの苗や土が人気だった。29日は残念ながら朝から風雨が強まり中止となった。

 4月5月は各種団体などの総会シーズン。28日は加東市文化連盟の総会、シルバー人材センターの総会が行われ出席した。文化連盟総会のオープニングの3分文化では、フラダンスの披露があった。また、29日には陸上自衛隊青野原駐屯地の35周年記念式典が行われたが、恒例の観閲、訓練展示は東日本大震災支援等の理由で行われなかった。

 29日には台風2号による雨のために加古川はじめ市内の河川が増水した。市内では東条地区で中学校のグラウンドの法面が崩れた。以前から不安定だという話は東条中学校の行事などの時に聞いていたが、雨でこうした被害が出ると、今後警戒をしていかなければならない。我が家の隣の消防団詰所には団員が警戒に出動し、ため池などを見て回っていたが、本格的な梅雨シーズンに入り、大雨にはこれまで以上に警戒が必要だ。


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ふれあいゲートボール、自民党加東市支部講演会

2011年05月23日 05時42分41秒 | インポート

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 21日(土)、加東市の高岡中島池グラウンドでは、滝野地区ゲートボール大会が行われた。グラウンド・ゴルフに押されて人気が低下しているゲートボールだが、この大会は滝野地区の区長会や議員チーム、PTA学校チーム、消防団など各界各層から成るチームが参加して、もちろん、初めての人も多数いて、子どももいて、といった構成で行われる。いつも和やかな雰囲気の楽しい大会だ。周囲はもう田植えの準備が行われている。今にも降ってきそうな天気の下、グラウンドには歓声があがっていた。

 午後、社福祉センターでは自民党加東市支部総会と講演会が行われた。講演会の講師は末松信介参議院議員。演題は、「東日本大震災と日本復興の課題」で、被災地視察の写真や地震発生のメカニズム、地図などを示しながら具体的に現状と復興に向けた課題について語っていただいた。テレビなどで映像はよく見ているが、やはり現地で肌で感じた現状報告には切迫したものがあった。約90分の講演時間では足りない、という言葉に政治家としての責任感と決意、復興への情熱が伝わってきた。


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おひさま-新任教師の家庭訪問

2011年05月20日 07時55分12秒 | インポート

 NHKの朝の連続ドラマの「おひさま」をみている。陽子が国民学校の先生になって、当時の軍国教育の雰囲気の中での新任教師の苦労が描かれている。さて、家庭訪問が始まり、最初の家で出された蜂の子を無理して好物だと言って食べたところ、あっという間にその話が伝わり、どの家でも蜂の子おにぎりやご飯などが出されて困惑というストーリーだった。ところが、放課後教室で一人の女の子が泣いており、わけを尋ねると、家が貧乏だから先生の好物の蜂の子を出せない、と泣きながら言った。はじめの家での行動が思わぬ結果を生んだわけだが、その女の子の家では、大切な砂糖が出て、その甘さは格別だったという話だった。

 30年余り前、新任教師だった頃、私も家庭訪問は緊張と楽しみが同居する複雑な心境だったことを思い出した。先輩教師からのいろんなアドバイスもあった。出されたものは飲め、食べろ、決して断るなといったこともあった。新任、あるいは若い先生なら親も興味津々である。こんな先生やった、お茶飲んだ、何食べた、といったことはすぐ伝わっている。あんたの家できっとトイレやなとか、そんなことまで連携プレーだった。いろんなことがあったが、懐かしく、また、人情豊かな思い出だ。この微笑ましい画面を見ながら、モンスター・ペアレンツの横行する現代と比較してしまった。先生と子ども、そして子どもを間に置いた親との濃い人間関係があった。今ではそうした関係は敬遠されるかもしれない。互いに敬意をもって接するということがないせいかもしれない。


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緑の季節に多彩な催し

2011年05月17日 05時26分03秒 | インポート

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 14,15日の土、日は市内各地で多彩な行 事がわれた。14日の朝、市立三草小学校では恒例の茶摘みが行われた。校舎の南面の傾斜地にひろがる茶畑では、先生や保護者、地域の皆さんが草刈りに汗を流していた。所用のために茶摘みには参加できなかったが、三草小、三草地区ではふれあい広場事業などで世代交流や都市農村交流、地域たんけんなど多彩なふれあい活動が行われている。この日は、県民交流広場事業の東条地域づくり協議会の東条公民館改修竣工式や市連合PTAの総会などが行われたが、所用で出席できなかった。

 15日は、朝から市内各会場で地区親善ソフトボール大会が開催された。滝野総合グラウンドでは同級生がまだ現役プレーヤーで参加していた。頑張りますね。続いて、窪田公民館で開催された県民交流広場事業の社地域づくり協議会主催の「春のフェスティバルinやしろ」に出席。ピアノとマリンバの演奏でオープン、可愛い保育園児や幼稚園児の演技に満席の会場から拍手がおくられていた。屋外では、協議会のスタッフによる、うどん、おでん、フライドポテト、綿菓子などの店が開かれ、にぎわった。

 午後、社公民館研修室で更生保護女性会の23年度総会が開かれた。青少年の健全育成や子育て支援、非行や犯罪のない明るい社会づくりに貢献しておられる更女の皆さんに敬意を表す。その後、上田地区の正覚院本堂で開かれた第6回花まつりコンサートに。本堂は満席だったが、入り口あたりの風通しのよい場所に席をいただき、法話、コーラス、そして、ピアノとマリンバの演奏を堪能した。毎年出席させていただいているが、いつも心が癒される。懐かしい歌などには、なぜかすでに今は亡き懐かしい人たちとの思い出が浮かんできて、涙がにじんだ。


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高齢者大学の開講-講演「心の主食」

2011年05月10日 05時01分08秒 | インポート

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 連休最後の7日(日)、兵庫教育大学(加東市下久米)の講堂で23年度加東市高齢者大学の開講式が行われた。今年も約500人の意欲に満ちた受講生の皆さんが講堂を埋めた。

 開講式では、主催者の加東市を代表して安田市長が挨拶を述べた。市長は東日本大震災に対する加東市の救援活動を詳しく報告し、これからも市民の心を届ける活動を行っていくと述べた。私も来賓として祝辞を述べさせてもらった。連休中の加東市を舞台に繰り広げられた伝統のまつりや新しい交流イベントなどがこれからの文化創造の力強い基盤となるとの実感を得たこととともに、この高齢者大学での学びこそ「ゆとり学習」であり、よき学びの縁を大切にしながら元気に活動されることをお祈りして祝辞とした。

 その後、記念講演が行われた。講師は曹洞宗安泰寺(新温泉町)住職のネルケ無方師。ドイツ生まれで、高校生の頃から坐禅に関心を抱き参禅。大学でも哲学、日本学を学びながら坐禅を続け、卒業後は日本へ。京都大学大学院に留学中に。実践の道を選び、僧侶になる。そうした自己の体験を語りながら、安泰寺での自給自足的な生活をスライドで紹介し、人間にとって大切なのは「心の主食」すなわち、人生の、生き方のバックボーン、基盤となるものと強調された。日本人はどうも米食よりおかずをたくさん食べる生活になれてしまい、すなわち、主食が曖昧になっている、拠り所が曖昧ではないか、という指摘がなされた。それにしても、坐禅をステージで実践して見せていただいたが、その姿勢、形の美しさに感激した。スライドで沢木興道師の坐禅姿を見せてもらったが、実は学生時代に「禅」に関心をもって沢木師の名もずいぶんと聞いていたのでうれしい気持ちだった。

 日本人のバックボーン。連休の間に行われた加東市の伝統行事。数百年の歴史をもち、地域の先人がこれを大切にしながら継承してきた。まさにそこに文化継承、文化創造の基盤がある。そこに加東市の文化的な豊かさがあることにあらためて気付かされた。


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昭和の日-伝の助かるた、道徳副読本を紹介

2011年05月09日 04時44分27秒 | インポート

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    29日(金)は昭和の日。私たちの世代には「天皇誕生日」という感覚が今も強く残っている。大学生時代を東京で過ごしたので、毎年この日には皇居に参賀していた。日の丸の小旗を手に天皇陛下万歳を唱える。昭和天皇の「みんなで誕生日を祝ってくれてありがとう」というお言葉がよみがえってくる。

 その29日が「みどりの日」に、そして「昭和の日」となって、ようやく先帝陛下に、すなわち昭和の時代に近づいた感じがする。朝、自宅玄関に日の丸を揚げて家を出た。

 この日、加東市連合婦人会の総会が開催された。祝辞の中でで、加東市がつくった伝の助かるた、兵庫県がつくった道徳副読本の2つを紹介した。2つの共通点は、「郷土」、「伝統・文化」への親しみ、愛着、誇りなどであり、子ども達のよりよい生き方をめざすものである。何でもそうだが、つくることに力が入って、つくったままというものが多い。しかし、かるたにせよ、副読本にせよ、活用されなければ何の意味もない。機会あるごとに取り上げて宣伝しているが、まだまだ認知度は低い。当分の間、宣伝を続けねばと思っている。

 副読本が図書館や公民館に入った。また、教育委員会にはセットであるので、グループなどで輪読など活用される場合は問い合わせてほしい、ということだった。大人が読んでも充分に役に立つ本だ。


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連休3日間のにぎわい

2011年05月08日 07時59分37秒 | インポート

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  5月3日(火)、憲法記念日。加東市では、五峰山光明寺で花まつり、加古川の名勝闘龍灘では鮎まつり、そして夜には奇岩を舞台に大花火大会、さらに加東市の東部の秋津住吉神社では百石踊りが奉納されるという、伝統のまつり、にぎわいの一日だった。

 5月4日(水)は、県立嬉野台生涯教育センターで30回目の「うれしの春のフェスティバル2011」が開催された。空を覆っていた黄砂も消え、ようやく新緑の山々がまぶしく光るなか、スポーツ、模擬店、ステージ発表など多彩な催しが行われ、多くの人が参加してにぎわった。

 5月5日(木)は、こどもの日。加東市畑の国宝朝光寺では大般若経法要と鬼踊り法会が行われた。国宝の本堂は屋根の修理中で、鬼踊りは駐車場に特設された舞台で行われた。ここにも多くの人が訪れ、数百年の歴史を伝える伝統の鬼踊りを堪能した。

 こうして加東市の三連休は、古い歴史をもつ伝統のまつりと、新しい交流のイベントが満載だった。まさに「山よし、技よし、文化よし」のキャッチフレーズそのままの加東市のすがただった。「まほろば」の「ば」は「広場」の「ば」であり、まつり、イベントなど交流の広場。多くの人が集い、交流し、文化創造の沃地となる、「ば」だと解釈したい。東日本大震災からの復興のためにも西日本が元気でなければ、という思いを持ちながらのまつり、イベントの開催だった。


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