17日(火)、肌寒さを感じる朝。空気も澄んでいる。今日は登庁の時間が早いために見守りに立てなかった。
9時15分から建設常任委員会が開会した。まず、特定テーマ「公共交通」に関して「公共交通の現状」について交通政策課長から説明を受けた。県は今年3月に新しい「ひょうご公共交通10ヵ年計画」を策定しており、人口減少、高齢化が進むなかでの公共交通の在り方について質疑が行われた。
続いて、県の出資等に係る法人の経営状況、9月定例会提出予定議案などについて、企業庁、県土整備部の順に調査を行った。株式会社「夢舞台」の経営状況の報告を受け各委員から質問がなされた。荒木公営企業管理者は「淡路の地域振興への寄与」という夢舞台の原点に立ち返り経営努力を行っていく」と答弁した。県土整備部関係では、道路公社、新西宮ヨットハーバー、まちづくり技術センター、但馬空港ターミナル、土地開発公社、ひょうご埠頭、住宅供給公社、住宅建築総合センターの調査を行った。
さらに閉会中の継続調査事件、「都市政策」について調査を行った。閉会したのは午後1時30分をまわっていた。
県土整備部の調査の冒頭、9月2日と台風18号による被害の報告が行われた。累加雨量、時間雨量とも平成16年の23号台風を上回っており、加東市の加古川沿いの地域の人々の実感と符号していた。報告の中で、佐用、西脇などでの河川改修の成果が出ているとの報告もなされた。ただ、加古川中流の国直轄部の最上流にあたる加東市滝野地域の無堤防地域では逆に増水のために浸水、避難などを余儀なくされている現状があることを忘れてはならない。
午後3時から自民県議団総会。冒頭、栗原議員の辞職について報告があった。9月定例会に関する諸報告、協議が行われた。9月定例会から本会議場の議席が40番に変わることになった。ちょうど真ん中辺りの席だ。総会後、政調理事会が行われ、代表質問、一般質問予定者の発表があった。
こうして長い一日が終わった。すでに外は暗くなっており、ひんやりとする空気の中帰路についた。