百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

福田小オープンスクール、連合婦人会、歴史民俗研究会

2011年01月31日 06時31分56秒 | インポート

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 29日(土)、加東市立福田小学校の本年度最後のオープンスクールが開かれた。午前中3時間の授業公開だったが、一年間の成長ぶりがうかがえるよい機会だった。運動場では学習で作った凧をあげる元気な姿も見ることができた。2月10日には4年生24人が県議会の見学にやってくる予定だ。

 東条湖畔のホテルでは、加東市連合婦人会の新春のつどいが開かれた。子育てや環境、消費者活動などさまざまな分野で女性の立場から地域の絆の核として活動している婦人会。はじめに会歌が合唱された。歌詞の冒頭に「まほろば・・・」と歌われていて、加東市の歌「勇躍加東」にも「まほろば」の言葉が入っている。「まほろば」とは「やまとは国のまほろば・・・」の古歌に歌われ、よく知られた言葉だが、その意味は「国の真ん中にあって人々が集う良き地」という。大和の国という特定の地だけということではなく、自分の住んでいる地の良さをたたえて「まほろば」と呼び、さらに磨きをかけていって良き地にしていくという、そういう願いがこめられているということだ。そんなことを思った。

 午後、社歴史民俗研究会の例会に参加した。今回のテーマは、明治維新の頃の郷土の教育で、幕末から明治初期にかけての寺子屋、学校、教育内容などについて、詳しい資料、実物(教科書、教育勅語を納める箱など)などをもとに学ぶことができた。市内には数多くの寺子屋があり、今も筆子塚が残っていることや、社小学校の前身である八城学校の瓦や額が大切に保管されていることも紹介された。また、音楽教育の普及についての講話もあり、大いに参考になった。郷土史を学ぶこうした会に多くの会員が参加していること、また、先日結成された歴史ボランティアガイドなど、郷土の歴史に対する関心が高まっていることは素晴らしい。共に懐かしむことのできる過去を持つこと、そこには信頼感や安心感、一体感がある。また歴史を通しての縁、「史縁」もできる。いい会だ。


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社警察署の術科はじめと東条西小学校の学習発表会

2011年01月30日 05時03分28秒 | インポート

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    28日(金)、社警察署の武道場で23年術科はじめが行われた。柔道、剣道、そして、武道愛好会による合気道、空手の稽古や紅白試合、演武などが披露された。警察官にとって逮捕術、武道の鍛錬は欠かせない。普段は制服姿で県民の安全を守る頼もしい署員だが、今日は道着に身を包み、迫力ある稽古や試合を披露し、参観者に頼もしさを感じさせてくれた。管内では郵便局の盗難事件や空き巣、事務所荒らし、ひったくり、チカン事件などが発生し、治安の悪化を感じさせている。交通事故も含めて、県民の安全安心を守る社警察署のますますの活躍を期待したい。

 午後、市立東条西小学校の学習発表会を参観した。松岡校長先生によると今回が第1回の記念すべき発表会だということだった。全校児童による朗読は体育館に響きわたる大きな声で圧倒された。1年生の朗読劇に続いて、3年生が「開墾園の竹ヤブは病気」と題して調査をまとめ、みんなに発表した。竹ヤブの繁殖、放置などが各地で問題となっているなか、学校近くの開墾園(昭和8年に開魂園は、遊・学・労・念の一大道場として山林を開墾して開設された。※同校のホームページより)の竹ヤブをさまざまな視点から調査し、その結果をクイズ形式にまとめて発表した。開墾園の竹の種類、竹の生育、竹ヤブの状況、対策等についてのクイズでは、分かっていたつもりでも実はよく分かっていなかったということを知らされた。一本の竹の葉の数なんて考えたこともなかった。ちなみに1万枚以上あるそうだ。子どもたちはちゃんと数えたそうで、自分たちの身近な環境についてしっかり課題意識をもっと調べていることに感心した。


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立志式

2011年01月26日 05時38分00秒 | インポート

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 25日(火)、加東市山国にある兵庫教育大学附属中学校で立志式が行われ、2年生が決意表明をし、1,3年生や保護者がこれを祝った。また、式典のあと、「車いすの旅人」こと木島英登(きじまひでとう)氏が記念講演を行った。

 この立志式は創立以来の伝統の儀式で、はじめの頃は「立春式」として、立春の頃に人生の節目になぞらえ、14歳の2年生が昔の元服の儀式の伝統にならって、子どもから大人への自覚を持つ儀式として行われたものだ。のちに、立志式と改称して、儀式の性格をより明確にし、今も伝統の儀式として継承されている。

 2年生は、立志、自覚、責任、友愛の4つの決意を全員で表明する。「立志」では、「志を立て、いかなる困難にも全力で立ち向かい、自己の人年と夢の実現をめざして、よく学び、心と体を鍛えていくことを誓います」と全員が声を合わせて朗唱する。「自覚」では、「これからの日本と世界の担い手であることを自覚し、我が国の歴史と伝統を正しく受け継いで・・・云々」と。これらの決意表明の内容は実に素晴らしいとあらためて思った。

 50分の式典の間、2年生はもちろん、1,3年生も身じろぎもせず姿勢を正し厳粛な雰囲気であったことにも感心した。PTA会長さんは本田宗一郎の「失敗は人生のスパイス」の言葉を紹介して、夢にチャレンジしていってもらいたいと激励されていた。頑張れ、2年生。


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ゲートボール交流会や伝の助マラソン

2011年01月25日 06時46分36秒 | インポート

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 22日(土)、朝日で霜が光り、冷たい空気が張り詰める。そんな中、加東市高岡の中島池グラウンドでは、高岡地区と下滝野地区の老人会の交流ゲートボール大会が開かれた。ドラム缶のたき火に手をかざし、体を温めながら、この交流会の趣旨やゲートボール人口の減少などについて話した。この大会は初心者の方も多く、あくまでも親睦、交流が目的。笑顔と会話が飛び交う和気藹々とした雰囲気でゲームが行われた。隣の広いグラウンドでは、前日、グラウンドゴルフが行われたようで、暑さ寒さに負けず、元気にスポーツを楽しむ高齢者の姿があった。

 23日(日)、加東市佐保の工業団地サイエンスパークの第3グラウンド周辺コースでは、第5回加東伝の助マラソン大会が開催された。今回から伝の助マラソン大会へと改称し、2900人余りのランナーが参加する大きなマラソン大会に成長している。関東地方からの参加者もあるとのことだった。地元西脇工業高校の駅伝部のメンバーも新年最初のレースということで、みんなの前で力強い決意表明も行われた。参加者の中には教え子の姿もあり、マラソンブームの今を表すように、みんな走ることを楽しんでいた。

 高齢者スポーツであるグラウンドゴルフやゲートボール、世代を超えてのマラソン、ジョギングブームなど、スポーツを通しての健康づくりが高まっている。これに伴い、施設の整備などへの要望も強く、今あるスポーツ施設を幅広く有効利用していくことも含めて取り組んでいく必要がある。


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加東歴史ボランティアガイド

2011年01月23日 05時31分56秒 | インポート

 先日、神戸新聞の北播版に加東市に歴史ガイドボランティアの発足という見出しの記事が掲載されていた。いよいよスタートしたなという高揚感で記事を読んだ。

 合併間もない加東市にはまだ歴史ボランティアガイドがなかった。歴史研究グループで堺市の歴史探訪をした時には、地元の歴史ボランティアガイドの案内で、丁寧な説明に満足した経験がある。また、お隣の加西市には小学生のボランティアガイドといった取り組みがなされていることも新聞報道で目にしていた。昨年、北播磨地域をカバーしている歴史研究グループの研修会で講師をつとめさせてもらった時の懇談でも、ボランティアガイドが組織化されていないのは加東市だけ、ぜひやってみたいという声も聞いていた。市内の歴史研究グループの中でも、そうした気運が盛り上がっていくなか、こうして実現への取り組みが動き出したことは素晴らしいことだ。

 加東市には「世界に一つ加東遺産10選」をはじめ、古い歴史を伝えるものが数多くある。これらの価値をまずは市民自身が知ることから始まり、さらに情報発信し、訪れる人に対してきめこまかで心のこもった案内、説明ができるようにしていくことが、住民主体の地域資源の価値磨きということになるし、市民グループが主体となってこうした活動を展開し、行政が支援をし、民間にも連携を広げていくことで、地域全体の活性化にもつながる。

 歴史ボランティアガイドの発足、これからの展開が楽しみだ。

 


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防衛議員連盟総会・研修

2011年01月19日 08時44分45秒 | インポート

 18日(火)、総務常任委員会、自民党健康福祉部会研修、続いて部会、さらに県議会防衛議員連盟の総会・研修が開かれた。

 防衛議員連盟は平成3年に結成され、20年の歴史を重ねている。私も議連の一員として、研修や自衛隊基地視察などに参加してきた。今回は海上自衛隊阪神基地隊司令の「海洋の重要性」についての講話、兵庫県防災監から関西広域連合における広域防災に関する講話があった。司令は対潜哨戒機P3Cの搭乗員として日本周辺の海上警備経験を交えながら、日本にとっての海洋の重要性を語られた。続いて、防災監からは東海、東南海・南海地震に対する備えについての話があった。また、ハイチに派遣される自衛隊の隊長への激励もあり、現地情勢などにも話題が広がった。

 加東市には陸上自衛隊青野原駐屯地があり、防衛協会や自衛官募集協力会などを通して交流が行われているが、さらに広く自衛隊の活動に対する理解、関心を高めていくことが大切だと思った。また、地震に関しては、御所谷断層帯もあり、いつ発生するかわからない大地震に対する平時の備え、防災体制の整備等の必要性を強く感じた。


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PTCA実践活動発表会

2011年01月18日 06時33分45秒 | インポート

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 15日(土)、加東市滝野文化会館で、加東市連合PTAによるPTCA実践活動の発表会が行われた。

 今回は滝野南小と東条中学校がその活動を発表した。子ども見守り活動やふるさと活動など、学校と地域が連携して子どもを育てる活動の成果が発表された。子どもたちの育つ場は学校だけではない。家庭や地域の生活の中で伝統や文化、日常生活のルール、マナーなど多くのことを体験し学んでいる。また、学校の教育活動に地域の力を活かしてより豊かな学習環境をつくりあげていくことも大切なことだ。子どもの見守りに立ち続けている地域の方が、子ども達や地域の人からの感謝のひと声が励みで子どもの安全を守る活動を続けることができている、という言葉が印象に残った。私も朝の30分ほどだが、家の近くの通学路で集団登校している子ども達の見守りに立っている。自分の出来る範囲で地域のみんなが子どもの安全な登下校を見守ったり、ふるさと文化の伝承といった学習をサポートする活動に参加していくこと、これも地域の元気を高めていく大切な活動だ。

 社小学校PTAの会長だった平成15年度、社小学校がこのPTCAの実践発表を行った。当時は警報ブザーを持たせたり、見守りシートを自転車や車に付けるといった活動を紹介した。今も子ども達につきまとったり、写真を撮るといった不審者出没情報があとをたたない。そういう状況の中で、子ども見守り活動は非常に重要な活動だと思っている。


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加東市新年のスタート-新春互礼会、交歓会、新成人の集い

2011年01月14日 06時55分20秒 | インポート

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 9日(土)、やしろ国際学習塾LOCホールで加東市新成人の集いが行われた。今年、加東市の新成人は544人。北播磨地域の近隣市町の中では一番数が多かったようだ。「勇躍加東」の合唱で開けた式も、国歌君が代斉唱が始まると厳粛な雰囲気に。そして、新成人は安田市長の祝辞をしっかり受け止めるように聞いていた。新成人代表の誓いの言葉を読んでいたのは中学教員時代の最後の教え子のその下の学年だったが、ソフトボール部の練習に来ていた子だった。成長したその立派な姿、態度にあらためて感心した。ところで、「勇躍加東」はとても歌いやすい歌だと思う。公募の歌詞は我が小学校の担任だった恩師によるもの、そして作曲はなにわのモーツァルトことキダタローによる。とても気に入っている。市や町の歌を口ずさむということは余りないことだが、この「勇躍加東」は別物。

 加東市では、7日に陸上自衛隊青野原駐屯地の新春互礼会、8日に加東市の新春交歓会が開かれ、この9日の新成人の集いで、いよいよ平成23年が本格的にスタートした感じだ。また、市内各地区においても初集会(総会)が順次開催されている。一番早く開催されるのは、加東市福吉地区で元旦の午前9時からの開催、そして午後1時から上田地区が開催と、元旦から「福吉」「上田」と縁起のよい地名の地区から加東市の新年が明ける。福と吉、そして上で加東市の飛躍を!


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書き初め大会-夢をのびのびと

2011年01月06日 05時37分48秒 | インポート

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 5日(水)、年のはじめの恒例の行事である書き初め大会が加東市社体育館で開かれた。子ども会育成会連絡協議会の主催で、市内の小学生約270人が参加し、各学年の課題に取り組んだ。

 底冷えのする体育館の床は参加者でいっぱいの状態。通路もほとんど取れないほどだ。開会式に臨んで、正座をして身動き一つしない低学年らしい子どももいて同席していた教育長も褒めていた。一年生の課題は「かとう」。会場の観客席のお母さんに作品を見せて、これでいい?と聞く姿も見られた。

 正座をして墨をすり筆で字を書く、年のはじめに上達を願って書く、とんどで書いた字を燃やすといった字をかくことに関係する伝統行事がこうして盛大に開催されることは素晴らしいことだと思う。まさに私たち日本の文化そのものだ。パソコンに慣れて字を書くということが少なくなっているなか、字を書くことを大切にしたい。


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初日出-逆転の年へ

2011年01月01日 19時39分19秒 | インポート

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 新年あけましておめでとうございます。
 天気予報では大荒れとなっていたので半ばあきらめていたが、朝、嬉野台地を車で走らせ、新年の素晴らしい初日の出を拝むことができた。今年、この国の運命がこの初日のように輝かしく昇る「逆転の年」にしていかなければという思いを強く持った。
 さて、県会議員として3年半。振り返ってみると、県財政の悪化、世界不況、政権交代、円高・デフレ不況、外交安保の混迷等に加えて豪雨災害、インフルエンザや口蹄疫などの発生、また、無縁社会に象徴される人や社会の信頼、絆が崩れていくといった、まさに危機、国難が一挙に押し寄せてきた3年半だった。
 このような危機の時代に県政の場に立たせていただいていることに、政治家として一層きびしい責任と覚悟、状況に的確に対応する気概と行動力が求められていることを実感している。なんとしてもこの閉塞状況を打開して、未来を切り拓くべく、変革と成長への進路へと取り直して前進していかねばならない。
 国政は混迷、停滞状況に陥っているが、兵庫県議会は、自民党県議団が県政与党として、また最大会派として、一層厳しさを増している県財政の再建に向けた新行革プランの3年目の見直しと着実な推進、関西広域連合の発足による地方分権の推進をはじめ、兵庫県独自の道徳副読本の作成による道徳教育の充実など、兵庫の再生に向けて責任ある県政の推進にあたっている。
 今自分が与えられている立場、責任をしっかり自覚し、今年を低迷から上昇へ、そして不安と閉塞を脱して力強い前進へと転換していく「逆転の年」とすべく、引き続き、全身全霊で頑張ってまいりますので、変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
 


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