百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

産労常任委員会で但丹地区を調査

2011年08月30日 05時49分04秒 | インポート

Orisu  Osisumap Panadennko

Tikusenn   Jiopaku Tajimematu

 8月24日(水)から26日(金)の3日間、産業労働委員会の管内調査で但馬・丹波地区の調査に行ってきました。丹波、但馬の2県民局での事務調査と地域で頑張っている企業、山陰ジオパーク事業、伝統地場産業などを現場調査に訪れました。

 訪問した企業は、地域雇用促進に協力しているオーリス(株)(篠山市)、パナソニック電工施設照明(株)(丹波市)、但馬産業大賞(但馬地域で優れた技術やサービスで活躍し、地域の発展や経済活性化に貢献している事業者に与えられる)を受賞した日本精機宝石工業(株)(美方郡新温泉町)、(株)東豊精工(豊岡市)、(株)オーシスマップ(養父市)、地場産業として伝統の酒づくりで頑張っている田治米合名会社(朝来市)の6社。そして、山陰海岸ジオパーク事業では海上(かすみ丸)から調査を行いました。

 丹波、但馬県民局調査では、観光振興策についての質問が出ました。県境を越えて京都府と兵庫県にまたがる大丹波エリアで、また、但馬では鳥取、兵庫、京都の3府県で山陰海岸ジオパークの広域で観光振興が推進されています。特に海上から見る山陰海岸の風景にはまさに「地形・地質の博物館」の名にふさわしいものでした。かすみ丸の三姉妹船長(当日は次女)の案内は、ジオパークの観点から専門的な説明が続き、感銘を受けました。まだまだ認知度が低いジオパークだが、ぜひこの貴重な地球資産を但馬の活性化に結びつけていかねばなりません。

 訪問した企業はいずれも優れた技術と高い志を持って地域に活きている企業で、雇用、地域貢献など地域活性化で活躍していることが伝わってきました。養父市では廃校になった中学校の校舎を借りて技術センターを開設しているオーシスマップさんを訪問。広々とした校舎の教室に最新技術の地区作成機械を置いて、職員の精神的な健康づくりの工夫も見せてもらいました。田治米合名会社には樹齢250年の老松が大切に守られていました。時々酒を飲ませておられるとか。


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加東市夏の踊り

2011年08月29日 05時36分24秒 | インポート

 27日(土)、加東市社のステラパークで「夏のフェスティバルin社」と「加東市夏のおどり」が開催された。近畿の南部から中部にかけて大雨洪水警報が発令され、ついに加東市にも発令されるという緊迫した状況だったが、ステラパークは最後まで雨は降らなかった。

 「夏のフェスティバルin社」は社地域づくり協議会が主催する夏まつり。そして、夏の踊りは今年から花火と踊りを分離して開催された加東市の夏まつり第2弾。小さいけれども市街地の真ん中で間近に楽しむことができる花火も好評だった。市内各地区からの踊り連の輪が二重三重になり、加東よしよし音頭をはじめ、伝統の播州音頭、馬鹿音頭に大勢の人々が踊りを楽しんだ。

 加東市内の夏の踊りは9月1日の天神地区の八朔祭りの踊りで幕を閉じる。約2ヶ月にわたって各地区で聞こえた踊りの太鼓や音楽の音ももうすぐ最後だ。

 


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米田地区ふれあい協議会が議場などを見学

2011年08月24日 05時56分41秒 | インポート

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 23日(火)、加東市米田地区ふれあい協議会の皆さん約50人が県議会の議場や災害対策センター、県警本部などを見学しました。

 議場では議員席に座ったり、議長席前で記念撮影をしました。災害対策センターでは職員から説明を聴いたあと防災システムのビデオを視聴し、県の防災体制について学びました。そのあと、県警本部21階にある交通、110番の集中司令センターを見学しました。

 兵庫県の安全安心のいわば心臓部を見学していただいたわけですが、夕方には加東市でも局地的に激しい雨が降り、おそらく見学された皆さんは災害対策センターのことを思い浮かべられたのではないかと思います。


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宗教情操教育と地区伝統行事

2011年08月23日 05時50分09秒 | インポート

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 20日(土)夕方、今にも雨が落ちてきそうな空模様の下、加東市上田の正覚坊保育園で恒例のじぞう祭りが行われた。浴衣姿の園児らと同じように浴衣姿の保護者や家族で遊戯室は満杯。親も浴衣を着て来てほしいという園からの要請で、多くの人が浴衣で参加していた。

 このじぞうまつりは、お地蔵さんへの感謝を主旨とする行事である。幼い頃から宗教的情操を育むことは大切だと思う。やさしい心、思いやりの心、感謝の心といったこころをお地蔵さまを拝する行いを通して育もうとする。若い親も家族も同じだ。お盆の行事や神社の祭礼などを通して、伝統文化に触れるとともに、それらを大切に思い、神仏や先祖先人を敬う心を育むことが、やがて、家族や地域、郷土や国を大切に思う人間を育てることになる。

 この夜、小雨が降り出すなか、市内の藤田地区でも盆踊りが行われた。子安地蔵さんにおまいりをし、踊り会場の小高い丘へ。地区の老若男女が集い、踊りや花火を楽しむ。ここにも地域の歴史伝統を大切に継承し地域の繁栄と幸せを祈るこころが充満していた。区長さんらがこの丘にある小山寺の歴史的文化的価値について熱く語って下さった。


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伝統を継承する

2011年08月21日 06時21分15秒 | インポート

 今日は議員活動というより、加東市黒谷に継承される伝統行事の柱祭りについて紹介したいと思います。この祭りについては、私の歴史ブログ「ふるさと加東の歴史再発見」で紹介していますが、写真が1枚しか掲載できないので、神事からヤマが燃え上がるまでの様子をこの百聞百見を借りて紹介します。黒谷の皆さんはこの伝統行事を今も厳格に継承しておられます。この伝統を継承する力が地域の力の柱だとも思います。

 若宮八幡宮での神事、採火、そして「ヤマ」、点火、炎上という流れを写真で見て下さい。

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関西広域連合議会を傍聴

2011年08月20日 06時33分17秒 | インポート

 19日(金)、徳島県議会で開かれた関西広域連合議会を傍聴してきました。

 昨年12月に関西広域連合が発足して以来、東日本大震災への救援や電力不足、原発対策等、連合としての動きが活発な中、各府県の議員で構成される連合議会については話題にのぼることも少なく、その役割、機能等についてはこれからというのが正直な感じだった。そこで、今回の定例会では、決算認定、補正予算案と議会機能の強化に向けて総務常任委員会設置案が提案されるというので、定例会を傍聴し議会の実際を肌で感じてこようというわけだった。

 兵庫県議会からは4人の議員が出ているが、今日はわが自民党の日村豊彦議員、民主党の藤井訓博議員が一般質問に登壇した。全部で11人が質問に立ったが、兵庫県の2人の持ち時間は各20分、和歌山、鳥取県は10分。内容は国出先機関の移管、広域計画、原子力対策、観光振興から鳥獣害対策まで広域連合全体に関わる問題から各府県の抱える問題までさまざまな分野に及んだ。井戸連合長をはじめ、委員会の各府県知事がそれぞれ分担している分野の答弁に立った。議員も知事もそれぞれ個性があって、多様な地域性をもつ関西広域連合らしさ?が出ていた。

 


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建設常任委員会が372号バイパス工事現場を視察

2011年08月19日 06時03分14秒 | インポート

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 18日(木)、県議会建設常任委員会が管内調査で北播磨県民局管内の情報公園都市と国道372号野村河高バイパスの工事現場を視察した。私も地元議員として調査に立ち会った。

 加東市河高の加東大橋からJR加古川線の跨線橋につながる工事現場で説明が行われた。工事は24年度中の完成をめざして進められているが、完成後はすでに供用されている社バイパスとつながり、一日12000台の車が通行すると予想されている。

 県民局の調査では、神戸電鉄粟生線の存続について、県民局の取組みの質問も出た。建設常任委員会は18,19日の2日にわたり、東播磨・淡路地区を調査する予定だ。

 県民局での調査を終えて県庁へ。


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今年の夏

2011年08月18日 05時45分26秒 | インポート

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 今年の夏がいつもの夏と違う点は、週日はほぼ毎日のように登庁(県庁県議団政調会長室)していることだ。県議団政調会副会長に就任してからそんな毎日に変わった。この夏もお盆の間をのぞいてほぼ毎日神戸に通っている。

 朝は以前と変わらず早い。早朝の静かな環境のうちにブログを書いたりして、ウォーキングに出る。コースはいつもだいたい決まっている。市街地、公園、忠魂碑、佐保神社、持寶院大師堂をめぐって約40分。6時半から地元町内の子どもと一緒にラジオ体操。これが朝の日課である。たっぷりと汗がる出る。そして、昼間は県庁。政調会長室で執務。6時過ぎには地元事務所へ。そして夜は市内各地で開催される夏まつり、盆踊りに参加する。ここでも踊ってたっぷり汗をかく。盆踊りのレパートリーは現在5曲。各会場で踊って2キロぐらいは体重が減る。健康的であるといえば実にその通りだ。

 盆踊りに行くと、その地区の歴史や伝統、そして何よりも多くの人との出会いから人情にふれることができる。もちろん、これを機に地域の抱えている課題や要望を聞くことが多い。大切にしたい直接のふれあいの場、時間だ。無縁社会への突入が話題になっている。しかし、こうしたお盆の行事に参加していると、遠く故郷を離れている人も戻ってきている。地縁、血縁とともに、懐かしい故郷の思い出、記憶、歴史を共にする人の縁を強く実感する。昼間の炎暑の中、やぐらや夜店の準備をする地区の役員さんや子供会、老人会、婦人会、消防団などの苦労も、浴衣姿の子どもたちや踊り手さんの笑顔を目にすることでやりがいに変わっていくことだろう。

 毎朝の忠魂碑への参拝。8月15日終戦の日の朝は特別の思いで参拝した。明治10年の西南の役以後、郷土から出征し戦死された英霊の御魂に感謝を捧げ、国と郷土のご守護をお祈りし、「海行かば」を歌う。そのあと佐保神社に参拝。戦前はこの神社で出征祈願をして郷土兵が出征していった。忠魂碑前では武運長久の祈りが捧げられていた。遺骨となって凱旋された多くの英霊の御霊に今日の我が国の繁栄と平和への感謝をせずにはおれない。同時に国難を突破していくために神界よりの御守護と御導きを祈る。

 


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自民党政務調査会、警察部会

2011年08月13日 05時27分08秒 | インポート

 9,10日の2日にわたり、自民党県議団政務調査会が開かれました。各部局から今年度の事業の進捗等についての説明を聞き、議員から質問、要望などを出すという形式で行われます。午前10時から昼の休憩をはさんで午後4時30分まで、一部局約50分の持ち時間で、全部で12部局の政務調査が終わりました。農政環境部では米の放射線検査、教育委員会では兵庫版道徳副読本の活用等について質問をしましたが、後者の副読本の児童生徒への配布が夏休み前の時点ではまだまだ不徹底であり、今後、指導を徹底するよう要望しました。

 9日には、政調会終了後、自民党県議団の警察部会が開かれました。東日本大震災に於ける兵庫県警の支援活動についての報告を受けました。地震発生直後の49分後に緊急部隊が現地に向けて出動し、以後、約3000名(延べ人数約2万4千名)が派遣されています。現地で胸まで泥に埋まりながら行方不明者を手で捜索する姿を映像で見ました。阪神淡路大震災で受けた支援への感謝の思いで身を挺して救援活動を行った県警に改めて感謝と敬意、勇気と誇りを実感しました。

 


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研修会などでふるさと加東の歴史を紹介

2011年08月12日 04時42分03秒 | インポート

 8月2日、加東市商工会の職員研修で「ふるさと加東の歴史再発見」のテーマで講演する機会があった。これは6月25日に滝野政経懇話会での講演がきっかけで、職員研修でもという話になったもの。私の歴史ブログから話題を選んで、加東市の歴史や文化などを身近な遺跡や風景、資料などから紹介し、より知ってもらおうというのが目的である。

 来年のNHK大河ドラマは平清盛。これに合わせて兵庫県では源平合戦も含めてゆかりの地を取り上げ、観光キャンペーンにつなげていこうとしているところだ。加東市には一ノ谷合戦の前哨戦となった三草山合戦があり、義経、弁慶、そして平家にまつわる伝承や地名、古戦場などが数多くある。また、太平記の時代の清水坂合戦や光明寺合戦などの舞台、赤穂義士にまつわる墓碑、寺、池など日本史の舞台に登場する数々の歴史、伝承がある。さらには、西国三十三ヶ所霊場や加東四国八十八ヶ所霊場の巡礼道の関係で道標が多いのも特長だ。こうしたふるさとの歴史や文化を再発見することは、自分再発見にもなるし、今後のまちづくりの大きな資産、資源ともなる。

 ふだん気にもとめていなかった道標や伝承がおもしろかった、などの感想をいただくともっと紹介したくなるものだ。住民がまずふるさとの歴史や文化を知り、それらを大切に思う心、そして行動が地域の価値を高めていくことになる。今後もそうした思いで取り組んでいきたい。


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青少年の健全育成について

2011年08月11日 11時16分58秒 | インポート

 6日(土)夜、加東市混成合唱団の定期演奏会がやしろ国際学習塾のLOCホールで開かれた。加東フィルの演奏で迫力のある歌声に圧倒された。最後まで聴きたかったが、途中で抜け出して、加東市商工会館で開催された社地区の青少年健全育成懇談会に出席した。

 すでに会は始まっていたが、小学校、中学校の先生からの報告を聞いたあと、自由懇談が行われた。しかし、区長さんや地区役員、子ども会や老人会の役員さん、民生委員さんなどの役員さんが多く、保護者の出席が少ない。携帯電話やインターネット、万引きなどの話題がでたあと、一人の方がこんな意見を出されました。「長い間この懇談会に出席してきたが、年々出席者が減っており、肝心の親の出席が少ない。こんなことでは意味がないのでは」と。大変きびしい意見でしたが、実態は指摘の通りでした。学校と地域、家庭が連携して青少年の健全育成をやると掲げつつも、こうした懇談会への保護者の出席が少ないようでは趣旨が活かされません。また、子どもはいるのに子ども会が無くなる、解散といった地区も出てきているといった意見も出されました。

 一方では、多くの親の出席のもと活発な意見交換が行われた地区もあるという話も聞きました。日頃、見守り隊などで老人会などの皆さんにもお世話になっていることもあり、地域で子どもを育てるということからもこの懇談会のあり方も含め、地域として青少年健全育成のあり方を考え直していかなければならないなと思いました。


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