百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

一般質問、竹島の日

2011年02月23日 05時55分43秒 | インポート

 22日(火)、本会議一般質問第一日目。わが会派からは、昨年秋の尼崎選挙区の補欠選挙で当選した大谷勘介議員がトップバッターとして登壇し、県会初質問を行った。午後は藤田孝夫議員(養父市選挙区)、葛西利延議員(神戸市須磨区)の2人が登壇した。葛西議員は今期で勇退を表明されており、15回目を県会最後の一般質問とされた。井戸知事も答弁の終わりに慰労の言葉を添え敬意を表した。

 ところで、今日は「竹島の日」。平成17年に島根県議会が条例で制定したもの。今月の2月7日は「北方領土の日」、そして、今年1月24日は「尖閣諸島開拓の日」が沖縄県石垣市が条例で制定したものだ。領土に関する記念日を設けて、国民の関心を高めようとするものだが、領土をめぐる状況は悪くなる一方だ。韓国は竹島を世界ジオパークに登録申請しようと調査を始めるとの報道があったり、北方領土へはロシアが軍事施設や民間開発を進めようとしている。日本固有の領土を不法に占拠し、さらに実効支配を固定化しようとするこうした動きに対して、わが国として猛然と抗議をすべきであり、また、世界に向かってその不当性を訴えていくべきだ。そのためにも国民が固有の領土への強い関心と理解をもち、一致団結して返還をめざす姿勢をもっていなければならない。

 


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県議会本会議-代表質問

2011年02月22日 06時22分53秒 | インポート

 21日(月)、今日は本会議が開かれ、代表質問が行われた。わが自民党を代表して梶谷忠修幹事長が登壇し、「元気兵庫の実現」、「行財政構造改革の推進」、「経済雇用対策」「公共交通のあり方」、「治安維持対策」の推進について質した。

 はじめに、わが会派の提案に応じて当初予算に盛り込まれた「地域の夢推進事業」への期待は大きく、若者の創意も生かして、地域から元気兵庫の実現に向けて施策を展開していくべきと述べ、どのように取り組んでいくのかを質した。これに対して、井戸知事は、地域構造の変化を見据えながら、10年、20年先の地域のすがたを展望しつつ、地域の課題解決、地域資源に磨きをかけながら個性を発揮して活性化を図っていく、そのためにハード、ソフト事業の両面から積極的に取り組んでいくと答えた。

 厳しい財政状況のもと、行革に取り組む中、頑張る県民、地域を応援するこの「地域の夢推進事業」予算が有効に使われるようにしていかなければならない。


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教育研究学会、生け花、歴史の会

2011年02月21日 05時28分58秒 | インポート

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 20日(日)、兵庫教育大学で19日から開かれている第22回社会系教科教育学会の研究発表大会に参加した。中学校の社会科教師だった頃から参加している学会で、教師をやめたあとも社会科教育の現状や課題を知る上で参考になるし、最新の研究理論や実践を知ることは大いに刺激になる。今日は課題研究の研究発表を聞いた。評価に関するものだったが、教師時代に評価研究にも取り組んだこともあるが、なかなか難しい。

 午後、社ショッピングパークBioで開かれている加東市いけばな展(加東市いけばな協会主催)を鑑賞した。会場には各流派からの作品が展示され、多くの人が訪れ、春を感じて楽しんでいた。会長さんから椿の葉のつきかたや万年青の赤い実の生け方などを教えていただき、その奥深さに驚いた。

 社公民館では第5回加東市こども絵画公募展が開かれており、ふるさとのまつりや神社、自然などを描いた作品を鑑賞した。佐保神社の秋祭りで境内を練る太鼓屋台を描いた絵の前では思わず足が止まった。また、朝光寺の鬼踊りを描いた一枚の絵には感動した。みんなすばらしい表現だ。

 3時から久しぶりに加東歴史の会の例会に出席した。今日は中世に北播磨において勢力を持っていた在田氏についての研究発表だった。発表者は藤原孝三氏(北播磨城郭研究会)は、長年にわたり文献史学の立場から克明な研究を続けておられる。その成果の一端をお聞かせいただいた。2時間があっという間に過ぎてしまった。文献研究によって明らかになってきたことも多く、私たちが知っていることも真相は違っていることもあるようだ。大いに刺激的な2時間だった。


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高齢者大学閉講式

2011年02月20日 08時28分59秒 | インポート

 19日(土)、加東市高齢者大学の閉講式が兵庫教育大学講堂で行われた。講堂は受講生で満席。全国広しといえども、国立大学の講堂で開講式、閉講式を行っている高齢者大学はまずないのではないだろうか。まさに学園都市加東市ならではの市と大学との連携の姿だといってよいだろう。超高齢社会での生涯学習、高齢者大学の新しい学びのモデルをつくっていってはどうだろう。

 こうした市の催しでは市の歌「勇躍加東」が歌われる。歌いやすく、私も好きだ。市の歌をこんなにも歌っているまちがあるだろうか、と思う。歌詞の中に「まほろば」という言葉が入っている。古歌に歌われた「良き地」という意味の言葉だが、大和の国のみならず、それぞれの地域が「まほろば」であり、地域の住民自身が地域磨きをして「まほろば」にしていくことが今求められている地域が主体となったまちづくりなのだと思う。


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幼稚園生活発表会、外国人留学生に歴史の話

2011年02月18日 06時11分20秒 | インポート

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 17日(木)、加東市内の2つの幼稚園で生活発表会が行われた。市立社幼稚園では、4歳児の劇を参観。園児と交流を続けている地元の老人会の方々も保護者と一緒に参観した。園児らは歌や演技を元気いっぱい表現していた。また、兵庫教育大学附属幼稚園では、3歳児の発表を参観。保育室をせましと跳んだり跳ねたり歌ったりと元気に表現していた。幼児教育の重要性がいわれる中、こうした教育の現場を継続して見ておくことが大切だ。

 午後、兵庫教育大学で外国人留学生のための講演会で講師をつとめた。兵教大には中国やモンゴル、韓国などアジアを中心に外国人留学生が多く学んでいる。そうした留学生のために加東市の歴史を紹介してほしいということで今回の講演会となった。私のブログ「ふるさと加東の歴史再発見」から数十項目を選んで身近な神社や寺、古戦場、道標などを通して古い加東の歴史を紹介した。留学生の皆さんが少しでも日本の歴史、加東市の歴史遺産に興味をもってもらえばと思った。


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2月定例会開会

2011年02月16日 06時05分04秒 | インポート

 15日(火)、第308回定例会が開会した。これに先立ち、恒例の議場コンサートが開催され、約30分間、兵庫芸術文化センター管弦楽団による演奏を堪能した。

 会期は今日から3月18日までの32日間。井戸知事が提案説明に立ち、時代の転換点にあって、地域が多様性と主体性を発揮して、新たな兵庫の自立を実現していく必要があるとし、23年度の県政は「自立と連携」を基本に「広域と狭域」の視点で推進するとして、「経済の自立」、「安全安心で質の高い生活」、「地域の自立」を基軸に「明日の兵庫の枠組み」づくりを進めると述べた。

 21日(月)に代表質問、22日から一般質問、3月1日から予算特別委員会が始まる。

 ところで、和歌山県や三重県で鳥インフルエンザの感染が確認され、養鶏場でニワトリの殺処分が行われるとのニュースが出ている。加東市状ケ池でのコブハクチョウの感染後、徹底した対応がとられており、現在のところ感染はないが、いつ、どこに感染が発生するかわからない。引き続き、感染防止対策を徹底していくことが必要だ。


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常任委員会、雪

2011年02月15日 06時02分39秒 | インポート

 14日(月)、総務常任委員会が開かれ、15日開会の2月定例議会提出予定議案の報告が行われた。また、閉会中の継続調査事件として、行財政構造改革の推進状況が報告された。これらについては、定例議会で審議されることになっている。

 昼前から雪が舞い始めた。春が近くなった頃、日本列島の南岸を低気圧が通過し、寒気が流れ込んでいるときに太平洋岸でも雪が降る。このまま降り続くと神戸から帰るのが大変になる。早めに県庁を出て雪景色を見ながら加東市へ。

 加東市でも雪が降り、夕方には道路にも積もり始めた。出会う人との会話は、雪と、鳥インフルエンザ発生のことがほとんど。状ケ池は交通、学校、住宅などの中にあるだけに、生徒や住民の生活への影響が気になるところだ。また、鶏舎などへの感染を心配する声もあったが、現在のところ感染はない、警戒、監視を徹底しているところだと伝える。


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あったか加東冬のまつり

2011年02月14日 06時04分37秒 | インポート

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 13日(日)、加東市滝野庁舎、下滝野の2つの酒蔵などを会場にして、「あったか加東冬のまつり」が行われた。滝野町時代からの行事で、今では加東市の冬のまつりとして定着しつつある。

 水龍会の太鼓でオープニング。会場には滝野中、東小、南小の児童・生徒,PTAの皆さんがカレーやフランクフルト、おしるこなどの店を出し、そのほか商工会女性部はオリジナルのほろよい鍋(日本酒の鍋)、青年部、ボーイスカウトなどさまざまな団体の店が並び賑わった。また、文化会館内では山田錦PRコーナーが設けられ、昭和30年代の珍しい山田錦生産の映像資料も公開された。

 下滝野の神結、高徳の2つの酒蔵も新酒を味わう多くの人出で賑わった。蔵を見学し、おでんやもち、ラーメンなどをあてに一杯、を楽しむ。夫婦連れで来られた東条の方も「日本酒はうまいからね」と笑顔で話していた。日本酒の需要を上げようと努力が続けられているが、こうした機会に日本酒のおいしさを味わってほしいと思う。日本酒は日本食、日本文化そのもの。その日本酒のおいしさを支えているのが酒米生産だ。酒米の王、山田錦のふる里としては、まさに日本文化を支えているという誇りを生産者のみならず地域住民が持つことが大切だと思った。まさに「こんなええもん、加東にあったか」である。


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加東市で鳥インフルエンザ

2011年02月13日 06時28分08秒 | インポート

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 12日(土)の朝、加東市木梨の状ケ池に向かう。前夜遅く北播磨県民局から連絡を受けていた。状ケ池は社中学校の前にある周囲数百メートルのため池だ。周囲は公園化され、池面には飼われているコブハクチョウやカモなどの野鳥が泳いでおり、四季を通して市民に親しまれている。周囲には社中学校、社高等学校、市役所、税務署、福祉施設など市行政の中心施設が集中し、すぐ西側を国道372号が走っている。

 池に面した市立社中学校には校長、教育委員会らが、市職員、消防署員らの消石灰を道路に撒く作業や残るコブハクチョウ2羽の捕獲作業を見ながら、部活動の練習に来る生徒に練習場を近くの学校に変更するよう指示していた。現場にはNHKとMBSのテレビ取材が来ており、作業を収録していた。白い防護服をまとった職員、白くなった池の周囲の道路から緊迫した状況が伝わってきた。

 現場を見てから市役所に行き、安田市長はじめ市幹部が詰める加東市対策本部で状況を聞いた。続いて北播磨県民局に行き、杉本局長はじめ幹部職員が詰める対策本部で県としての対応を聞いた。発生地点から半径10キロ以内にある養鶏場の状況、検査などの対応について説明を受けるとともに、学校に近接していることから通学路などへの対応について配慮の必要があることを伝えた。

 加東市には状ケ池や平池をはじめ多くのため池があり、野鳥の飛来する池もあることから、鳥インフルエンザの心配もされていたが、現実に身近な状ケ池で発生したということにあらためてその危険性を実感することになった。つい先日、福田小の子ども達と一緒に訪れた県の災害対策センターで県の警戒本部会議が開かれている。市も県民局も発生後迅速な対応を行っており、現在のところ、養鶏場には異常がないことも確認されている。引き続き、警戒を徹底していく必要がある。


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福田小学校4年生が議場などを見学

2011年02月12日 05時53分12秒 | インポート

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   10日(木)、加東市立福田小学校4年生(24人と先生2人)が兵庫県議会を訪れた。4年生は社会科で兵庫県の勉強をしており、その一環として県議会、災害センター、県警本部を見学したもの。

 市のバスで県庁に到着。早速議場へ。議場で子ども達を迎え、議員の議席に座って少し緊張気味の子ども達に挨拶をする。加東市、学校の身近にある県の機関や施設について紹介したが、特に酒米試験場はすぐ近くの施設なので強調しておいた。職員からの説明、そして質問などをし、議長席のまわりで記念撮影をした。

 次は県庁の長い廊下、地下通路を通って災害対策センターを見学した。ここでも職員からセンターの活動について、映像を見ながら説明を受け、質問などをした。藤原雅人局長も児童の見学のようすを見に来られた。このあと、子ども達は県警本部を見学した。私は公務のために災害対策センターまでの同行だった。

 子ども達が自分たちの兵庫県の政治のしくみや防災、治安の心臓部を見学することは政治への関心、地域づくりへの参加意識などを育成していく上で非常に大切なことだと思う。児童向けの資料もあり、活用されるを期待している。

 


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県統計功労者表彰

2011年02月11日 06時45分08秒 | インポート

 8日(火)、県公館大会議室で平成22年度兵庫県統計功労者表彰式が開催された。統計調査や統計グラフコンクール等で功労や特選に選ばれた統計調査員の方や企業、事業所、児童・生徒の皆さんが受賞された。

 総務常任委員会副委員長として、議会を代表して祝辞を述べさせていただいた。地元加東市からも二人の方が受賞されていた。各種統計は行政等すべての政策の基盤になる。昨秋の国勢調査の調査員をされた地元の方からも個人情報等、難しい問題がある時代ではあるが、これがすべての基礎になるという自覚、認識で取り組んだというお話も聞いた。政治はもちろん、元中学校の社会科教師の経験からも統計は社会状況を把握したり、課題を明らかにするために非常に大切なものだと思っている。

 式場後方に展示されているグラフコンクールの作品を見ると、統計から見える郷土の特色や人々の意識などとても興味深いものだった。教育の中で、統計を楽しんで見る習慣を着けておくことは大切なこと。作品は県内を巡回展示されるとのこと。


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北方領土の日

2011年02月10日 06時08分04秒 | インポート

 7日は北方領土の日だった。昨年の尖閣諸島中国漁船事件以来、ロシア首脳による北方領土への上陸をはじめ開発計画発言など、露骨な領土固定化の動きが続いている。北方領土は言うまでもなく、日本の固有の領土であり、現状はロシアによる不法占拠が続いているわけで、国際法上も歴史的にもロシアの領土ではないことをあらためて日本国民が認識し、領土返還への意思を固める日が北方領土の日である。

 新聞各紙には北方領土の日の一面広告が掲載されていたが、そうした日本の立場を無視するロシアによる一方的な領土固定化の動きにはいらだつばかりだ。学生時代にはソ連大使館へ北方領土返還を求めてデモが行われ参加していた。また、当時、映画「氷雪の門」が上映され、日ソ不可侵条約を一方的に破棄して樺太に侵入してきたソ連軍から日本人を守るために最後まで真岡郵便局で電話交換台にとどまって亡くなった乙女たちに涙した。中学校の社会科教師になってからも北方領土の問題には特に力を入れて指導してきた。映画『氷雪の門』を文化祭で上映したこともある。竹島や尖閣諸島など、我が国の領土に関して、地理的な認識、歴史的経緯をきちんと教えて、子ども達に領土に対する認識を固めさせておかないと、年月が経てば、現状が固定化されてしまい、永遠に還ってこない、ということになりかねない。そんな思いで、授業をしてきた。

 領土に関する教育をしっかりと行っていくには、教師自身の認識が深まっていなければならない。以前、ある勉強会で北方領土を訪問してきた若い中学の先生の報告を聴いたことがある。先生はその体験を元に北方領土に関する授業を新たに開発し、実践して、その効果が大きかったと報告していた。多くの教師が領土に関する教育についての認識を深める研修、体験の機会をもつことが大切だと思う。今後もそうしたことに取り組んでいきたい。 


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社剣道スポーツ少年団創立40周年記念大会

2011年02月07日 07時04分13秒 | インポート

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 6日(日)、滝野総合運動公園スカイピアで、社剣道スポーツ少年団創立40周年記念剣道大会が開催され、北播磨の近隣市から約120人の剣士が参加した。

 40年前といえば、私がまだ高校生だった頃。それから今日まで地域の多くの子どもが剣道を学んできた。剣道をはじめ伝統武道ではきびしい稽古で身心を鍛えることができる。また、礼儀作法、人や道具を大切にしたり、ルールを守る心や態度も自然に身につく。そして、自分に自信がもてるし、困難にも挫けない強い精神を養うことができる。まさにこうした点が武道のもつ伝統の力、教育力だと思う。

 指導者の方が、生涯剣道をめざしてほしい、と述べられていた。ご自身もお子さんが剣道を始めるとき一緒にやり始め、今ではお孫さんと3世代で剣道をやっておられるという。

 21世紀を担うこの子どもたちが、日本の伝統武道を身につけて、逞しく世界に雄飛する日本人に育ってほしいと思った。

 


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マラソン大会、人権を考えるつどい

2011年02月06日 06時33分17秒 | インポート

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 5日(土)、午前中、滝野東小オープンスクール、滝野南小マラソン大会、社小マラソン大会を参観した。午後は滝野文化会館で開催された人権を考える市民のつどいに出席した。

 東小では、4年1組が2分の1成人式を開き、参観の保護者の前で自分の夢を一人ずつ発表していた。また、6年生の社会科では憲法の条文について活発な話し合いがなされていた。年度の終わりに近づいているが、保護者や地域の人が子ども達の成長ぶりを確かめられるよい機会になっていた。南小、社小では学習参観とマラソン大会が公開された。保護者、家族、地域の人が応援に出るなか、子ども達は力走した。見守り活動でよく知る子どもが目の前を走ると、思わず大きな声で声援を送ってしまう。顔を真っ赤にしながらゴールをめざす姿に大人も元気づけられた。

 午後の人権を考える集いでは、中学生の人権作文の発表、地区の実践発表等が行われた。社中の河村さんは、地域の強い絆に守られて安心して生きてきたことへの感謝の気持ちを発表し、滝野中の吉田さんは児童虐待への怒りと自分を育ててくれた親の愛情への感謝、家族の絆の大切さを発表した。また、地区の実践発表では、伝統行事、まちづくりなどを通して世代交流、ふれあいが深まったことなどが報告された。高齢者はこうした地域の活動に大きな役割を果たしていることなども話題になった。

 今日もこうして市内で開かれたさまざまな行事に出席することで、あらためて絆の大切さを強く感じた。特に若い人が地域の絆に大きな信頼感、安心感を感じながら自分が育ってきた、という思いを発表してくれたことに感動をおぼえた。そんな次の世代に繋ぐ地域づくりをめざして頑張らねば。


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乾燥が続くなか、火災発生

2011年02月05日 05時43分50秒 | インポート

 わが家の西隣は加東市消防団社分団詰所がある。火災が発生するとサイレンが鳴り、すぐに消防車が出動する。ここのところ、雨が降らず、乾燥が続いており、すこし温かくなると、火災の心配が出てくる。

 3日、4日と林野火災など3件が発生し、消防が出動した。私も消防団員だった頃、サイレンと同時に詰所(当時は自宅から離れた場所にあった)まで全力疾走し、出動する消防車に飛び乗って現場に直行した。といっても勤務の関係で、休みの日や、夜などに限られていた。現在、市内の分団では勤めの団員が多く、平日の昼間に出動できる分団員は少ない。それでもサイレンを鳴らしながら出動していく消防車を見ると、頼もしさを感じる。事務所近くの学習塾の子どもたちも見に出てきている。これから春を迎えて、山林火災の心配が増える。


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