百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

自民党加東市支部総会、やまびこ講演会

2010年05月31日 05時49分01秒 | インポート

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 29日(土)、平成22年度自由民主党加東市支部通常総会を開催した。昨年の総会は新型インフルエンザのために急遽中止となり、総会に代わる幹事会にしたために、2年ぶりの総会開催となった。会場は加東市社福祉センター2階のレクリーション室。
 総会には安田正義加東市長、藤田靖夫市議会議長、そして自民党兵庫県連会長であり参議院議員の末松信介氏が来賓としてご臨席賜りご祝辞もいただいた。また、元県議会議長の中村敏明氏、市会議員も来賓としてご臨席いただいた。
 総会では、22年度活動方針、事業計画等が決まり、民主党連立政権のデタラメな政権運営をこれ以上続けさせないためにも、参議院議員選挙を勝利して政権奪還の足がかりにしていくことなどが確認された。

 総会後、引き続いて支部主催の政経文化講演会「やまびこ講演会」を開催。一般の方の入場もあり、ダン ティ ランさんの「ベトナム人の私から見た日本-家族の絆、文化と伝統、愛国心-」の講演が行われた。講演を聴いた一般の方は、「ちょうど50年ほど前の日本のようなベトナムの状況と比べてのお話にあらためて今の日本が、家族や国といった意識が薄くなってしまっていることに気づかされた」との感想を述べていた。まさにランさんが感じている日本人の生き方への素朴な疑問が講演内容への日本人としての率直な感想だと思った。昨年12月にも支部主催の講演会を開催したが、こうした問題提起をこれからも「やまびこ講演会」として継続していきたい。


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雨中の訓練展示-陸上自衛隊青野原駐屯地34周年

2010年05月27日 05時01分29秒 | インポート

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 23日(日)、昨夜からの雨が朝には一層激しくなっていた。その荒天の下、陸上自衛隊青野原駐屯地の創設34周年記念式典ならびに訓練展示が行われた。観閲台のテントの中にも容赦なく雨風が吹きつける。そんな中、記念式典が始まり、音楽隊、そして隊員が行進、司令の式辞、来賓祝辞等が続く。隊員には申し訳ない気もしたが、嵐の中に微動だにせず立ち続ける隊員の姿は一層頼もしく見えた。その後の訓練展示に於いても格闘技から始まり、最後はミサイル部隊の出動まで行われた。当たり前のことだが、防衛に晴雨を言ってはおれない。むしろ、今日のような荒天下での訓練展示においてこそ実力発揮の好機となったのではないかと思う。

 今、東アジアの情勢が緊迫度を増している。中国は海軍力を増強して東シナ海から西太平洋へと勢力を拡大しつつある。また、北朝鮮の魚雷によって韓国哨戒艦が撃沈され、両国の軍事衝突、そして戦争がいつ勃発してもおかしくない状況だ。いつまでも平時ばかりではない。戦後世代の我々は「平時」しか知らない。「戦時」あるいは「非常時」を知らずに、というか学ぶ機会もなく今日まで来てしまっている。であるが故に、そのプロである自衛隊をもっと身近に普段から知っておくべきである。「軍事」を遠ざけてきた結果、非常時、戦時を知らずに来た日本。このままで「平和」を守れるはずがない。今日の荒天下の自衛隊記念式典、訓練展示でそんなことを考え続けていた。


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私学振興議連で岡山県の私立高校、大学を調査

2010年05月26日 08時55分34秒 | インポート

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 19,20日の2日間にわたり、県議会私学振興議員連盟の管外調査団の一員として、岡山県の私立高校、大学などを調査した。

 今回調査に訪れた先は、岡山龍谷高校、岡山学芸館高校、朝日塾中学高等学校、環太平洋大学の4ヶ所。それぞれの特色ある教育を行っており、龍谷高校はユネスコスクール、学芸館高校はゼロトレランスによる生徒指導、そして朝日塾中高は株式会社立の学校経営、環太平洋大学は教育と体育の融合をめざした新しい大学教育で、それぞれの教育内容、経営上の工夫や課題等を調査した。いろいろ参考になることが多かったが、そのうち強く印象に残っていることを書き留めておきたい。

 岡山学芸館高校のゼロトレランス。「だめなものはだめ」という徹底した生徒指導方針で、数年にわたる学校あげての取り組みで大きな効果を上げている。生徒指導上の情報を教師間で共有し、全教師が一致して指導を行うシステムをつくりあげている。生徒指導では教師の指導がバラバラだと効果をあげることができない。ゼロトレランスといってもそうしたきめ細かい指導体制、システムが基盤にあってこそ、その効果をあげることができたということがよくわかった。また、この高校の教育方針は、日本の伝統文化、精神に基づく倫理・道徳観、価値観教育を行うというものであり、中でも「恥の文化」を生徒指導の中に位置づけていることだ。「よく管理せよ」「よく教えよ」「よく訓練せよ」という教育方針には全く同感である。

 株式会社立の学校として開かれ話題になった朝日塾。自然豊かな岡山市北区御津にあり、廃校になった小学校の校舎を活用し、校舎も建て増して中高一環の学校があった。今春第一期生が卒業したが、国立大学や有名私立大学の合格者が出ている。学園長から学校法人ではなく、株式会社立という経営上のさまざまな苦労を聞くことができた。

 環太平洋大学では、今春まで兵庫教育大学(加東市)の学長だった梶田叡一新学長が迎えて下さった。「教育と体育の融合」という教育理念については大橋理事長から今日までの経緯も含めてお話いただいた。その後、施設や学生の活動などを見学した。安藤忠雄氏設計のアスリートホール「トップガン」は外観からは体育館、トレセンという感じは全くしない建物だが、内部には柔道、剣道、トレーニングセンターなどがあり、最新の器具などが設置されていた。女子柔道部、マーチングバンドの練習風景を見学させてもらった。 


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ソフトボール、家庭バレーボール、更生保護女性会・・・

2010年05月25日 05時37分52秒 | インポート

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  16日(日)、加東市では親善ソフトボール大会、家庭バレーボール連盟の大会、そして午後には更生保護女性会の総会が開催され、それぞれ出席した。ソフトボール大会の開会式では新型インフルエンザから1年、宮崎県で感染が拡大している口蹄疫への対応の例を挙げて災害等への備え、危機管理の重要性を話させてもらた。続いて始球式では安田新市長の投球でバッターボックスに立たせてもらった。出場チームの中に同級生の姿を見つけた。彼とは中学時代に一緒に野球部で頑張った仲だ。

 家庭バレーボール連盟の大会は女子の部のみの大会だった。二つのスポーツ大会は滝野総合グラウンド(多目的運動場)と体育館(スカイピア)が会場だった。ここからの眺望は素晴らしく、遠くに六甲連山が望める。すぐ北には播磨高野の呼び名の五峰山(ごぶさん)、そして東には三草山が見渡せる。心も体も開放感に満たされる。

 加東市窪田では「春のフェスティバルinやしろ」が開催された。好天に恵まれ、多くの人が訪れた。オープニングは地元バンドの演奏。続いて保育園児らが舞台に。集会所の玄関前にはうどんやおでん、からあげ、わた菓子などの店も出て大盛況だった。

 厚生保護女性会では来賓としてお祝いのご挨拶を申し上げる機会があり、青少年の健全育成の大切さを自身のボーイスカウト経験をもとに話させていただいた。大人が自信をもって子どもに誠実、感謝の心、親切心、礼儀などが大切だと教えていくことが大事で、国旗に対する敬意などといったものも少年時にボーイスカウトで身につけたものだ。それらが大人になってからの自身の生き方の柱になっていることは確かだ。そんなことを話させてもらったが、会員の女性が当時の指導者の方で懐かしそうに話しておられた。 


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金婚式をお祝いする

2010年05月17日 05時33分39秒 | インポート

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  15日(土)、加東市金婚式が東条湖畔のホテルで開催された。今年は該当者が75組あり、式への出席は50組だった。昭和36年度に婚姻届けを出された方々で、だいたい年齢は70代半ばから後半というところだろうか。小、中、高校時代にご指導いただいた先生方のお顔もあった。また、ふだんお世話になっている人も多く、お祝いを申し上げながら、あらためて半世紀の年月を過ごしてこられた年輪の重みというものを感じていた。

 宴会では同じテーブルの方から、終戦は国民学校4年だった、入学した時には尋常高等小学校、そして国民学校、終戦後は小学校、と3回名前が変わったことや、英米撃滅を叫びながらわら人形に竹槍を突いたこと、教育勅語を覚えられなかったことや、ゲートルの巻き方が悪いといっては、先輩から制裁を受けたことなどを今となっては懐かしい思い出として語っておられた。しかし、何もない時代に育った自分らの世代が頑張って戦後の国家再建、繁栄を導いてきたんだとも胸を張って話しておられた。

 恥ずかしくて一緒に並んで歩いたことがない、と言っておられたご夫婦も一緒に写真を撮ってくれ、と言われたりして、和やかに談笑が続いた。金婚の次もエメラルド婚やダイヤモンド婚などいろいろあるらしいが、75年がプラチナ婚だとか。そうなるとだいたい100歳ぐらいまでお二人で元気でおられなければならない。ぜひ次の目標をプラチナ婚か、二人で200歳に設定して、楽しくお過ごしいただきたいと思った。


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自民党文化講演会-「やまびこ講演会」のお知らせ

2010年05月16日 17時39分46秒 | インポート

 来る5月29日(土)、自民党加東市支部が主催する政経文化講演会-「やまびこ講演会」を下記の要領で開催します。入場は無料で、一般の方の参加は自由です。

と き  平成22年5月29日(土) 14:00開会~  受付13:30~

ところ  加東市社福祉センター 2階研修室

演題   ベトナム人の私から見た日本

   -家族の絆、文化と伝統、愛国心-

講師   ダン ティ ラン さん

  ランさんは、日本に来て3年余り。加東市在住の主婦。兵庫教育大学大学院で経済学を修め、祖国ベトナムと日本の友好の架け橋になりたいと願っています。そのランさんが見た今の日本について感じていることを率直に語っていただきます。

       


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「母の日」に歌声満つる

2010年05月12日 06時11分22秒 | インポート

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 9日(日)、加東市では高齢者大学開講式、赤とんぼコーラス10周年コンサートが開催された。

 高齢者大学開講式は兵庫教育大学(加東市下久米)の講堂で行われたが、今年も350人を越える大勢の人が受講し、講堂は満員だった。安田新市長、兵庫教育大学の加治佐新学長の2人が主催者側の挨拶を行った。

 記念講演では加古川市の妙正寺住職の鹿多証道氏が「薫風緑雨」と題して、「夏は来ぬ」、「めだかの学校」「みかんの花咲く丘」などの懐かしい歌にまつわるエピソードや解釈を紹介しながらみんなで歌うという楽しい話があった。高校野球の審判をずっと続けているという氏の軽快な動きと、楽しい話術で会場は笑い声がたえなかった。(写真)

 午後、やしろ国際学習塾で市内のコーラスグループ、「赤とんぼコーラス」の10周年記念コンサートが開催された。会場は満席の大盛況。結成10年にして初めてのコンサートということで、男性9人と女性の合わせて60余人のメンバーが混声合唱を披露した。西脇の「しばざくらコーラス」や「滝野シンフォニックバンド」の出演もあって、楽しい時間が過ぎた。

 「母の日」の一日、加東市には歌声が満ちていた。懐かしい唱歌を聴きながら、あるいは歌いながら、亡き母の面影を思い出していた。


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憲法記念日

2010年05月11日 07時25分01秒 | インポート

 5月3日(月)は「憲法記念日」。安倍内閣時代につくられた国民投票法が今月18日にようやく施行される。憲法改正への道が一歩開けたわけだが、これを活かすためにも、憲法改正論議を真剣に行っていくことが大事だ。

 そもそも現憲法は、占領という状況下でGHQに強要され制定された生い立ちをもつが、昭和27年に占領が終わり、主権を回復したのちも廃棄あるいは改正という作業が行われないままに今日まで60年余が経ってしまった。時代も社会も国際情勢も大きく変化したのに、憲法は一字一句も変わっていない。今や日本国憲法は世界最古の憲法になってしまっている。占領基本法ともいうべき憲法をいつまでもそのままにしておくわけにはいかない。護憲、改憲、論憲、創憲、加憲・・・それぞれの立場、考えから憲法改正論議が起きているが、根本に立ち返り、憲法の生い立ちに正統性をもたせることを含めて、憲法改正論議を行っていくことが大事なことだと思う。

 新聞の投書欄に「この日だけは国旗を掲揚する気がしない」というものがあった。その理由として、占領中に強要された憲法であるという喜べない生い立ちの憲法だからである、というものだった。こうした複雑な思いを持っている人は少なくないと思う。ともかく、憲法改正論議を通して、この国の形はもちろん、国防、地方自治などの在り方を国民自身が責任を持って考えていくことが必要だ。


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うれしの春のフェスティバル-新緑の下でさわやか交流

2010年05月08日 06時06分51秒 | インポート

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 4日(火)、加東市下久米の兵庫県立嬉野台生涯教育センターで「うれしの春のフェスティバル」が開催された。同センターと北播磨を中心に活動するさまざまな団体、グループやNPOなどが参加して、新緑がまぶしく光る嬉野台を舞台にスポーツや活動発表、模擬店などでなごやかな交流が行われた。

 中庭ではよさこい踊り、雑伎団演技など、また講堂のステージではハワイアンダンスなども披露され、工作体験コーナーや模擬店が立ち並んで、あちこちで拍手や笑いや談笑の輪ができていた。石臼ひきの実演、手作りピザ、竹笛づくりなど本当に多彩な店が並び、全部の展示や体験をするには一日かかりそうだった。これだけ多くの人やグループ、団体が集まり、主体的自主的な活動を互いに紹介しあって交流を楽しみ、深める場として、やはり嬉野台生涯教育センターはふさわしい環境、施設だなとの認識を強くもった。欲を言えば、もっと多くの人がこの交流の場を訪れてくれればと思う。そして、活動の輪の中に入って生きがいづくりの場を発見してほしいという思いも強くした。


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ゲートボール、鮎祭り、花祭り、そして花火

2010年05月07日 05時13分39秒 | インポート

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  3日(月)、県立嬉野台生涯教育センターの多目的広場では地元加東市や北播磨を中心に広く県下各地から47チームが参加するゲートボール大会が開催された。この大会は「うれしの春のフェスティバル2010」の一環として開催されたもので9回を数える。グラウンドゴルフに押されて減少気味のゲートボールだが、黒田庄の若者のチームをはじめ元気な高齢者でグラウンドには熱気が漂っていた。チームプレーが大事なゲートボール。広いグラウンドのあちこちのコートから指示や声援、歓声が起こっていた。

 10時から滝野の闘龍灘で鮎祭りが行われた。今年の春、小学校に入った一年生が若鮎を加古川に放流した。一人ひとりバケツに入れてもらった鮎を岸辺から放流する。元気よく泳いでいく鮎に歓声をあげていた。私も議員一年生ということだろうか、今年はバケツをいただき数匹を放流した。座の浜(加古川の岸にある広場)では地元の和太鼓や楽団の演奏などが披露され、多くの人が楽しんだ。

 11時過ぎに五峰山に登る。光明寺の塔頭寺院ではお釈迦様の誕生日を祝う花祭りの法要が行われていた。各寺院にお参りし、播磨高野とよばれる光明寺の歴史と自然を楽しんだ。日本一幅善導大師の自画像など貴重な品も拝観させていただいた。

 夜は闘龍灘を会場に盛大な花火大会を楽しんだ。少し上手の闘龍橋の上流との2ヶ所で交互に打ち上げられる花火は豪快で、春の夜空に轟音を響かせながら美しい光の花が開いた。


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ボーイスカウト兵庫連盟60周年

2010年05月06日 04時32分26秒 | インポート

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 4月29日(木)、「昭和の日」の佳き日に日本ボーイスカウト兵庫連盟の創立60周年記念活動振興大会が開催された。会場の神戸市メリケンパークには、抜けるような青空の下、県下各地から多くのスカウトが集まり、60周年を祝った。

 ボーイスカウト議員連盟の一員として、スカウト活動を応援しているが、私自身も小学5年生から高校を卒業するまでの8年間ボーイスカウトとして活動した経歴がある。小学5年生の時に社にボーイスカウトが結成され、みんなで入隊した。当時は子ども会の他にこうした社会教育団体はなかったように思う。キャンプや奉仕活動など、活動そのものが珍しく楽しくて仕方なかった。「神と国とに誠をつくし、おきてを守ります」といった「誓い」は今もよく覚えている。

 式典では、県警音楽隊の伴奏で連盟歌「花はかおるよ~」を歌った。歌詞を見ながらだったが、何十年ぶりかであるのにスカウトのみんなと一緒に歌えたのには自分自身感動した。スカウト精神は今も自分の活動の基盤になっている。特に国旗を敬うこと、奉仕すること、誠実であることなどはそのまま自分の精神的な柱になっていると思う。ボーイスカウト兵庫連盟のますますの発展を祈って「弥栄!」。


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「ひょうごの美味し風土(FOOD)」づくりをめざして

2010年05月05日 05時28分16秒 | インポート

 4月27日(火)午後、兵庫県土地改良会館において、「ひょうご美味し風土(FOOD)拡大協議会」の設立総会が開かれ、出席した。

 これは、兵庫県認証食品拡大協議会を中心に、兵庫県農林水産物・食品輸出促進協議会、ひょうご農水産物ブランド戦略推進会議が連携して、兵庫県の優れた農林水産物・加工食品の生産・流通・消費の拡大に向けて一体的な取り組みをしていくことを目的に設立しようというものだ。協議会は認証部会、輸出部会、ブランド部会から構成され、関係の団体や企業、行政が会員となって事業を行う計画が立てられている。

 総会後の記念講演として、料理研究家、白井操さんの講演があった。とてもやさしい語り口で、話の内容も兵庫県や産物への愛情が溢れていて、楽しく且つとても参考になる話だった。冒頭に県産認証食品に選定されて、その後売れ行きはどうだったかの検証がないのはどうかと思う、との指摘があった。私も同感である。県認証食品を取得するために苦労したのに売れないのでは何にもならない。実際、卵や牛乳などでは安い商品が売れていて、認証食品の売れ行き増に結びついていないという。やはり消費者が本当に安全でよい食品を購入しようという行動に結びつけていかなければならないと痛感する。また、挨拶で清原理事が買いたくても認証食品が近くの店にないという現状を変えていかねば、という話もされていた。その通りだと思う。いいものを県民が喜んで買って食べるようにするための方策を立て実行していかねば。会長の幡井政子さん(兵庫県消費者団体連絡協議会会長)が、この秋には一大キャンペーンを張って大々的に美味し風土を広げていくと宣言をしておられた。美味し風土(FOOD)ひょうごの名をぜひ全国、そして世界に発信していかねばとの思いを強くした。


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加東市いずみ会総会

2010年05月04日 05時10分58秒 | インポート

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 26日(月)、加東市いずみ会の平成22年度総会がやしろ福祉センターで開催された。加東市いずみ会は昨年厚生労働大臣表彰を受賞されている。来賓としてご挨拶の機会をいただいた。

 本日は22年度加東市いずみ会総会のご盛会おめでとうございます。また、昨年度は厚生労働大臣表彰のご受賞誠におめでとうございました。
 いずみ会の皆さまには、平素から食生活の改善を通して、地域住民の健康づくりにご尽力いただき心から感謝申し上げます。
 さて、いつの時代も人間は生きていく上で、「食」というものと無関係におれるわけではありませんが、今の時代ほど「食」というものに対する関心が高い時代はないのではないでしょうか。しかも、食べるものがないどころか、逆に「飽食の時代」と言われる中での「食」の問題であるという特色があります。それは、1に、安全の問題であり、2に、健康の問題であり、そして、3に、自給率ならびに日本の農業の問題であり、そして、日本人の文化、食文化と伝統、食とこころの問題でもあるのです。
 「食育」の考え方の基盤には、日本人の生き方を「食」を通して考え直し、つくり直していこうといことがあり、まさに「食」は人間が人間らしく豊かに健康的に生きていくための重要な要素としてとらえ直されているということです。
 そうした中で、日本食が世界中で健康食として高い評価を得ていることは嬉しいことですが、どうやらヘルシー以上にやっぱりおいしいというのが人気の理由だそうです。特に日本人の味覚はデリケートで、この日本の気候風土の中で育まれてきた食文化で磨かれてきたもので、うま味という独特の味を発見したのも日本人だと聞いています。
 そうした中で、私はぜひ次の3つのことを大事にしたいなと思うことがあります。1つは日本人の味覚を子どもや孫にも伝えていくためにも「伝統食」「郷土食」を食べさせたい、2つはみんなで囲む食卓の楽しさも体験させておきたい。3つは、何よりも食事をいただくという感性、感謝の念をもっていただくという「食のこころ」も伝えて行きたいと願っています。
 「もったいない」は世界語になりました。「いただきます」「ごちそうさま」も世界語にという提案をいろんなところで耳にします。
 まさに「食」からもう一度日本を、地域を建て直していけるチャンスだと思います。味覚は母の味、ふるさとの味、祖国の味であり、文化の源です。「食」を通じた健康づくり、人の元気づくり、地域づくりが必要とされています。
 いずみ会の皆さんの活動がそうした牽引力・推進力としてますます発展されることをお祈り申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。


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みのりJA女性会の総会

2010年05月03日 06時10分53秒 | インポート

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 4月25日(日)、やしろ国際学習塾でみのりJA女性会の通常総会が開催され、管内から約300人の会員さんが出席され盛大に開催された。この総会には、管内各選挙区選出の議員さんが出席されたが、地元ということで代表して挨拶させていただいた。内容は次の通り。写真はオープニングで披露された大正琴の演奏。

 本日は第11回みのりJA女性会通常総会のご盛会おめでとうございます。また、今回は、記念すべき10周年の節目の総会ということで、女性会のますますのご発展を重ねてお喜び申し上げます。
 さて、以前にもお話することがあったかもしれませんが、実は私、毎月手元に届けられる「みのり」の愛読者でありまして、その編集のセンスのよさ、内容の素晴らしさにいつも感心いたしております。
 「みのり」には毎号、JAのさまざまな活動が写真とともに掲載されていますが、その写真に身近な方々の顔を発見することが多くて、おもわず嬉しくなってしまいます。地産メニュー、エリアニュース、ピープルレポート、そして特集記事とその内容の豊富さ、濃さ、新鮮さにいつも新しい発見、驚きをがあります。見逃さない一番の記事は何でしょう。それは、「みのりJA女性会にっき」です。今月は、「みのり」と一緒に女性会の案内ビラが入っておりました。目を通してみますと、女性会の目的や活動などが詳しく書いてあり、あらためてその活動の幅の広さ、自由さ、活発さに驚きました。
 私の家内も女性会のメンバーで、加東地区のサークルひまわりに参加させていただいています。サークルひまわりは「フレッシュミズのカルチャー」、同じくサークルすみれは「素敵なハイミセスのふれあいカルチャー」なんて書いてありましてどなたが書かれるのか、その表現のうまさにびっくりします。
 女性会がめざしているものは、「女性の活力」、「生活と文化の向上」を図って、女性の声をJAに反映することで、豊かな未来をつくることだとありました。実際の活動を見ても、加工食品づくり、趣味の教室、親子農業体験スクールや乳ガン検診啓発運動など本当に幅広く、多彩です。参加資格も地域の女性ならだれでも気軽に参加できる、ということで、生きがい、家族の暮らしとゆとり、仲間とのふれあい、学習と交流を通じて、輝く女性をつくることが目的だとありました。
 まさに今日会場にご参集の皆さんがまぶしいほどに輝いて見えるのも、こうした活動の成果を体現しておられると納得いたしました。今の社会が、共同体の基盤である人間同士絆や、相互信頼関係が薄くなって不安ばかりが大きくなっていることが危惧されているなか、まずは人と人との縁、人と農、食との関係を大事に活動される女性会の活動は実に重要な意義をもつものであると確信いたします。
 どうか、この節目の総会を機に、女性会の活動がますます盛んとなり、皆さま方がさらに輝きをまされることで、みのりJAはもちろん、豊かな地域社会と暮らしが実現されることをお祈りいたしまして、簡単ですがお祝いの言葉に代えさせていただきます。


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加東市連合婦人会総会

2010年05月02日 05時43分09秒 | インポート

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 去る4月18日(日)、平成22年度加東市連合婦人会総会が社公民館多目的ホールで開催された。この日は加東市長選挙の告示日であった。総会には山本廣一市長が出席し、加東市の新年度予算の概要を説明しながら4年間のまちづくりを回顧しての講話を行った。私もご挨拶の機会をいただき一言ご挨拶を申し上げた。 

 本日は22年度総会がこのように盛大に開催されますこと心からお喜び申し上げます。
 先日、テレビの特集番組を何気なく見ておりますと、無縁社会ということが取り上げられておりました。全国的に、身元不明の死、引き取り手の無い死といった「新しい死」が増えており、これは日本社会が急速に絆を失った「無縁社会」になりつつある、というものだったように思います。
 これまで私たちは、地縁、血縁といった地域や家族・親類との絆で結びついていたわけですが、そうした縁が薄くなる、あるいはなくなって、みな孤独、つながりのない社会になりつつある、というものでした。地縁、血縁だけではなく、終身雇用が崩れて、社縁すなわち会社との縁も薄くなっているということで、こうした無縁社会の到来をどうするのか、がテーマでした。
 絆ということが現代のテーマとされるのもこうした人間関係の希薄化といった社会状況がもたらしている様々な問題をなんとかしていこうという動きからだと思います。
 人はなかなか一人では生きていけません。家族や地域、会社、職場、学校といった身近な環境の中で、さまざまな人間関係を結びながら、互いに色んな影響を受けながら、その中で生き甲斐を見出して元気を出して生きていくものだと思います。信頼や安心といったものもそうした縁、絆の中にこそ生まれてくるものです。
 番組ではどうするのか、といったことについてはっきりした方向は提示されなかったように思うのですが、私は、地縁、血縁、社縁などの加えて、同窓生といった学縁もあるし、信仰やそうした縁、縁を見出して大切にしていく努力をすべきだと思います。さらに大切にしたいのが、史縁、すなわり歴史の縁であります。ともに懐かしむ過去をもつこと、国や郷土の歴史で結びついているということが同じ根を持つという安心感につながるということでもあると思うのです。
 連合婦人会に集われる皆さんがそうした縁を大切にされながら、地域で絆の大切さを回復される核となって活躍されることを大いに期待しつつ、ますますのご活躍をお祈りしてお祝いのことばとさせていただきます。


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