29日(木)、朝から激しい雨が降り、加東市には大雨警報が発令された。雨雲レーダーを見ると、細い筋状の強い雨雲が加東市にかかり続けている。周辺の市の警報が解除されたのちも加東市には発令されたままだった。
9時過ぎには登庁。10時開会。今日から一般質問が始まった。トップバッターは自民党の五島壮一郎議員(1期:姫路市選挙区)。県政150周年事業として「県民の日」制定の提案をはじめ、多子型社会の推進、中小企業の労働生産性向上に向けた支援など5項目6問について質した。続いて天野議員(公明)が小中一貫教育の推進などについて質問した。
休憩ののち、午後1時、再開後は副議長が議長席にすわり会議を進めた。副議長として初めて本会議の議事を進行した。議場見学等の機会以外に議長席から本会議場を臨むのはもちろん初めてのことだった。
午後の1番は自民党の山口晋平議員(2期:たつの市及び揖保郡選挙区)。待機児童の解消について、18歳選挙権を契機とした家庭・地域の学びの場の提供など6項目について質した。続いて、前田議員(ひょうご県民連合)が質問。初めての議長席での議事を無事進行することができた。
休憩ののち再開。ここから再び藤田議長が議長席に。本日最後に登壇したのは自民党の安福英則議員(2期:朝来市選挙区)。県下市町の保育料の実態について、近畿圏の高速道路料金体系についてなど6項目について質した。
散会後、文化振興議員連盟と各文化団体代表との意見交換会に出席した。12月4日には加東市で川柳大会が開催される予定だ。
また、来年1月に開催予定の議会広報についてのパネルディスカッションについて兵庫県町議会議長会事務局、兵庫ジャーナル社が来訪された。
夕方には、議長室で兵庫県商工会議所連合会の要望を受けた。経済発展の基盤となる道路整備、人口減少下での中小企業の経営支援など県、国への諸要望について懇談をした。
平成30年に県政150周年を迎える。兵庫県が設置されたのは、明治元年5月23日(1868)。この時から数えて150周年。しかし、今の兵庫県域が兵庫県となったのは、明治9年(1876)のことで、兵庫県、飾磨県、豊岡県、名東県の4県が統合されたときだ。その間、廃藩置県で20県が置かれ、明治4年に先の4県に統合され、最後に4県の統合となった。最初から一つの兵庫県ではなく、大兵庫へと統合されていった歴史がある。大兵庫設置150年でもう一度祝えるかな。