百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

小学校の授業参観、幼稚園の生活発表

2009年02月23日 05時17分51秒 | インポート

 20日、加東市立東条西小学校のオープンスクール、兵庫教育大学附属幼稚園の生活発表会を参観した。1

 西小のオープンスクールは普段の授業・生活をありのままに公開し、保護者・地域住民に参観してもらおうという趣旨がよく表れていた。校長、教頭先生の二人が玄関で参観者を出迎えておられた。さっそく教室へ。一年生は元気よく算数の勉強に取り組んでいた。六年生は黙々と算数のプリントに挑戦しており、二人の先生が個別にきめこまかく指導にあたっておられた。5年生は総合学習で、ビデオカメラ等を使って番組制作に取り組んでいた。特に参観用の授業ということではなく、普段の学習のようすをこうして参観できるオープンスクールのよさをあらためて感じた。

Photo  兵教大附属幼稚園の生活発表会では、かつて勤務していた中学校の教え子2人が先生になって子ども達を指導している姿に感動しながら参観した。また園児の中には教え子の子どももいて、世代が交代しつつあることを感じた。オルガンの演奏に反応して動物になりきって遊ぶ園児のくったくのない笑顔、表情、演技に思わず拍手を送った。

 


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兵庫教育大学で社会系教科教育の学会開催

2009年02月22日 06時11分00秒 | インポート

 2月21日、兵庫教育大学で社会系教科教育学会が開催された。学会発足20周年の記念すべき大会である。私も中学校の社会科教師として毎年2月の雪の降る頃に開かれるこの学会でお世話になってきた。教壇を離れて3年になるが、今も学会の会員として研究発表会には出席して最新の社会科教育研究の成果を聞いている。

 歴代会長によるシンポジウムのあと、自由研究発表では、伝統や文化に関する学習、韓国の小学校社会科授業の分析、人権総合学習と中学校歴史授業、といった内容の研究発表を聞いた。改正教育基本法、中教審答申などで伝統・文化に関する学習の充実が掲げられており、兵庫県においても教育基本計画づくりが進められている折りでもあることから、研究や実践についての情報を得たいという思いもあり、この分科会に出席した。

 各研究発表は興味のわくものばかりで大いに啓発された。協議の中で、発表者に対して、「あなた自身は伝統や文化といったものをどのように考えていますか」という質問があった。非常にストレートだが、大切な質問だと思った。実際指導にあたる教師の伝統や文化といったものに対する認識や価値意識によってずいぶんと学習内容が違ってくるだろう。総合学習と社会科での伝統や文化の学習の違いについても議論がなされていた。

 和文化教育も広がりを見せている。日本の子どもたちが自分の国の伝統や文化について学び、その良さや価値に気づいたり味わったりすることは大切なことだ。どのようにこれから実践されていくのか楽しみにしたい。


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豊かな感性の育成とやる気-オープンスクールで

2009年02月20日 06時11分00秒 | インポート

  2月定例県議会が18日に開会し、次回23日の本会議代表質問まで議案熟読の時間が与えられている。知事の提案説明中の新年度の重点施策の4番目、県民すべてがかかわる教育の推進では、「ひょうご教育創造プラン(仮称)」の策定が挙げられた。教育基本法の改正等により、教育行政、学校教育、家庭教育などが大きく変化したことに対応するため、「ひょうご教育創造プラン(仮称)」を策定して、兵庫らしい教育の充実を図るという提案である。この内容については、これから慎重に審議をしていかなければならないが、学校教育現場の現状を知る絶好の機会がオープン・スクールである。機会ある毎に市内の小中学校を訪問させてもらっているが、19日の午前中は、加東市立東条東小学校を参観させてもらった。

Cimg0219  3時間目の授業を参観。2年生の教室ではモンゴルの民族衣装をまとった女性が馬頭琴を子どもたちの前で演奏していた。名作「スーホの白い馬」(国語)の授業だった。どこまでも草原の広がるモンゴルの景色が浮かんでくるような美しい音色。子どもたちは身じろぎもせず馬頭琴の演奏を聴いている。まさに耳というより肌、皮膚で空気振動を感じながら音色を感じているかのようだった。これぞ「生」演奏の良さである。以前にも市のイベントで特別出演していた兵庫教育大学の留学生だと思うが、モンゴルの人が演奏する馬頭琴の音色を生で聴いて「スーホの白い馬」を学習できる、このことが子どもたちの学習を一層感性豊かなものにする。すばらしい感性教育だと思った。

 各学校では、地域・保護者とこうしたオープンスクールの機会を活用して教育講演会を開催したり、地域住民をゲストに招いて特色のある学習を行うなどの工夫もなされている。東小では秋にはお年寄りから昔の暮らしや遊びの話を聞いたり、学校のそばの田で稲刈り体験も行っていた。これらの学習もまさに根元、足元の地域や家族との体験の共有を通して豊かな感性を育むものであった。そして、今日の馬頭琴の生演奏。4時間目に開かれた保護者対象のPTA教育講演会のテーマが「子どものやる気」であったが、こうした教育の積み重ねこそ、子どものみずみずしい感性を育み、思考や表現、創造性の根元を強くするものだと思った。

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県交通対策委員会

2009年02月19日 06時49分30秒 | インポート

 2月17日、午前中は警察常任委員会、そして、午後は県公館で開催された兵庫県交通安全対策委員会に出席した。平成20年度の交通事故概況、委員会活動概況が報告され、さらに21年度活動計画(案)が提案され、質疑が行われた。

 平成20年の県下の交通事故死者は、199人で200人を下回り、40年前の昭和44年(1969)の740人から比べると4分の1近くに減少した。しかし、死者のうち約50%が高齢者で、19年は全国ワースト1、20年は愛知県に次いでワースト2位であった。また、歩行者、自転車の事故が多いということだ。兵庫県は財政も悪く、また、高齢者が交通事故の犠牲者になっている割合が高いのはきわめて残念な現状だ。

Photo 実際、地域の集会などでも、高齢者が県道を横断するのも、自転車に乗るのも命がけ、歩道や横断歩道を早く整備してほしいという要望やスピードの出し過ぎなどの運転マナーの悪さを指摘する声が多い。子どもの見守りに立つ高齢者が狭い歩道からはみ出て車道で旗を持っている。その脇を大型トラックがすれすれに走る。まさに命がけだ。高齢者も子どもも、自転車通学の中高生もいわば生身で道路に命をさらけ出している。もっとも守られなければならない人たちが危険にさらされているのが残念ながら現状だ。

 こうした状況を改善するために北播磨地域でも歩道整備が進められている。同時に運転者のマナーを高めることも大切だ。朝、見守りに立っていて感心していることがある。近くの関西電力社営業所にマイカー通勤している男性の運転が実に模範的な安全運転なのだ。市街地に営業所があるので作業車などが出動する時には安全運転が徹底されているようすを日頃から感じているが、マイカーの運転も同じように安全第一の慎重な運転ぶりなのである。もし、こうした運転が県内で徹底されるなら歩行者や自転車の事故はさらに減るだろう。

 「やさしさと 笑顔で走る 兵庫の道」を単なるスローガンで終わらせるのではなく、県民運動として本気で展開していく覚悟がいる。他府県から兵庫に入ったらドライバーがまずそれを感じてそうせざるをえないような状況をつくりあげたい。神戸に向かう三木市内の県道で、道路を横断しようとしている高齢者(女性)に気づいて、安全に渡れるように車が途切れるのを待ち、自ら一緒に渡ってあげているヘルメット姿の作業員がいた。そんなやさしさ、思いやりの心がうれしくなった。


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冬の加東を満喫

2009年02月16日 07時13分08秒 | インポート

 2月15日、加東市下滝野の市役所滝野庁舎周辺と酒蔵(高徳、神結)で「あったか加東冬のまつり」が開かれた。今年は春のような日差しの下、暖かい冬のまつりになった。

 このまつりは旧滝野町時代から引き続き開催されており、今年で通算7回目を数えるそうだ。去年は雪の中のまつりだったが、今年はうってかわって春の陽気。加東市には春の花祭り、桜、夏の花火、秋のコスモス、各神社の秋祭りと四季を通じて豊かな自然、伝統、産業に関係した祭りがある。こうした祭りを通じて、市民がふれあい、ふるさとの魅力再発見をすることができる。「あったか冬のまつり」のテーマもあったかなこころのふれあい、こんなもんか「あったか」というふるさと再発見である。参加団体も地元の小中学生、PTA、女性団体、商工会、国際交流、大学などあらゆる世代、分野にわたっている。また、温泉につかり、新酒を味わい、よさこい踊りや音楽演奏を観たり聴いたり参加したりで、まさに五感総動員で体感できるまつりになっている。各団体のテントで、カレー、フライドポテト、ドーナツ、ラーメン、豚汁、たこやき、豚まん、フランクフルト、ペルーのいも料理を食べたが、五感のうち、味覚偏重であった。

Photo  今日、加東市のマスコットキャラクターの「加東伝の助」が披露された(写真)。「伝える」がテーマの伝の助君は予想以上に「かわいい」という感じだった。これから、ふるさと加東の魅力を大いに伝えていってほしい。また、こうしたまつりにこそ、都市部からも多くの人に訪れて近くの田舎のよさを満喫してもらいたいと強く思うところだった。


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伝統の祭りと地域

2009年02月13日 05時30分00秒 | インポート

 2月11日は「建国記念の日」だった。各地で祝賀行事や集会、祭が行われたようである。この日、市内で2つの伝統の祭が行われた。歴史ブログでも紹介したが、一つは河高八幡神社の厄除け祭、もう一つは上久米東光寺の大日祭である。どちらも古い歴史をもつ伝統の祭りであり、神仏への篤い信仰、感謝の念がこもった祭りで、村(地域)の人々によって大切に継承されている伝統の祭りである。Photo_2

河高の厄神さんでは、成功者や厄年の人が感謝の気持ちからまくお金(硬貨)を地区の子ども達(男の子)が拾うことで知られる。また、上久米の大日さんでも山伏の放つ魔除けの矢を子ども達が走り回って拾っていたり、護摩焚き後の火渡りの儀式でも子ども達が勇気を出して渡る姿が見られた。子ども達がこうして伝統的な祭り、儀式、風習に家族や地域の人から見守られながら参加し、いきいきした表情を見せてくれることは嬉しいことであり、見ている方も元気が出てくる。きっとそうした姿には、村(地域)や伝統の継承者としての頼もしい子どもの姿が見えているからだろう。

 河高の厄神さんで子ども達が金を拾う姿を好ましいものではないという意見もかつてはあった。しかし、河高の人の「村出身の成功者が自分を育ててくれたふるさとへの感謝と子ども達の健やかな成長を願って冨を分けるという趣旨のもの。そして、子ども達は成功して儲けたお金はこうしてみんなに分けるもの、感謝を忘れてはならないことを学び、さらに特別なお金として大事によく考えて使うものという自覚ももつといった祭りの内容をしっかりつかんでもらうことが大事だ」という言葉には、村(地域)が行う徳育の基本がうかがえる。駐車場の整理や硬貨の両替、たき火や人出の整理などにあたっている若い消防団員も子どもの頃にはこの祭りを経験し、やがて年代役割に応じて祭りを支えている。まさによき伝統の継承者である。この厄神さんに限らず、各村(地域)に伝わる伝統行事を確かに次世代に伝えていくためにも地域、学校、家庭がその意義についての共通理解を深め、それぞれの立場からの取り組みを工夫していかなければならないと思う。

Photo 伝統の祭りへの参加という世代を超えての共通体験をもつことで、自らを歴史的な存在として、また地域社会の一員としての自覚をもつことができる。家族に見守られながら、勇気を出して火渡りに挑んだ幼い頃の体験は長い生涯にわたってその人を支える自信となるだろう。子どもの元気な姿にそんなことを思った。


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建国記念の日

2009年02月12日 06時06分54秒 | インポート

 2月11日は「建国記念の日」である。私は「紀元節」という呼びPhoto名の方に親しみを持っている。夜明けと共に玄関に日の丸の旗を掲げる。加東市社の商店街では祝日に日の丸が掲げられている(写真)。今日の日の丸はいつもより輝いて見えるのは気のせいだろうか。

 現在は「国民の祝日に関する法律」で定められている「建国記念の日」であるが、この日が国民の祝日に制定されたのは昭和41年である。その趣旨は「建国をしのび、国を愛する心をやしなう」ことにある。昭和23年の祝日法の制定では、「紀元節」はGHQによって排除され廃止されたが、講和独立が近づくと紀元節の復活を求める国民の強い願いが声となりようやく「建国記念の日」制定として実ったものだった。

Photo_2  戦前の2月11日は紀元節とよばれて神武天皇が大和の国の橿原の宮において即位された日であり、この日を日本の歴史の紀元としてお祝いをしていた。祝日の復活を願う国民運動によって「建国記念の日」が制定されることになり、2月11日がふさわしい日として定められた。おかげで私たちは今日も遠い昔に先祖が建てたこの国の誕生をお祝いできるのである。そこに途切れることのないこの国の歴史的連続性を実感することができる。

 それにしても祝祭日に日の丸が商店街にはためている町はそう多くないのではないだろうか。国旗の掲揚や国歌の斉唱をめぐって学校教育現場では長い間混乱が続いてきたが、国旗国歌法の制定等で今は落ち着きを見せている。しかし、「建国記念の日」の指導は適切に行われているのだろうか。祝日等にあたっては児童生徒に対してその意義を「建国をしのび、国を愛するこころをやしなう」という趣旨にそって適切に指導する必要があるのだが。


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北方領土

2009年02月11日 05時53分59秒 | インポート

Photo_3  2月7日は「北方領土の日」。安政元年(1855)に日露通好条約が調印され、日露の国境を択捉島とウルップ島の間に定めたのが2月7日だったことによる。私の事務所の壁には「島よ還れ 根室市」の字が白抜きで染められた緑の旗が貼られている。また、事務所の表には「竹島-かえれ島と海」のポスターも貼っている。日本固有の領土でありながら、この島々はロシア、韓国に不法占拠されており、国民がこのことを忘れず、粘り強く返還運動を続けていくことが大事だという思いからである。

 学生時代は、北方領土の不法占拠に対して、8月9日にソ連大使館に向けて抗議行動をしていた。昭和20年(1945)、日ソ中立条約を無視してソ連が対日参戦したのが8月9日である。その後ソ連は千島列島への攻撃を開始し、北方四島も占領した。ソ連軍が侵攻してきたのは終戦後のことであり、ウルップ島まで侵攻してきて、米軍がまだ駐留していないことを確かめてから択捉、国後、歯舞、色丹の北方領土にまで侵攻してようやくストップした。9月5日のことである。

 中学校で社会科を教えていたが、授業でも我が国の領土問題について指導してきた。地理では「日本の国土の範囲」で、歴史では江戸時代、近現代史の中で、さらに公民では「主権」や我が国の安全保障等のところで領土問題を扱ってきた。特に北方領土問題は映像資料なども使って歴史、自然など詳しく指導してきた。選択社会の時間では、生徒自身が問題意識をもって領土問題を調べて発表することもあった。というように教育を通して、北方領土は我が国の固有の領土であり、ロシアによって不法に占拠されている状態だが、返還が実現するまで国民あげて運動をしていかなければならないと教えてきた。

 しかし、現状は変わっていない。竹島も韓国が実効支配したままだ。最近は対馬が危ないという報道もある。また尖閣諸島も中国がねらっている。教育を通して国民の「領土」(領海・領空)認識をきちんと育てておかなければならない。「主権」に関する意識、認識も同じだ。これを確かな認識として育てていないと将来の日本は危うい。

 


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加東市スポーツ表彰

2009年02月10日 05時26分02秒 | インポート

Photo  2月8日、加東市やしろ国際学習塾で20年度加東市スポーツ表彰の授与式と記念講演会が行われた。各種大会等で優秀な成績を挙げられた個人、団体、スポーツ振興に功労のあった方々に賞が贈られた。

 式のあと、高校駅伝日本一で知られる西脇工業高校陸上競技部監督の渡辺公二先生が「心を繋ぐタスキリレー」と題して講演された。先生のお話は、すべてご自身の体験とそこから得られた人間教育の信念というべきもので、一語一語が聴く者の心に響いてくる。自分にもっと指導力があればもっと日本一にしてやれた、足りなかったのは指導者である自分の力だったといったことや指導にあたっては選手としての勝利者ではなく、人生の勝利者をめざして、マナーを大切にしてきたことを何度も繰り返された。

Photo_2 講演の中で印象に残った言葉を書き留めると、次の通りだ。〇学ぶということは「素直、謙虚、感謝」の3つの心がなければならない。〇松井(ヤンキース)に箒を持たせたら日本一(松井選手の高校時代の監督の言葉)。〇食べものと睡眠を大切にすること(ご飯をしっかり食べること、夜10時から午前3時の間に眠っているだけで成長する、牛乳は10時と3時に飲めば骨密度が高くなる等々)。

 食事と睡眠の大切さについては最近盛んに言われている。先生のお話を聴きながら、中3まで夜は9時就寝(社町有線放送の「よい子は早く寝ましょう」の放送を聞いて寝る)、牛乳を毎日しっかり飲み、ご飯大好きの生活をしてことは間違いではなかったんだと自分の少年時代を思い返しながら妙に嬉しくなった。

 


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手をつなぐ育成会の研修会

2009年02月09日 05時34分18秒 | インポート

Cimg0136  2月6日、加東市やしろ国際学習塾(加東市上三草)において、北播磨ブロック知的障害者(児)保護者研修会が開催された。北播磨5市1町から保護者の皆さん約90人が参加して講演やパネルディスカッションなどを通して研修を行うという会である。

 講演は「障害者も社会の一員。支え共に生きる社会の実現に向けて」と題して、藤井茂樹さん(独立行政法人国立特別支援教育総合研究所)が障害者が生まれ育った地域の中でその人らしく豊かに自立した生活が過ごせるように支援システムをどうつくりあげていくかといったことをこれまでの実践をもとに楽しく話された。

 障害者自立支援法が施行されてもうすぐ3年が経とうとしている。この法律では障害者の就労支援の事業を盛りこんでいる。兵庫県においても障害者就労支援計画がつくられ、さまざまな事業が推進されている。県が率先して知的障害者を短期雇用する事業では、北播磨県民局でも取り組みが行われている。元気で一生懸命仕事に取り組まれ、次第に職員、職場にもなじんでいかれたようである。また、職員にとっても障害者と一緒に働くということで意識改革や具体的なイメージづくりの機会にもなりよい効果が出ているということだ。

 企業の障害者の法定雇用率1.8%はまだ達成されていない(19年度兵庫県は1.75%)。障害者を雇用している企業は55%、未達成企業約1000社の6割は1人も雇用できていない状況だ。全国の雇用対象となる障害者は約360万人でそのうち知的障害者は34万人。現在の深刻な経済状況のもと、障害者の就労はますますきびしくなっている。昨年末から出勤日調整や委託作業減、あるいは単価の低いものへの移行といった傾向がでているようだ。

 藤井さんは、障害者が生まれ育ったこの地域で自立した生活を実現していくためには、就労、独立生活へのチャレンジを支える環境整備が必要だと指摘し、「福祉の滋賀」の発達支援システムの事例を示しながら、「誰もがともにいきるまち」の実現にむけて次の5点を挙げた。1.生まれてから大人になるまで、一人ひとりの成長を応援 2.働きたい気持ちに応える 3.住み慣れた地域でいきいき暮らせる 4.みんなが支える 5.すきまなく、みんなが担う。北播磨というすばらしいこのふるさとで障害者が安心して暮らしていけるように保護者のみなさんと「手をつないで」努力していきたい。

 午後のパネルディスカッションには参加できなかったが、家族が大好きなクッキーと小物入れを買って帰った。


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オープンスクールと人権を考える市民集会

2009年02月08日 05時08分46秒 | インポート

Cimg0140_2 7日(土)、滝野南小、滝野東小、そして社小のオープンスクールが行われた。校内マラソン大会や学習発表会、リサイクル回収作業などと合わせて開催されており、朝から駆け足になったが3校を回り、子ども達の元気なようすを見せてもらった。写真は社小学校3年生の学習発表のようす。

    午後、加東市滝野文化会館大ホールで「人権を考える市民のつどい」が開催された。

 はじめに市内の小中学生の人権作文の発表が行われた。東条西小学校6年の田中冴佳さんはCimg0146「明るい社会」と題した作文で、あいさつと感謝の言葉の大切さを体験を交えながら訴えた。この作文は『社会を明るくする運動』兵庫県作文コンテストで、県保護司会連合会会長賞に入賞したものだ。田中さんの作文の中でドキッとした一節があった。「あいさつをしない大人が増えている。大人の中で何が起きているのだろうか」という言葉だった。大人は最近の子どもは声をかけてもあいさつもしない、とよくいう。しかし、子どもの側から「あいさつをしない大人が増えている」という言葉を突きつけられると、反省すべきはやはり大人だと思った。教育基本法の改正で、「公共の精神」が目標の一つに掲げられた。子どもに公共の精神を教えることはもちろん大事だ。だが、公共心が不足しているのは大人だ。まずは大人からを肝に銘じておこう。

 次の住民学習実践発表では、上中、上滝野、栄枝地区の市内3地区から実践が発表された。3地域とも住民同士のふれあいの場づくりに工夫が凝らされており、地域づくりの熱心な取り組みに感心した。発表を聞きながら、人権尊重とは人間を大切にすることであり、人間は一人で生きているわけではないので、人と人、年齢性別をこえて互いにふれあいを深めることで互いを理解し合い元気もでる。そうした取り組みで地域が元気であること、そうしたまちづくりが人権尊重そのものだと思った。


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自衛隊と地域

2009年02月06日 05時27分15秒 | インポート

 一ヶ月ほど前の話になるが、1月8日、陸上自衛隊青野原駐屯地で連合会の新春互礼会が開かれ、北播磨、丹波地域の各市町や駐屯地の地元から行政、議会、防衛協会等の多数の関係者が出席した。

Photo 高橋駐屯地司令は挨拶の中で、ホーク基地としては全国8番目だったが、新中SAM配備は全国で2番目、さらに隊員食堂など施設の改築等の基地整備が進んでいることを報告し、33年目を迎える駐屯地がさらに地域との結びつきを深めていきたいとの抱負を述べた。

  自衛隊については、防衛省昇格という悲願を実現したものの事故や不祥事、そして田母神論文問題等々、マイナスイメージが強かったが、イラクで空輸活動にあたってきた航空自衛隊も無事任務を完遂し、多国籍軍からも高い評価を得たことは国民にとっても誇りとするところだった。

 自衛隊は国の防衛、海外派遣、そして災害派遣といった国と国民の安全を守る重要な任務についている。今日の不安定な国際情勢の中で、自衛隊の存在、役割は大きくなるばかりである。とりわけ災害派遣では地震、台風等の大規模な自然災害発生時に大きな力を発揮している。そうした自衛隊に対する理解を深め、地域との交流を広げていくことがいざという時に役立つ筈である。私も教員(中学社会科)時代に駐屯地の広報部門から映像資料などを拝借して授業に活用させていただいた経験もある。駐屯地では桜満開の頃の花見、駐屯地祭などの機会に駐屯地を地域に開放して交流の場を設けている。こうした積み重ねが大切だと思う。


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ひろば展

2009年02月05日 05時17分33秒 | インポート

 2月4日、加東市やしろ国際学習塾で「平成20年度東播磨消費者ひろば展」(主催:東播磨消費者団体協議会、共催:東播磨生活科学センター、東播磨県民局・北播磨県民局)が開催された。

 東播磨消費者団体協議会は昭和47年の設立で、消費者の立場から環境問題、食の安全、資源エネルギー問題等に取り組み、生活のあり方の見直し、環境を大切にする社会の創造、生活実践をめざして共に学び、実践を重ねてきている。「ひろば展」はそうした活動をさらに深化発展させる学びと実践発表の場である。

Cimg0125  今日の研修は兵庫県の食品安全官、村上和典氏による「食の安全安心について」と題した講演だった。食に限らず「安全安心」の確立が叫ばれているが、兵庫県においては、「安全」(科学的データにもとづいた客観的)な食品を確保し、かつ「安心」(信頼)できる食生活を実感できる社会の実現をめざして計画が推進されている。講演は詳細なデータを示しながら専門的な濃い内容のものであったが、食品にはリスクがあること、そしてそのことを正しく理解して適切な食生活を実践していくことによって、がんなどの病気や窒息事故、食中毒などを防止することができるということだった。終盤の食料自給率の問題についてもう少し時間がほしいところだったが、国内生産のみでも国民が最低限度必要とする食料が供給可能であり、これをカロリーで表すと2020キロカロリーになって、ご飯、いも、魚を基本に1週間に1個の卵と10日に一度の肉を食べる生活になるという。これは昭和20年代後半の水準らしい。私が生まれた頃の話だ。

Cimg0131 会場ロビーには各市町の特産が販売されており、大いににぎわっていた。午後の実践発表は聞けなかったが、食の安全安心について大いに啓発された。写真は講演のようすと特産販売のようすである。

 


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献血

2009年02月04日 06時21分11秒 | インポート

Cimg0122   2月3日、「愛の献血活動」が加東市民病院で行われた。献血バス4台が出ての献血は県下でも珍しい大規模なもの。市民病院の裏の狭い駐車場に4台の献血バスが並び、小雨模様の中、多くの方が献血に来られた。加東ライオンズクラブは、献血者への飲物や卵のサービス、順路の案内などを行った。日本赤十字社兵庫県赤十字センターの関係者の話によれば、県内の献血車の半数がここ加東市民Cimg0123病院に来ているということだった。インターネットで兵庫県赤十字血液センターのホームページを開いてみると、今日の県下の在庫状況はAB型、次いでB型A型が不足になっているということ、寒い日が続くこの頃は献血者が少なくなるということであった。小雨降る中、昼休みを利用して駆けつけて下さる方も多く、こうした献血者の協力が医療を支えているのだと思うと寒さも忘れる。


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北播磨地域夢会議

2009年02月03日 06時11分48秒 | インポート

  先月の25日(日)午後、三木市立教育センターで北播磨県民局・北播磨ビジョン委員会が主催する「さわやかフォーラムin北播磨・北播磨地域夢会議」が開かれた。Photo(写真は井戸知事の前で活動を発表する高校生)

  分科会の途中から入室し、話し合いを聞かせてもらった。「子ども・若者の課題を掘り起こす」がテーマの第Ⅱ分科会では、兵庫教育大学のよさこい踊りのグループから地域の祭りやイベントに出演して関わりを深めていること、関西国際大学の学生グループからは地元の空店舗を活用して駄菓子屋を経営していることなどの実践についての話題が提供されていた。どちらも地元の大学生による地域交流の話題だったが、学生の皆さんが積極的に地域に関わりを持とうという活動に対して地域も呼応して一緒に地域活性化の試みを展開していくことが大事だと思った。地元に大学があることの意味を地域自身がとらえなおして積極的に連携を深めていくことが必要だ。指導している大学の先生からは、こうした学生の活動に対してもっと行政は注目し積極的な支援を、という注文も出た。ただ、一方で、子ども会活動などでは、参加を募っても子どもだけの参加ならいいが、親も一緒に参加してという形の活動にはあまり積極的でないという問題点も指摘されていた。

 全体会では各分科会の内容が発表されたが、第Ⅰ分科会からは加古川線の活用についてのさまざまな提案が、そして、第Ⅲ分科会(「もったいない意識の復活と取り組みの拡大」)からは三木高校、三木北高校の環境に関する活動についての紹介があった。私の印象に残った話題は高校生の環境活動だった。両校とも具体的意欲的な実践があり、しかも具体的なモノがそれを強調している点だった。高校生による環境問題への自主的な取り組みと市民への問題提起といった外への発信がしっかり行われていることに驚いた。それだけ問題意識が明確になっているということだろう。三木北高校の環境研究サークルECO-P(えこぴい)では「うちわ」を作成し、Photo_2 夏の冷房による温暖化を少しでも抑えようという活動-マイうちわキャンペーンに取り組んでいた。「うちわ」の製作費用は部員が懸賞論文に応募してその賞金からまかなったという。かつては暑くても辛抱すること、下敷きで扇いでいると叱られたものだったことを思い出しながら、この企画の発想のおもしろさに感心した。こうした高校生の環境活動をもっと積極的に紹介し合い、北播磨から地球温暖化防止に向けた発信を!という声があがっていた。県や市、地域の後押しも必要だ。

 


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