百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

消防操法大会

2007年06月18日 07時28分56秒 | インポート

Photo_9   17日(日)、第2回加東市消防操法大会が開かれた。操法大会は消防団員の消防技術の向上と士気の高揚を図り、地域防災体制を強化することを目的に開催されているもので、日頃の訓練の成果を発表する機会になっている。

 早朝からJAみのり駐車場には市内各地域から分団が乗り込み、準備をして開会を待っていた。私自身も消防団員だった昭和56年、操法大会に出場した。大会の一ヶ月ほど前から毎日早朝練習を積み重ねて大会に備えた。所属していた社分団は常勝を義務づけられていたので大変だったが、その年は優勝できなかったことが今でも悔しい思い出となっている。

 大会はポンプ車の部、小型ポンプの部で行われた。ポンプ車の部1番目は社分団。きびきびした動作、操作で火点までホースを延ばし、放水。練習の成果を遺憾なく発揮できていたように見えた。私自身もこの操法出場を通して消防団員としての自覚、自信、誇りなどが身についていったように思う。また、応援の分団員やOBも駆けつけ、仲間の分団員を応援する。この仲間意識が「自分たちの町は自分たちで守る」という消防団員の意識と結束を強めている。

 出場している消防団員、審査をしている消防署員、係をしている市職員の中に私が操法大会に出場していた当時の教え子の顔が見えた。もうあれから四半世紀が過ぎている。次の世代がしっかりと地域防災の立派な担い手に育っているのを確かめることができた。午後、別の用事を済ませていったん帰宅すると、隣の社分団詰所が賑やかだった。見事ポンプ車の部で優勝を果たしたとのことだった。おめでとう。ご苦労様でした。


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学校オープン

2007年06月14日 08時22分33秒 | インポート

Photo_6  去る8日(金)、加東市立滝野東小学校(新町)の「学校オープン」に行ってきました。東小には、18年3月末日まで勤務していたので先生方や子どもたちに出会うのも楽しみでした。

 懐かしさを感じつつ、本館から北校舎へ向かうと、中庭が緑鮮やかな芝生張りに変わっているではありませんか。「へえー、いいなあ」と思いながら1年生の教室の前のテラスからもう一度見てみると、視界に緑が広がり、本当にいいなあという感じを受けました。その隅のところに小さな立札があり、「県民緑税」「緑化事業」という文字が目に入りました。

 県民緑税は兵庫県が平成18年4月から導入したもので、県民総参加で、「緑」を保全・再生し、次代に引き継いでいこうとするものです。その事業の一環として学校の校庭の芝生化事業が取り組まれたものでしょう。勤務していた頃は、土の中庭で、参観日などには職員駐車場に早変わりしたり、雨の日は水たまりができてぬかるむこともありました。また、休み時間は1年生の遊び場になったり、「生活」などの学習では植物栽培の鉢が並んでいました。しかし、こうして鮮やかな緑の芝生張りになると、風景はもちろんですが、子どもの気持ちも一変したのではないでしょうか。

 その渡り廊下(通路)を挟んで東側の駐車スペースには、車イスのマークが描かれた身体障害者専用駐車スペースになっています。17年度の5年生の総合学習でユニバーサル社会について学習したときに、学校をユニバーサル化しようというアイデアを出し合い、5年生が協力して描いたものです。

 学校の中のこうした「緑」や「身障者用駐車場」などの「やさしさ」がもっと増えてくると子どもの心にも「やさしさ」が育まれると思うところでした。

 


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小野・加東防犯協会の総会

2007年06月13日 13時42分23秒 | インポート

 12日(火)午後、社警察署において、平成19年度小野・加東防犯協会総会が開かれました。前日の11日に正式に県会議員としての任期が開始しており、この総会に同協会顧問として出席しました。

 はじめに防犯功労者、警察官の表彰が行われ、永年防犯委員として活動され功績を挙げられた方々や団体に表彰状・感謝状が贈られました。続く内藤勝会長の挨拶では、同協会60余年の歴史を通じ、数多くの先人の努力の結果、現在20支部、48の協賛企業、各地域の防犯連絡員をもつまでに発展、警察と協力して安心安全の住みよいまちづくりへに大きく貢献してきたことが話されました。

 次に岸川誠治署長から管内の状況についての説明がありました。本年3月末までの統計では刑法犯が昨年度に比べ10ポイント余り減少していたものの、4、5月になって増加傾向に転じ、特に空き巣、忍込みなど侵入盗や車上ねらいなど、身近な犯罪が増加していることが報告されました。確かに市内をまわっていても、空き巣や車上ねらいのことはよく耳にしていました。警察としても抑止と検挙に全力を挙げており、地域ぐるみの防犯活動によって犯罪を減らしていかなければならないということが強調されました。

 かつては世界でもっとも安全な国、日本と称賛されましたが、近年はそうした安全神話は崩れ去ったといわれています。銃による凶悪犯罪、少年犯罪だけでなく、高齢者の犯罪が増加しているのが現状です。国民の真の幸せはやはり、暮らしの安全・安心であります。地域安全まちづくり条例によって70%以上の自治会の区域でまちづくり防犯グループが結成され、地域安全まちづくりが推進されています。また、兵庫防犯ネットによる防犯情報のメール配信によって情報をいち早く共有し、素早い対応がなされるようになりました。子ども見守り隊に見られるように、地域ぐるみで安全を守っていくという住民の意志が犯罪予防の大きな力になると確信しています。
 


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子ども見守り隊

2007年06月12日 08時38分48秒 | インポート

Photo_7  ふじもと百男の「百聞百見」を始めます。第1話は、「子ども見守り隊」の話題です。

 私は去年の3月末に教職を退職しましたが、その後、子ども見守り隊に立ち始めました。自宅のすぐ近くに加東市立社小学校に通じる「学校道」とよばれる通学路があり、その交差点に立っています。ここを通過する通学班は10班あり、毎朝、7時30分から約30分ほどの間に通り過ぎて行きます。

 私の立っている地点から見える2ヶ所の交差点にも見守り隊のマークである緑の帽子を着けた方が立ち、互いに会釈をしたり、安全旗を振ったりして朝の挨拶を交わします。子ども達も顔なじみになっているので、「おはよう」「行ってきます」と元気よく挨拶をして登校します。

 この見守り隊が始まってから「安心しています」という保護者の声をよく耳にします。地区ごとに見守り隊の方法はいろいろ工夫されているようですが、どこも熱心に取り組まれています。例えば下校時刻になっても子どもが帰って来ないときは、まだか、まだかと自然に学校の方に足が向き、隣の地区の見守り隊のところまで出迎えに来てしまうということがあったほどです。

 私は朝の時間しか立っていませんが、登下校時に通学路の各ポイントで互いに視界に入る範囲のところに緑の帽子が目印の見守り隊が立って、子どもの安全を守っている。子どもの安全が脅かされているという今日の社会状況を考えると、まさに見守り隊は、子どもの安全を守る地域の大きな力になっています。今日も子ども達の顔を見るのを楽しみに立ちます。


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