29日(金)、今朝も神仏霊験コースを歩く。やしろ中央公園の桜はまだ二分咲きというところか。
小野市商工会館で開催された北播政経懇話会の例会に出席した。今日の講師は共同通信社の中川潔氏。テーマは「アジアと日本外交」で、尖閣諸島をめぐる日中、ミャンマーと日本の外交について、最新の情勢を話された。特に中国の進出が目立っているミャンマーで国民の反中感情が高まっていること、逆に日本への親近感があることなどは嬉しい情報だったが、経済協力や企業進出という点では日本の動きが鈍く中国や韓国の素早い動きに負けているということだった。
商工会館を出てバス乗場へ小野市大池の堤を歩いていると、小野高校の生徒が声を掛けてきたのでよく聞いてみると、兵教大附属中の教え子の息子だということだった。懐かしい、というより歳月は確実に過ぎているということを実感した。
28日(木)、朝いつものコースを歩く。明治館下の下川にかかる橋のたもとの桜が三分咲きというところか。
10時からパレス神戸で開催された兵庫県河川審議会に出席する。24年度第1回の審議会。委員として初めての出席だ。姫路を流れる県二級河川の大津茂川の改修計画について審議する。
午後は幹事長室で執務。年度末の事務整理、異動の人もあり挨拶や事務引き継ぎなどで忙しそうだが、議員控室は閑散としている。外は雨。
「道徳の教科化前倒し」の見出しの読売新聞記事のコピーを先輩議員からいただいた。昨年教育再生PTの研修で講師にお招きした横浜市教育委員長の今田先生の名前がその有識者会議「道徳教育の充実に関する懇談会」の中にあった。大いに期待したい。
26日(火)、朝歩く。いつもの神仏コースだが、日増しに朝日に力強さを感じる。
9時、加古川西部土地改良区の通常総代会に出席する。10時には一旦事務所に戻り、その後加東市民病院の認知症疾患医療センターに。病院では教え子の看護師さんや教師時代に総合学習でお世話になった障害者の方などに出会った。
午後、兵庫教育大学へ。書店で河村先生の『中世の播磨と清水寺』を購入。その後、加東市社公民館へ。今日は加東市商工会と加東市社経済懇話会主催の緊急経済講演会が開催され、近畿経済産業局総務企画部長の中村稔氏が講演された。中村氏は兵庫県産業労働部長も含めて3度目の関西勤務で、演題も「関西のポテンシャルと我が国経済の活性化」だった。あらためて、兵庫県をはじめ関西が有しているさまざまな分野での強みを認識することができた。
25日(月)、朝はまだ冷たい。神姫バスで県庁へ。新神戸まで約80分。
今日は日程が詰まっている。9時30分幹事長室で打ち合わせ、執行部会議。10時から議会運営委員会、10時30分から自民党議員団総会と続く。そして、11時から本会議。24,25年度補正予算、教育長の同意人事、議員報酬引き下げ、意見書案等を可決した。閉会の前に井戸知事は発言を求め、7月実施予定の知事選挙に立候補することを表明した。
本会議の後、自民議員団総会。午後1時30分から議会運営委員会。その後自民党県議団の「主に女性の問題を考える議員の会」の勉強会に出席。こうして第317回定例県議会の閉会日は終わった。
井戸敏三知事が出馬表明をした。知事が強調したのは、「ふるさと兵庫」である。ふるさと意識の育成、兵庫人(ひょうごじん)として、ということだ。これが21世紀の兵庫県の活力、自立の鍵になると。その通りだと思う。しっかりした郷土愛、愛国心を持った立派な日本人をこの兵庫がつくっていけばよいのだと思っている。
23日(土)、朝歩く。社の市街地をほぼ一周するコースだが、明治館の忠魂碑、佐保神社、大師殿を参拝するコースでもある。護国の英霊の御霊、日本の神々、そして弘法大師への感謝と誓いの朝の時間だ。
今日は市内の民間保育園で卒園式が行われたが、正覚坊保育園の式に出席した。20人の園児が先生やお父さんお母さんに感謝の気持ちを表しながら卒園していった。花束を贈る場面ではお母さんと一緒に涙の光景も見られた。保護者代表の謝辞では、子育ての悩みに応えてくれた保育園への感謝の言葉もあった。福田小学校の教頭先生は4月に元気に入学してくれることを楽しみにしていますと声を掛けていた。
庭の杏が一気に満開したと思ったら、隣の駐車場の2本の桜が開花した。庭の雪柳もほぼ満開だ。
22日(金)、24年度の修業式の日だ。登校見守りも今日で終わり、4月の始業式まで休みになる。6年生が卒業し、通学班の人数が少なくなったが、春にはまた可愛い1年生が加わることだろう。
今日は10時30分から常任委員会。続いて、自民党県議団の自主研究PTの報告会が昼食をはさんで午後まで行われた。再生可能エネルギー研究会、児童虐待防止PT、レジャー産業振興PT、地方分権PTの順に一年間の活動報告がなされた。私も教育再生PTの他に再生エネ、児童虐待PTに参加して現場調査を行ってきたが、今日はその集大成ということで内容的にも充実した報告会だった。
報告会の合間をぬって、県産小麦を使用したパンの試食会も行われた。ミナミノカオリという品種の小麦100%使用の学校給食用のコッペパンなどと淡路産牛乳で試食した。香りももちもち感もあるおいしいパンだった。
21日(木)、朝の登校見守りに立つ。今日は市内の公立小学校の卒業式。登校するのは4年生以上で、各通学班も人数が少ない。明日は修了式で今年度最後の登校日だ。
登庁後すぐの9時30分に健康福祉常任委員会。続いて10時に議会運営委員会。10時30分に自民党県議団総会と続き、11時に本会議が開かれた。本会議では予算特別委員長から報告があり、討論が行われた。我が会派からは原テツアキ副政調会長が登壇し賛成討論を行った。その後表決が行われ、25年度予算など44議案を可決した。
午後、議員団総会、行財政改革の学習会が行われた。兵庫県が阪神淡路大震災からの復興に取り組むなかで、巨額の借金を背負いながらの厳しい財政状況が続いており、現在も平成30年までの第2次行革を実行している。経済状況の変化や国の政策の変化などでたえず行革をめぐる環境が変化しており、3年ごとの見直しを行っている。
嬉しい知らせがあった。今日、県立高校の合格発表が行われたが、難病に立ち向かいながら必死に勉強し、自分の目指す高校に見事合格した、という報告を両親と一緒に直接伝えに来てくれた。よかった。これからも困難な状況に直面することもあるだろうが、きっと乗り越えていってくれると信じる。
19日(火)、今朝も登校見守りに立ってから県庁へ。今日が卒業式の市もあるが、加東市は21日だ。それにしても暖かい朝だ。
今日も自民党県議団と各種友好団体との意見交換会が朝から夕方まで30分刻みで行われた。夜は同期の懇談会。夜になってもコートは要らないぐらいだった。帰りのバスで教え子と出会った。もう、四半世紀以上も前の思い出話に時の経つのを忘れた。明日は彼岸の中日。墓参りをせねば。
18日(月)、朝の登校見守りに立つ。3学期もあとわずか。どの班も普段より登校時刻が早まっているようだ。
今日と明日の2日間、自民党県議団では、各種友好団体との政策要望に関する意見交換会を行なう。9時30分から執行部会議、10時から意見交換会が始まった。各部会毎に3会場同時並行で午前、午後夕方5時まで入れ替わり立ち替わって団体代表との意見交換を行った。私は健康福祉部会。関係分野が広く朝から連続だった。
町内会の95歳のおばあさんが亡くなった。大正6年生まれで亡き母親と同年代を生きた方だ。小さい頃からよく知った方でここ十数年は姿を見ていなかったが、かつて繁盛した商店街も今は住宅街に変わり、町内会も十数軒と少なくなったなか、また一人親の世代が亡くなっていく。町内会の構成をみると、少子高齢化が進んでいる。継ぐべき家業もなく、子供達は都市に出ている。まちのにぎわい復活という話題さえ出にくい状況だ。
17日(日)、加東ライオンズクラブの奉仕例会として、ボーイスカウト社第1団と一緒に道路のゴミ拾いを行った。恒例の奉仕活動だが、国道175号の道路法面や側道に捨てられたゴミは意外と多い。一番多い(目立つ)のがやはり煙草の吸い殻、コーヒーなどの空き缶、ペットボトル、そして菓子類の袋だ。また、放置自転車やカセットステレオなどの不法投棄物もある。拾う者と捨てる者、その差は天と地ほど開いている。ポリ袋に詰められたゴミがそのまま捨てられている。おそらく車の窓からポイ捨てされたものだろう。この季節には火のついた煙草のポイ捨てが山火事の原因になる。活動が終わって平池公園で食べたカレーライスが実に美味かった。風邪も吹き飛んでいきそうだ。ところで、開会式で47年前にライオンズクラブの支援で誕生したのがボーイスカウト社第1団だった、という話がでたが、よくよく思い出してみると、その第1期生が当時小学校5年だった私たちだった。それから47年が過ぎ、今はライオンズが今年50周年を迎えようとしている。
16日(土)、朝、加東市子どもチャレンジ教室の「ありがとう茶会」に出席した。藤原茂子先生の指導で一年間の稽古で学んだ茶道の点前、作法、心を家族や客に披露するのが今日の目的。伝統文化のよさを体験しながら学べるチャレンジ教室はこの茶道といけばながある。ぜひ、この取り組みを今後も継続していってもらいたい。
昼前、佐保神社で明神講の春季例祭が行われた。明神講は佐保神社の氏子講の中でも最も古い講だが、近年は講員も減少している。拝殿で祭礼の後社務所で直会。
午後、通信制高校のウィッツ青山学園高校の兵庫校(加東市社)の卒業式が西脇市内のホテルで行われ、出席した。今年は12名が卒業していった。
午後2時、親学を進める会北播磨(準)主催の第3回学習会が県立嬉野台生涯教育センターで行われた。今回は「保育園こそ親学の拠点-保育現場から親学を考える」をテーマに正覚坊保育園の片山弘文園長が講演した。片山園長は親学を進める会の代表でもある。子どもの現状、そして保育園の取り組み、子育て支援教室などを通しての親への関わり、親学との出会いなどを具体例を取り混ぜながら話された。特に0歳から就学前までの保育がその後の学校教育の基盤となる時期であり、幼児教育、家庭教育の大切さを強調された。子どもが成長していくためにまず親がしなければならないことを親自身が知ること、その支援を保育園として取り組んでいる、まさに親学の拠点としての役割を果たしていることが伝わってきた。
次回の親学学習会は4月20日(土)、「子育てと発達障害」をテーマに医学的な立場から常石秀市先生に講演していただく予定。