百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

コスモス祭り

2009年10月28日 05時41分37秒 | インポート

 25日(日)、市内小学校のオープンスクールが開催されるということで出かけたが、校門は閉まっていた。あとで分かったことだが、新型インフルエンザのために中止となったということだった。播磨地方の学校で新型インフルエンザのために学級、学年閉鎖が相次いでいるようで、広がりが心配だ。

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 コスモス祭りに出かけた。今年は市内の3地区で行われたが、高岡地区と沢部地区の2ヶ所に出かけた。午後は、加東市防災訓練や加古川医療センターのオープンなどがあり、時間的にあまりゆっくりできなかったが、コスモスを楽しむ多くの人出で賑わっていた。会場には営農組合をはじめ地区の皆さんが店を開いて訪れる人をもてなしておられた。うどんやラーメン、ポテトチップ、名物のさつまいもの天ぷら、ポン菓子など盛りだくさんだった。営農組合の皆さん、消防団、地区役員、女性部などの皆さんがそれぞれ役割を分担して取り組んでおられた。皆さんの明るい笑顔に地区の元気を感じた。


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おめでとう創立30周年-北はりま特別支援学校

2009年10月26日 05時59分56秒 | インポート

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 24日(土)、県立北はりま特別支援学校の創立30周年記念式典ならびに学習発表会が行われた。朝、加東市から多可町へと北上すると、山の木々も色づきが少し早いように感じた。その多可町中区の浅香山の麓に学校がある。

 北はりま特別支援学校は昭和54年の氷上養護学校中町分校の設置から歴史が始まる。今では通学範囲は多可町、西脇市に加えて加東市域も入っている。

 式典のあと、学習発表会が行われた。小学部の創作ミュージカル「星つむぎの歌-北はりま版」、中学部の学校の「北はりまの四季」などが披露された。校訓である「明るく なかよく 生き生きと」のとおり、子ども達の素晴らしい演奏、歌声に元気をもらった。また、高等部の生徒がつくった焼き物、木工作品などのバザーも行われた。私は紙漉の葉書セット、気にいった焼き物のカップを買った。おめでとう30年-北はりま特別支援学校。


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佐保神社秋祭り-伝統を継承する太鼓屋台

2009年10月23日 07時15分06秒 | インポート

 2週間ぶりの百聞百見。まず、先週の10,11日は各地で秋祭りが行われた。地元の加東市社の佐保神社でも秋祭りが盛大に行われ、宵宮、本宮とも多くの人出で賑わった。その報告から。

 宵宮は佐保神社境内で恒例の演芸大会が開かれた。舞台は境内の能舞台。舞台は拝殿に正対して設けられており、佐保大明神に奉納するととも境内には夜店に囲まれ、老若男女が楽しむ構図になっている。楼門の南の参道には、上組、下組の電飾屋台が据えられ、訪れる人の目を引いていた。私も演芸会のオープニングで挨拶をさせてもらい、あとは上組の太鼓の巡行に加わった。

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  11日の本宮であは朝から4基の屋台が市街地を巡行した。神輿に続き、新町、上中、上組、下組の屋台がそろい、田町通り、道池通り、銀座通り、本町通りを巡行し、明治館附近で準備を整えて愈々宮入りとなった。参道、境内は勇壮な宮入りを待つ人々で一杯だ。順番に伊勢音頭で宮入りし、境内を狭しと練る。次々と入る屋台の練りに拍手が湧く。青年時代には私も屋台の太鼓をたたかせてもらったが、揺れる屋台の中から見え隠れする境内の賑わいに興奮したことを覚えている。それはまるで海の波に揺られるようで独特のリズムだ。拝殿に据えて階段を駆けのぼり参拝、お祓いを受ける。

 下向までの間、大門地区の獅子舞の奉納、剣道少年団の奉納試合などが行われ、しばし休み。そして下向が始まる。拝殿前に4基の屋台が整列し、練り合いをする。どの屋台も負けまいと威勢良く担ぐ。ほぼ同じ位置でかきつづけるので下半身にぐっと重さが伝わってくる。つらさをこらえて必死で担いだ。

 下向して再び本町通りをゆっくり巡行しながら上組の屋台倉に向かう。この時間が一番満たされた感じがする。太鼓を倉にしまって今年の祭りも幕を閉じた。私たちの青年時代は青年団が無かったので、消防団が軸となって太鼓を担当していた。今では保存会がつくられ、若鯱会、そのOB会である翔龍会といった若者の会もある。さらに子鯱の法被もつくられ、小さな子どもから太鼓に親しみ世代を超えて伝統の太鼓屋台の文化を守っている。祭礼はもちろん、こうした太鼓屋台という貴重な祭文化を次世代に継承していくのが私たちの責任だという思いを強くしている。


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運動会と祭-絆を確かめる

2009年10月06日 05時01分56秒 | インポート

 4日(日)、前日に続いて晴れ渡った空の下、朝から幼稚園、保育園の運動会に出る。運動会の定番は玉入れ。保育園では、園児と来賓・祖父母対抗の玉入れで、恥ずかしながら来賓・祖父母組が勝ってしまった。万歳もやりにくい状況で、向かい合う園児の不満そうな顔。それでも先生がそれを察して万歳をうながすと笑顔に早変わりで万歳!万歳!よかった。

Photo Photo_2 Photo_3    一方、幼稚園の玉入れでは、親が子どもをだっこして玉を入れる(写真)。微笑ましいその光景に思わず拍手をしてしまう。それにしても日本人はこんな小さい頃から玉入れを始めて、おじいちゃんおばあちゃんになるまでやり続ける。こんな国民、世界にないのでは。

 午後は各地の祭り。まず加東市上滝野の春日神社へ。ちょうど神輿が宮入のために神社前にそろい始めた頃だった。境内に入ると拝殿で神事が執り行われていた。巫女の舞は残念ながら終わったところだった。中学1年生の女子が巫女になるのだが、教師生活最後の年に教えた当時小学校3年生の子どもが巫女に変身していた。その見事な成長ぶりに見とれるばかりだった。

 氏子各地区の神輿の宮入に始まり、いよいよ上滝野の屋台が堂々の宮入となった。囃子に合わせて境内を狭しと練る。大きな屋台なのでおそらく重さも相当なものだろう。練りながら、ときに差し上げ、勇壮な練りがしばらく続く。やっぱり祭りはいいなと見とれてしまった。

 車を走らせ天神(加東市天神)の一之宮へ。氏子各地区の神輿が天神町内を練っていた。一緒に一之宮に上がる。拝殿、本殿の背後には鬱蒼たる古木の杜が衝立のように立っている。地元の方の話では建物は約350年前のもの、創建は数百年以上前という。一之宮の名がそれを表している。神輿の宮入が始まった。見物の役員さんの口から「昔はこの倍は子どもがおったなあ」という溜息に似た言葉が洩れた。元同僚の娘さんも巫女さんになって舞を披露していた。余興の綱渡りやもちまきがある頃にはもっと賑わうという。

 続いて加東市牧野の住吉神社の秋祭りへ。56戸が守り伝える氏神様への感謝の祭りだ。この祭りについては、私の歴史ブログ「ふるさと加東の歴史再発見」に書いているのでこのブログでは割愛させていただきたい。

 運動会と祭。秋の一日を家族や地域の人々が集って楽しむ。可愛い子どもの演技にその成長を喜び、また豊かな実りを神々に祈りと余興を楽しむ。まさに家族の絆、地域の絆を確かめ、強める場であった。 


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日本酒のふる里-祭りに見る村おこし

2009年10月05日 04時06分46秒 | インポート

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    3日夜、加東市藤田の木梨神社は秋祭りの宵宮で賑わっていた。境内に手作りの夜店が並び、7時の開店前から行列ができるほどの人盛りだった。焼き鳥、焼きそばなどを焼いているのは地区の消防団の若者、そして、婦人会の皆さんはポップコーンやアイスクリームの夜店を担当。特にアイスクリームは行列がどんどん伸びていく大人気。そのなかでも「射的」の夜店は懐かしく、鉄砲をかまえる法被姿の子ども達も真剣そのもの。老人会のご婦人が店番を担当しておられる。聞いて驚いたのは、この射的の店、的、台など一式も手作りだということだった。

 境内の能舞台では演し物が行われ、その前に敷き詰められたござには地域の皆さんが思い思いに座をとり、談笑している。まさにそこには「懐かしい村の祭り風景」の賑わいあった。

 藤田地区は山口県の旭酒造と村米契約を結び酒米の王様である山田錦を栽培している。その山田錦を使った日本酒「獺祭」(だっさい)のコーナーも特設されていた。地区活性化の要因の一つがこの村米契約であるといえるだろう。日本酒文化を支える酒米の山田錦の産地で、懐かしい村祭りが手作りで行われ、年々賑やかさが増し、元気が出ている。そんな実感を皆さんの笑顔に強く感じた夜だった。


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晴れてよかった-運動会

2009年10月04日 06時07分32秒 | インポート

 3日(土)、夜半というか早朝まで雨が降っていた。運動会は延期か、と思っていたら夜が明ける頃には空は晴れ、日中は蒸し暑いぐらいの天気になった。

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  朝から市 内の幼稚園、保育園、小学校の運動会へ。そのうち、東条保育園では、教師時代の教え子2人が先生として可愛い園児を指導していた。その溌剌とした頼もしい姿に思わず拍手。また、兵庫教育大学附属小学校では28年前に1年間だけ勤務した思い出の運動場で「ミユージカル」を見せてもらった。赤組の「赤き騎士と炎のたてがみ~子馬がおこした友情の奇跡~」と題した創作ミュージカルでは、空想的なストーリーの展開と、ダイナミックな歌、ダンスに終始圧倒された。子ども達の表現力にびっくりであった。私の事務所の隣の学習塾にやってきている子どもの顔もあったが、ふだんとは違う堂々とした演技に感心した。また、ここでも教師時代の教え子の子どもの顔も見つけた。

 午後は、加西市にある障害者療護施設に。従兄弟が入所しており、今日は年に一度の楽しみなイベントが開かれた。仮面ライダーショー、入所者による歌と楽器演奏、施設スタッフの歌と踊りのショー、漫才など多彩な演出だった。従兄弟と一緒に写真を撮ったりショーを楽しむ。あっという間に時間が過ぎてしまった。スタッフ、ボランティア、家族会、地域住民、中学生ら多くの人が入所者と楽しいひとときを送ることができた。


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供用開始-県道西脇口吉川神戸線バイパス工事完成

2009年10月03日 06時23分47秒 | インポート

 2日(金)夜、神戸からの帰り、加東市下久米の県道西脇三田線から西脇口吉川神戸線へ右折、そのまま雨で濡れた道路を車で走り、上三草へ。10月2日、バイパス工事(下久米地内)が完成し、待ちに待った供用開始の日を迎えた。

 この工事区間は900メートル。長年の懸案だった。この区間の工事が完成したことによって国道372号上三草から下久米までの区間がつながり、時間短縮が実現した。

 加東土木事務所から2日に供用を開始するとの連絡をもらっていたが、朝は急いで県庁に向かったので走ることができず、帰路に走ってみた。時間的に遅かったためか、まだ供用開始が知られていないためか一台の車ともすれ違うことはなかった。下久米から上三草まであっという間の快適な走行だった。

  


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12万年前の旧石器の発見-成瀬先生すごい!

2009年10月02日 05時52分57秒 | インポート

 島根県出雲市の砂原遺跡で日本最古の12万年前の旧石器が発見されたというニュースに、発見者として成瀬敏郎先生(兵庫教育大学名誉教授)のお名前が出ていたのを知って二度びっくりした。私が兵教大附属中に勤務、また大学院在学中に先生からご指導いただいたことがあり、誠実で研究熱心な先生というイメージが印象として強く残っている。その成瀬先生が大発見!うれしくなってしまう。

 中学校で社会科教師として歴史を教えていた頃、日本の旧石器時代の時間には必ず相沢忠洋さんによる岩宿遺跡の旧石器の発見を取り上げていたが、これからは成瀬敏俊郎先生の石器発見がエピソードとして取り上げられるようになるかななどと思ったりした。また、苦い思い出として旧石器発見のねつ造事件があった。新聞記事などを使って授業で取り上げたのにそれがねつ造だったとわかったときの悔しさをまだ覚えている。

 成瀬先生がふるさとの出雲で調査研究を続けておられたことも今回のニュースで知り、先生の研究者としての生き方にあらためて大切な教えをいただいたことに感謝。


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兵庫県小動物慰霊祭に参列して

2009年10月01日 04時34分35秒 | インポート

Cimg1652_2 Cimg1653    29日、加東市藤田にある兵庫県動物愛護センター動物管理事務所で兵庫県小動物慰霊祭が執り行われた。

 この慰霊祭の趣旨は「不幸にして天寿を全うできなかった小動物の霊を慰めるとともに、動物の適正な管理についての意識の高揚を図る」(案内文より)ことにある。今年は朝から雨が降ったりしたものだから、屋内に設けられた祭壇に向かって慰霊祭が行われた。「不幸にして天寿を全うできなかった小動物」への慰霊の言葉が主催者、来賓の挨拶や祭詞の中で丁重に述べられた。時折り祭壇のろうそくの炎がぼっぼっと揺らぐ。それはまるで小動物の霊が応えているかのようであった。多くの参列者(獣医師会、動物愛護センター、各市町等の関係者)が祭壇に置かれた慰霊碑の写真の前に白菊を献げ手を合わせた。

 慰霊祭は30分ほどで終わったが、屋外の慰霊碑にあらためて白菊を供えた。いうまでもなく、わが国は空前のペットブームである。多くの人たちが動物との共生を楽しみ、時には癒され、元気づけられ、助けられ、動物は人間の生活を豊かにしてくれるかけがえのない存在となっている。しかし、その一方で人間の勝手な都合で捨てられたり、虐待される動物もいる。

 今日の慰霊祭で語られた言葉の中で多く耳にしたのが、「動物は命あるもの」である。このことを人間がよく認識し、虐待したりすることがないようにするだけでなく、その習性をよく理解して飼うことが大切なのだ、ということだ。約7500柱の小動物の霊に手を合わせながら再度「動物は命あるもの」という言葉をかみしめた。

 


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