30日(月)、10時には登庁。事務整理などをし、昼には神戸市内のホテルで開かれた神戸新聞情報文化懇話会の8月例会に出席した。
今回は藤澤正人(神戸大学学長)氏による「デジタル・ロボット技術が開く未来医療」の講演が行われた。
日本は産業用ロボット製造では世界トップだが、手術ロボット製造は遅れていた。神戸大学、神戸市、シスメックス社が連携しメディカロイド社を立ち上げ、神戸から手術支援ロボットを、を合い言葉に産官学が協力し、安全な操作性、人との協調、経験知を併せ持つロボットの製造に取り組んできた。ロボット開発は段階を踏みながら6年近くかけてサージカルロボットシステム「hinotori」を開発し、国の承認を得た。こうした開発の状況、手術の様子などを映像で見ながら、このロボットが開くこれからの医療について、5G環境での遠隔診療・手術、手術の自動化などともに、こうした医学・工学分野の人材育成の必要性についても指摘した。
藤沢先生らによる「hinotori」開発への情熱、そして開発に関わった皆さんのご苦労が伝わってくる内容のお話だった。感染症や大規模自然災害下でもこうしたロボットシステムは大いに役立つことも理解できた。
会場では、1テーブル1人という感染症対策がとられていた。専門的な話で門外漢の私には難しいのではと思っていたが、先生のお話はそんな私にも分かるものだった。
今日は県庁でも、また、夜にも知人から家族のコロナ感染についての問い合わせなどが相次いだ。身近なところでの感染拡大を実感する。県も保健所体制の強化も行うとのこと。自宅待機者が増加するなか、発熱等の問い合わせ、健康観察、入院調整など保健所の役割は増える一方だ。今日は県下で433人の新規感染者があった。
今回は藤澤正人(神戸大学学長)氏による「デジタル・ロボット技術が開く未来医療」の講演が行われた。
日本は産業用ロボット製造では世界トップだが、手術ロボット製造は遅れていた。神戸大学、神戸市、シスメックス社が連携しメディカロイド社を立ち上げ、神戸から手術支援ロボットを、を合い言葉に産官学が協力し、安全な操作性、人との協調、経験知を併せ持つロボットの製造に取り組んできた。ロボット開発は段階を踏みながら6年近くかけてサージカルロボットシステム「hinotori」を開発し、国の承認を得た。こうした開発の状況、手術の様子などを映像で見ながら、このロボットが開くこれからの医療について、5G環境での遠隔診療・手術、手術の自動化などともに、こうした医学・工学分野の人材育成の必要性についても指摘した。
藤沢先生らによる「hinotori」開発への情熱、そして開発に関わった皆さんのご苦労が伝わってくる内容のお話だった。感染症や大規模自然災害下でもこうしたロボットシステムは大いに役立つことも理解できた。
会場では、1テーブル1人という感染症対策がとられていた。専門的な話で門外漢の私には難しいのではと思っていたが、先生のお話はそんな私にも分かるものだった。
今日は県庁でも、また、夜にも知人から家族のコロナ感染についての問い合わせなどが相次いだ。身近なところでの感染拡大を実感する。県も保健所体制の強化も行うとのこと。自宅待機者が増加するなか、発熱等の問い合わせ、健康観察、入院調整など保健所の役割は増える一方だ。今日は県下で433人の新規感染者があった。