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27日(日)、今日は県立社高等学校の卒業式が行われ、同窓会長として出席した。
創立108年目の歴史の長い伝統校である社高校。県立社高等女学校、新制の社高等学校となって発展を続けてきた。今日は74回生192名が巣立っていった。この学年が入学の年に1学級減となり5学級になったが、翌年1学級増となり6学級になった。私は24回生なので、ちょうど半世紀後の後輩ということになる。
昨日の同窓会入会式の歓迎の言葉の中でも触れたが、50年前は札幌冬季五輪で日の丸飛行隊の快挙に国中が沸き、連合赤軍のあさま山荘事件で国中が震撼した年だった。今年は、北京冬季五輪があり、ロシアがウクライナに侵攻するという事件が起きている中の卒業になった。半世紀を経て、時代は変わっても同じような出来事が起きている。
昨日の入会式でも感心したが、今日の卒業式ではもっと感心した。1時間余りの式中、卒業生は背筋を伸ばし、姿勢を正して臨んでいた。若浦校長は、コロナ禍でいろいろ制約が多い高校生活だったが、自分たちなりに工夫を凝らして、行事や部活など成果をあげてきたことを高く評価されていた。卒業生代表の答辞では、2年のクラス替えの直後に休校、新しいクラスメートとは画面を通しての生活に。修学旅行や文化祭、体育大会などの行事ができなくなっていく中、岡山県への一泊の遠足や文化発表会など先生達や自分達の工夫によって盛り上げていき、今となっては貴重な体験、思い出ともなった、と振り返っていた。それを聞きながら、本当に大変な時期に高校生活を送ったんだなあとその間の苦悩や努力の日々を思うと目頭が熱くなった。
国歌、蛍の光、校歌は感染防止のため、静聴になったのは残念だが、保護者、在校生の代表は式場でこの卒業式に同席することができた。また、他の在校生は教室でリモートで3年生の立派な姿を見、そして、送ることができた。クラス毎に担任に最後の挨拶をして退場していく卒業生の姿は晴れやかであった。社高校は令和5年度に創立110周年を祝うことになっている。
今日の県下の新規感染者数は3460人だった。