30日(水)、朝、田圃に行き、昨日やり残した作業を行った。ウォーキングで通りかかった地域の先輩から、「朝から精が出るなあ」の声をもらった。
10時、加東市下久米の県立嬉野台生涯教育センターで、うれしの学園生涯大学の学友会、同窓会などの役員さん約40名と、「地域高齢者大学の見直し」について意見交換を行った。
まず、私から、同センターの指定管理者の公募、高齢者大学の見直しについて、県の計画のポイントについて約1時間話し、そのあと、意見や質問に答えル形式で、意見交換を行った。昼食をとりながら、午後1時前まで会が続いた。高齢者大学の見直しでは、現在の4年制、2年制の大学院を令和6年度から8年度にかけて、単年度受講制に移行させていこうとするもの。在学生については、修了するまで現在の形で受講できるが、単年度受講制が並行して行われることになり、同窓会や学友会、支部活動、クラブ活動等がどのようになるのか心配する声があった。また、民間活力の活用で指定管理者公募が行われているが、県がやっている高齢者大学であるという安心感もある、との声や自然豊かな嬉野台での学びの魅力もあり、(他の3地域高齢者大学)一律ではなく、地域特性やそれまでの取り組みを継承できるような形で見直しをやるべきだなどの声もあった。そして、何よりも4年制のよさが失われるのではないか、2年制の大学院も地域活動講座に変わり、無くなるのは残念だとの声も強かった。
現在、県では公募が行われている中での意見交換会だったが、午後1時から県の県民躍動課からの説明があるということだった。在学生の声をしっかり聞いて、高齢者の学びや活動の場である大学の今後にあり方について検討してもらいたい。
8月も残すところ明日1日。学校の夏休みも終わりだ。月末の事務整理や片付けを行った。地元の方からいただいている宿題もある。川崎市の小学校でプールの水管理トラブルで市が操作のミスをした教員に水代の損害を賠償させるとした判断が報じられていた。40年余り前、教員になって初めての夏、プール当番の日の機械操作(水や塩素の投入など)に緊張したことを覚えている。教員はこういう仕事もあるんだなと思った。その後勤務した中学校では、プール管理は保健体育の教員の仕事だったように思う。もう遠い過去の記憶の中のことになってしまったが、今回の経緯を見てみると、いろんなことが重なって起きてしまったようにも思えた。例えば、こうした作業は必ず2人で行うことにしていれば防げたのではなどと思った。学校に残って仕事をし、最後に出ることがよくあったが、戸締まりは完全だったか、電灯の消し忘れはなかったか、など気になることがよくあった。一人だと責任が全部自分にかかってくる。駐車場まで行った時に、3階の端の教室の電気が点いたままになっているのに気づいたときの落胆と怖々消しに行ったことは今もよく憶えている。