29日(金)、朝の登校見守りに立ってから県庁に向かった。今朝は放射冷却のせいか、朝日に稲穂やススキの穂についた水滴がまぶしく光っていた。
9時30分には登庁。さっそく議事課のレクを受けた。続いて、同僚議員と情報交換などを行った。
10時30分から農政環境常任委員会が開かれ、9月補正予算案の農林環境部関係予算案の審査を行った。台風被害対策、豚熱対策、兵庫県と福島県の漁業応援策、土地改良事業等の市町負担率について質疑が行われ、賛成全員で原案通り可決すべきとされた。委員からは、豚熱の現状、風評被害の現状、学校給食への兵庫産魚の活用方法、兵庫と福島産の魚のコラボフェアについて質問があった。
午後1時30分から議会運営委員会が開かれ、議会改革についての検討を行った。今日は、閉会中の常任委員会における効果的、効率的な質疑のあり方、常任委員会のオンライン環境整備について協議を行った。その後は、議運委員長室で執務した。書類の作成、諸連絡、議事課のレクなどが続いた。
ところで、早朝、ラグビーの日本対サモア戦をTV観戦。前半リードし、後半迫られたが最後には勝ってよかった。アルゼンチン戦も勝ってほしい。もう一つは、NHK朝の連ドラ「らんまん」が最終回だった。牧野富太郎、ドラマでは槇野萬太郎だったが、植物学を貫き通したこの萬太郎の生涯、一緒に歩んだ妻壽恵子と家族、友人たちのドラマに心打たれた。この連ドラ放送期間に牧野富太郎の植物画や日記、手紙などの実物を兵庫教育大学の教材資料室で見たり、伝記を読んだりしたので富太郎と壽恵子には親しみが深くなった。テレビドラマは少し脚色してあったものの、だいたい合っていた。いいドラマだった。
夜、神戸からの帰り道、何度も車を止めて、中秋の名月を眺めた。どこで見てもいい月だった。