百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

消防団年末警戒ご苦労様です!

2010年12月29日 16時35分21秒 | インポート

 いよいよ年末を迎え、28日から恒例の消防団による年末警戒が始まった。午後から降り始めた雨が止んだかと思ったら夜もパラパラ降った。自分の消防団員時代も含めて雨の年末警戒の記憶がほとんどない。

 夜、その中を各分団の詰所を回って激励する。毎年のことだが、3日間深夜までの警戒ご苦労様です。おかげで住民は安心して年末を過ごすことができる。ただ、各分団とも団員の高齢化が進んでおり、定員の維持や日常活動に苦労している。その状況は年々きびしさを増している。また、道路がよくなる一方で荒い運転や犯罪などの不安も増えているといった話題も出た。

 雨が上がり、一気に空気が冷えて冷たい風が吹き始める。年末年始は全国的に大荒れになるという予報も出ている。消防団の皆さん、ご苦労様です。


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東古瀬保育園に天皇陛下御下賜金

2010年12月28日 05時36分59秒 | インポート

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 27日(月)、加東市上田の正覚坊保育園で、同保育園を運営する社会福祉法人正覚坊福祉会の東古瀬保育園に対して天皇陛下御下賜金が下賜され、その伝達式が行われた。

 伝達式で、兵庫県健康福祉部こども局の真木局長は、拝受理由として、次のことを挙げた。
① 開設以来長期にわたり適正な運営が行われている。
② 延長保育など特別保育事業にも積極的に取り組み、障害児受け入れについても熱心であるなど、地域の保育需要に応えている。
③ 県の子育て相談事業等も実施しており、子育て相談、世代間交流、園庭開放など、地域の児童福祉向上のため、地域に開かれた運営に努めている。

 式のあと、園関係者や地元の区長さんらと懇談しているなかで、昭和26年に開設された東古瀬保育園の思い出話に花が咲いた。当時の卒業写真には大勢の子どもが写っていた。昭和38年には正覚坊保育園も御下賜金を拝受しており、これで2園そろっての拝受となった。おめでとうございます。


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シリウスカップ

2010年12月26日 06時11分22秒 | インポート

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 25日(土)、県立社高校体育館では県下各地から約70余りのジュニアバレーボールチームが参加し、第3回シリウスカップが開催された。

 このシリウスカップは、社ジュニアバレーボールクラブの招待大会で、クリスマスの25日に開催されて早や3回目。バレーボール人口拡大計画というスローガンのもと、同クラブ育成会の皆さんがバレーボールを通じてスポーツに親しみ、子どもたちの健全育成を願って立ち上げられたものだと聞いている。高校バレーの強豪社高校バレー部の協力を得て開催されるこの大会が、その名の通り明るく輝くバレーボールの目標、目印としてますます大きく育っていくことを願うばかりだ。


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372号線社バイパス田中工区開通

2010年12月25日 05時40分43秒 | インポート

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 24日(金)、昨日とはうってかわって寒風吹きすさぶ天候の下、国道372号線社バイパス田中工区の供用開始の式典が行われ、県、加東市、地元地区、工事関係者らが出席し開通を祝った。

 昨年3月、同バイパス山国工区が供用開始になり、田中工区の工事の進捗を楽しみに見ていたが、今日その開通の日を迎え、これで社バイパスが全通した。旧国道175号の松尾から現175号までが繋がり、サイエンスパークの西まで一気に開通した。残る河高野村バイパス工区には加古川をまたぐ加東大橋、JR加古川線の跨線橋など大きな工事が含まれているが、24年度の完成をめざして進められている。


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マラソン大会、鴨川のクリスマスイブ

2010年12月24日 06時02分10秒 | インポート

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 23日(木)の天皇誕生日。例年に比べて暖かい日だった。加東市佐保のサイエンスパークの第3グラウンド周辺道路で第34回加東市ロードレース大会が行われた。この大会は県郡市区駅伝の予選も兼ねている伝統の大会である。大会には市内の小、中学生ら約230人が出場し、保護者や先生らの声援を受けて力走した。今年は中学生が男女各70人の約140人が出場し大会を盛り上げていた。

 午後、やしろ鴨川の郷(加東市上鴨川)で、地球にやさしいクリスマスイブが開催された。昨年から始まったこのイベントは、環境をテーマに地元の高校生やグループの有志が参加している。星空の下、鴨川の郷は幻想的なローソクの天の川の光が点灯された。社高校生活科学科、西脇高校、小野工業高校の若い人がそれぞれ地元産の材料を使ったケーキや弁当、播州織を使った名刺やしおり、廃油のキャンドルなど地球にやさしいテーマでの取り組みで参加していた。ステージでは幻想的な光の中での踊りや音楽も披露された。まだ2回目のイブイブ。これからも大きく育てていきたいと思った。


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冬休みへ、見守り、一足早いサンタ

2010年12月23日 06時21分12秒 | インポート

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 今日22日(水)、加東市内の小中学校は2学期の終業式。いつも家の近くの通学路、学校道(社小学校への道の通称)の交叉点に見守りに立っているが、今日で今年は最後の見守り。今日は通学班の通過時刻もいつもより少し早いような気がする。7時30分から約30分間、民生児童委員の方と二人で立っているが、社小学校の児童、自転車通学の高校生、関西電力の社員の皆さん、工事関係の方などほぼ毎日同じ時間に朝の挨拶で一日が始まる。来年1月7日の始業式まで見守りもお休みだ。

 加東ライオンズクラブの毎年このシーズン恒例の活動として、市内の幼稚園・保育園へのクリスマスプレゼントのために高岡育児園、河高保育園を訪問した。サンタさんになって子ども達にお菓子と帽子をプレゼント。質問コーナーもあって冷や汗が出るも子ども達の笑顔が嬉しい。地元のライオンズOBの方のマジックでさらに盛り上がる。高岡育児園では、小さな子どもから色紙に書いたサンタさんの絵ももらった。子どもの夢が大きく育つ子育て、教育のよりよい環境づくり。児童虐待、幼保一体化、不登校、いじめ問題など課題が多いなか、こうしたライオンズや地域社会の働きかけは大切な活動だ。

 


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三草スポーツ少年団に加東市軟式野球協会特別賞

2010年12月20日 05時52分30秒 | インポート

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   19日(日)、加東市立三草小学校運動場で、三草スポーツ少年団に加東軟式野球協会特別賞が贈られた。同少年団は、22年度協会が主催する大会に優勝し続け、また、今年夏には県ジュニア軟式野球大会において準優勝という素晴らしい成績を残したことに対して特別賞が贈られた。

 運動場では、まだ朝霧がたちこめ、気温も低い中、6年生、5~3年、2~1年生の3部に分かれて監督、コーチ、保護者の指導で熱い練習が行われていた。6年生は中学野球に向けての練習も始めていた。子どもたちの活躍の陰には、監督、コーチ、そして保護者、さらには家族や地域の皆さんの大きな応援があった。また、頑張る子どもたちの躍進に地域のみんなが勇気や元気をもらった。中学に進む6年生、そしてあとを継ぐみんなの健闘を祈るばかりだった。

 


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北播磨夢会議、ふるさと平木村収穫祭

2010年12月19日 07時14分38秒 | インポート

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 18日(土)、県立嬉野台生涯教育センターで北播磨地域夢会議が開かれ、井戸知事が出席してビジョン委員による発表や討議が行われた。

 30年後の2040年には北播磨の人口は現在の29万人から21万人へと減少すると推定されている。高齢化率も40%を超えることになり、21万人のうち、65歳以上の高齢者が8万人を占めることになる。私は87歳。子どもたちも50歳前後になる。そのとき、ふるさと北播磨はどうなっているのか。

 県総合政策室、北播磨地域ビジョン委員会、社高校家庭クラブ、北播磨交流サロン「まほろば」の発表に続いて、交流、生活、安全安心、文化、環境、産業、農林業などの各分野でのグループ討議が行われた。その後の全体討議では代表者が内容をまとめて発表したが時間が短く発表者も大変。その後の質疑応答では、北播磨県民局の存置や山間部でのシカ対策等の話題も出た。

 県立社高校家庭クラブの女子生徒の姿があった。地元産の材料を活かした食の開発で地元の加工グループとの交流、食育を通じた小学校との交流など活発に発信しながら地域との交流を行っている。まさに学びと地域活性化のモデルだ。大いに期待したい。

 その後、加東市平木地区で開かれている「ふるさとむら平木収穫祭」に出席した。そば打ち、餅つきをして実りを楽しんでおられた。公民館には平木の三世代、そしてまちむら交流で来られた皆さんが歌や楽器演奏、ビンゴゲーム、カラオケなどで一緒に楽しい時間を過ごしておられた。この日一番の演し物は地元のご婦人らによる踊り。タカラヅカ顔負けの男装で会場は拍手喝采。この元気、笑顔が地域全体の元気の源だと実感した。とうとう私もカラオケのトップバッターで知床旅情を生バンド演奏で歌わせていただいた。高齢化が進む平木地区だが、高齢者の皆さんが元気だ。また、都市農村交流も重ねて来られ、交流による地域活性化も実現しておられる。30年後の未来のモデルはこの平木地区に一つ実現されていると実感した。


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加西農業改良普及センターで懇談会

2010年12月18日 06時56分53秒 | インポート

 17日(金)、加西農業改良普及センターで北播磨地域普及事業推進懇談会が行われ、普及活動の現状について説明を受け、課題などを懇談した。

 加西の普及センターは県下でもっとも規模も大きく、24名の普及員が広い北播磨管内を駆けめぐっている。事務所統合によって、センターには各分野の専門が一ヶ所に集中することになり、相互に情報交換や協力体制もとることができて戦力的にプラスになった点もあるとのことだった。それにしても遠方から通勤している職員が少なくないことにびっくりしたが、条件が異なった各地の経験なども活かすことができるという利点もあるということだった。

 センターでは今年度、45の課題、14の重点課題に取り組んでいる。今回の懇談は私だけだったので、加東市の状況について、集落営農組織の育成・支援、米・麦・大豆、花き生産、特産野菜、果樹、畜産、農産加工グループ、若者の就農の各部門での普及活動の現状について説明を受け、課題など懇談した。

 北田所長さんからの説明の中で、阪本勝知事の「普及員諸君に」という一文を資料で紹介された。普及員の労苦をいとわないたゆまぬ努力を高く評価し、その使命感を鼓舞する格調高い文だった。その言葉の通り、担当地域を駆け巡りながら、農業者と直接向き合いながら課題解決に向けて活動している普及員の皆さんの熱意がよく伝わってきた。農業政策の大きな転換、TPP参加を巡る課題など農業の課題は山積しているなか、環境保全、食の安全、食農教育など農業への期待は高まっている。懇談の中でも、明るい話題として、巻き寿司グランプリ、社高校生活科学科生徒の地域の加工グループとの交流、観光農園、青年農業者の就農などが話題にのぼった。普及活動への期待は大きい。今後そうした期待に応え、この地域の農業のさらなる振興のために活躍していただきたい、と思いつつ寒風吹くセンターをあとにした。


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ふるさとに生きる歴史的精神を実感

2010年12月15日 06時33分29秒 | インポート

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  14日(火)、加東市家原赤岸の観音寺では、加東市赤穂義士祭が行われた。その由縁は私のブログ「ふるさと加東の歴史再発見」に書いているのでそちらも読んでいただくとして、義士祭を通して、ふるさとの人々の心に生きている歴史的精神といったものを強く感じた一日だった。

 この時期になると忠臣蔵が映画などで話題になる。占領中には禁止されていた仇討ちものだったが、日本人の心から消滅させることはできなかった。それどころか、忠臣蔵、坂本龍馬、新撰組など歴史ものは若い人にも人気が高い。歴女、墓マイラーといった言葉もあるほど、歴史に強い関心をもっている女性が多いとも聞く。義士祭は、義士の忠誠心、武士道といった精神をあらためて思い起こす機会になっている。そして、先人から受け継いできた義士の生き方、精神を称揚する形式すなわち義士祭に参加していくことで歴史的精神を学んでいく。そういうことなんだということをあらためて実感した。

 


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常任委員会審査から

2010年12月14日 08時56分55秒 | インポート

 13日(月)、総務常任委員会が開かれ、付託議案審査と請願審査が行われた。

 議案審査では、補正予算の関係部分などを原案通り可決した。続く、請願審査では、継続審査中の裁判員制度の適切な実施に向けた諸条件の整備と取り調べの可視化を求める意見書提出の件、もう一つ、永住外国人への地方参政権付与の法制化に慎重な対応を求める意見書提出の件について審査した。裁判員制度の件では、その取扱について継続審査とする意見多数で継続となった。永住外国人地方参政権付与の法制化に慎重な対応を求める意見書提出の件については、採択すべきとするもの多数であったが、委員会発議の意見書については「提案は全委員一致」を基本とする本県議会の確認にもとづき、民主党、公明党の反対があり、行われないことに決した。

 


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かな書展、クリスマスコンサート・・・

2010年12月13日 05時58分00秒 | インポート

 12日(日)、加東市滝野図書館ギャラリーで開かれている第7回滝野かな書展を参観した。主催は書のグループ「滝野香瓔」の皆さん。会場にはかな書の作品がさまざまな装いで展示されていた。古代の和歌や近代の短歌などさまざまな作品が流麗な筆致のかなで書かれていたが、解説の活字に照らしてその字はかろうじて読める。自分の素養のなさに情けなくなるが、その書全体を芸術だと思えば、見ているだけで気持ちが落ち着いてきた。和歌、そしてかな文字という日本独特の文化。その表現を磨いて芸術の域に高めるという日本の文化伝統の奥の深さにひたすら作品の前にしばらく立ちつくすしかなかった。

 午後、東条コスミックホールで、グルッペ・オン・ユーのクリスマスコンサートが開催された。ピアノ、クラリネット、ビオラ、そして独唱とクラシックやビートルズの曲が次々と披露された。先週の午後も音楽を楽しんだが、今日もあっという間に時間が過ぎた。加東市をはじめ、近隣の市町からも多くの人が来られていたようだ。今日のチケットの売り上げは福祉協議会などに寄付され福祉のために使われるということだった。


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道の駅とうじょう創業10周年

2010年12月12日 06時29分04秒 | インポート

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 11日(土)、兵庫教育大学附属幼稚園では、恒例の「ふよっこカーニバル」が開催された。幼稚園の各教室や中庭には、園児が工夫して段ボール紙を使ってつくりあげた迷路やお店などが公開され、運動場では遊び広場がつくられた。保護者の中に教え子の姿もあり、親子2代にわたって附属幼稚園に通っているケースもあった。また、幼稚園の先生になっている教え子もいて、創立30周年という歳月を実感した。

 加東市南山の「道の駅とうじょう」の創業10周年を祝う「みのりの感謝祭」が行われた。中国自動車道のひょうご東条ICの出口につくられた道の駅は、まさに東条町(当時)の観光、産物等の発信拠点として大きな期待を受けてつくられたものだ。年間約50万人がこの道の駅を利用しているという。現在は加東市の東の玄関口として、人、モノ、情報等の交流、発信拠点となっている。

 オープニングでは地元東条中学校吹奏楽部の演奏があり、続いて式典が行われた。会場では引き続きステージでの演し物、テントでのうどん、ぜんざい、豚汁などの食べ物や社高校生徒の山芋丼、コスモス会の新鮮野菜の直売、地元特産の山の芋などの販売、もちつきなどが盛大に行われた。

 野菜の直販所で耳にしたのは、ネットでこの道の駅の野菜が新鮮で安いという情報が流れていて、それで買いに来る人もいる、ということだった。観光やゴルフ帰りのお客さんがこの道の駅で加東市をはじめ、北播磨の特産物をお土産として買って帰るというパターンも定着していると聞く。

 「光は東方から」の言葉のとおり、加東市、北播磨の東の玄関口という立地にあるこの道の駅とうじょうは、今後新名神など高速道路ネットワークの整備によってますますその光を増すことになるだろう。

 


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一般質問から

2010年12月11日 06時08分02秒 | インポート

 10日(金)の一般質問で、和田有一朗議員(無所属、神戸市垂水区選出)が道徳教育副読本の内容について質問を行った。和田議員はその中で、修身教科書にふれて、徳目ごとに読み物が掲載されていた修身教科書のよさを挙げ、その例として、親孝行をした「ふさ」の一節を披露した。この「ふさ」こそはわが加東市の人で「孝女ふさ」として知られている。加東市上三草にはふさを顕彰する大きな碑がある。「ふさ」は江戸時代の人で、社村(現在の加東市社)に生まれたが、幼くして上三草(現加東市上三草)に養女となって行き、よく働き、養家の親に孝行を尽くした。これを藩主が認め、褒美として田を与え、孝行田と呼ばれた。修身教科書で、親孝行の項で取り上げられたということだ。私の歴史ブログ(ふるさと加東の歴史再発見)では、孝女ふさの碑、修身教科書などを詳しく紹介しているので、ぜひ一度のぞいてほしい。

 それにしても県議会本会議で「ふさ」の話が紹介され、地元議員として嬉しく、また、誇らしくもあった。今議会では、教育勅語や修身教科書といった話題が質問の中に出てきた。今の道徳なき日本社会をどうにかしなければという思いがあるからだろう。


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一般質問から

2010年12月10日 05時51分21秒 | インポート

 9日(木)、本会議一般質問が行われた。我が自民党からはトップバッターとして小西隆紀議員(篠山市選出)が登壇し、地元篠山市の地域づくり関連の質問に続いて、道徳教育の浸透について質した。その中で、今年が教育勅語渙発120年の記念すべき年であり、勅語が出された当時の社会、教育の状況が現在の日本と似ている、すなわち道徳が乱れていると指摘し、教育勅語に示された徳目は今も日本人が大切にすべき道徳的価値であると、一つ一つの徳目を挙げて説明した。まさに同感。小西議員は、現在作成され来年度から県内の小中学生が使用することになっている道徳副読本を活用しての道徳教育の浸透について質した。これに対して、大西教育長の答弁は教育事務所を通して道徳教育の推進を図っていくとのことだったが、教育勅語には一言もふれなかった。小西議員があれだけ教育勅語の現代的な価値について力説したのだから、教育長として、これに触れるのは礼儀だと思う。日本人の伝統的な倫理道徳を示した勅語の内容は日本に限らず、世界に通用する徳目でもあると思う。

 同じく、自民党の仲田一彦議員(三木市選出)も道徳副読本の作成状況、来年度からの活用について質した。私も作成検討委員会を傍聴しているが、兵庫県にゆかりのある各界リーダーのメッセージ、兵庫の先人、偉人の話がつまった画期的な副読本ができつつある。大西教育長は素晴らしいものができても活用されなければ効果が出ないとし、学校、家庭でも「常時」活用できるように検討していくと答弁した。まさに同感である。私たちは全児童、生徒に配付し、家に持ち帰って家族と一緒に読んだりすることができるようにすべきと要望している。県民総がかりで道徳教育の浸透を図っていくにはそれが必要だとの思いを強くした。


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