29日(月)、今日は「昭和の日」。まさに平成の時代が幕を閉じ、令和の新時代の幕が開こうとするなかで、昭和を偲び、平成最後の、そして令和を迎える歴史の中の一日となった。
午前5時、加東市野村公民館で行われた実践倫理宏正会の記念朝起会に出席し、ご挨拶を申し上げた。自宅に戻り、玄関に国旗を揚げ、平成最後の「昭和の日」を祝う。
9時、加東市高岡地区の中島ラウンドで行われた第54回地区運動会の開会式でご挨拶を申し上げた。昭和、平成の時代に受け継がれてきた地区運動会が来たる令和の時代にも地区住民の絆を深める機会として続いていくことをお祈りした。
10時には、加東市秋津の住吉神社で行われた「昭和の日」奉祝秋津百石踊の奉納祭りに。県重要無形民俗文化財に指定されている雨乞いの百石踊りを保存継承していこうと、毎年この日に披露されている。現在では秋津の西戸地区保存会の皆さんが約450年の歴史を伝える百石踊を継承しておられる。同神社の氏子である9地区の区長、総代、保存会の皆さんと一緒に神事にも参列させていただいた。
今年は昭和の日奉祝と御代替わりの安泰を祈願して行われ、境内では例年よりも多くの見学者があり、珍しい踊りを参観した。県では東条川疏水ネットワーク博物館の取り組みを進めているが、この伝統の踊りも雨の少ないこの地域の人々の願いが表現されてきた疏水文化の一つとして紹介している。