20日(火)、昨夜から朝にかけてまとまった雨が降った。久し振りに土がたっぷりと水を吸って生き返ったようだ。
昨日の甲子園で大社高校が敗れた。この校名には親近感があり応援していた。聞くところによれば、地元では「大」をいわずに「社高校」と言っているとか。また、県立で、体育科があるという点でも似通っている。いつか、甲子園での対戦を楽しみにしている。
午前は自宅で調べ物や資料整理。午後には登庁。自民党議員団の総務会、議員団総会が開かれた。
総務会の前に23日開催の兵庫県競馬組合議会のレクを受けた。2時から総務会が開かれ、前井まき議員(無所属・宍粟市・1期)の入団について協議。手続き、地元支部、執行部の判断などについて説明を聞き了承された。その後の議員団総会で入団が認められた。これで自民党議員団は37名になった。
議員団総会では、9月議会1ヶ月前の議運の結果が報告された。続いて、代表・一般質問者の発表、決算特別委の委員の地区別推薦、7年度当初予算に対する重要政策提言、県政改革特別委員会で開陳する会派意見の内容協議、文書問題の第三者機関準備会の報告、文書問題調査特別委員会(百条委員会)の報告が行われた。また、新しい森林管理のあり方についての当局説明が行われた。終了したのは午後4時を回っていた。
20日の朝刊各紙に百条委員会が行った職員アンケートの結果が報じられていた。内容については、23日の委員会の協議ののち公表されることになっているが、その前に「関係者によれば」と内容がマスコミに流れている。これまでの委員会でも奥谷委員長が情報管理についての注意があったと記憶している。報道によれば、アンケートに答えた職員のうち、約4割が直接、伝聞含めて知事のパワハラを知っていると答えたという。中には、パワハラの具体事例を報じたものもあった。しかし、知事は「時には厳しい指導が必要と考え」という見解を変えていない。自らの行為が、相手、周囲の人に与える影響については考慮しない、自分の立場、判断、行為は間違っていない、という姿勢だ。知事の発する言葉、行為が職員にとって、恐怖心や萎縮心の原因となり、県職員として正常な勤務ができない、できにくい状況があったという事実があれば、それをパワハラというのではないのか、と思う。アンケート内容の公表、証言の中で、そうした事実が明らかになり、認定されることになるだろう。30日には知事の証人尋問が行われる。
中国人がまた靖国神社の標柱に落書きをした。日本人にとって、神社は神様に感謝、祈りを捧げる神聖な場所であり、そのために清浄な環境を守ってきた。靖国神社はそうした中でも特別な神社である。近代日本の歴史の中で、国のために命を捧げ、戦没された数多の兵士の御霊を神としてお祀りし、日本人が鎮魂と慰霊の祈りを捧げてきた神社だ。最も神聖で清浄な施設、場所の一つである靖国神社を二度にわたり汚い言葉を落書きして、汚し冒涜した行為は許せない。
加東に戻る車窓から、ゲリラ雷雨をもたらす巨大な雲が空の半分を覆っていく光景を見た。加東市域に入ると、道路に水たまりができているところがあり、雨が降ったんだんだなと思ったが、事務所のある社市街の道路は乾いていた。今年はこうしたピンポイントの降雨が多いように思った。