18日(土)、予報通りの雨だった。加東市立社小学校では「ごりょうが丘フェスティバル」が行われるため、朝の登校見守りに立った。
9時前に社小へ。まずは、絵手紙体験コーナーへ。今年は「ビナンカズラ」を描いた。PTA本部の教室をてはじめに、3年生のふかしいも店、各学年の演し物の部屋を回った。外は雨だが、校舎内は熱気に溢れていた。お茶席でゆるりとお茶をいただいた。親として参加してる教え子も少なくなかった。
10時頃、加東市河高地区へ。第1回歴史めぐりウォークが行われていた。私は集落内の高蔵寺から参加し、地蔵さん、構居跡、渡船跡、滝野村役場跡を一緒に見学した。教育委員会文化財室の森下、藤原両氏が説明役で、一緒に回った古老も経験を語りながらあらためて地区の歴史を再発見する機会となった。
ちょうど加古川の環境保護グループ(加古川漁協)の皆さんが、台風の増水で河川に流されてきたゴミを拾う活動を展開中だった。トラックの荷台一杯のゴミが回収されていた。
11時過ぎには、加西市にある県立農林水産技術総合センターの公開デー会場へ。雨で人出は今一つだったが、農大ではいももちや但馬牛の肉うどんなどを堪能した。牛の精子、受精卵も顕微鏡で見ることができた。
午後2時前には加東市下滝野の滝野文化ホールへ。第2回安全安心のまちづくり加東市民大会に出席した。警察官、市民への表彰が行われたのち、関西国際大学教授の西岡敏成氏の講演「子どもたちを犯罪から守る街づくり」を聴いた。講演冒頭で先入観の例としてダシに使っていただいた。300円持って180円の買い物をしたらおつりはいくらと問われて自信を持って120円と答えたが、20円でしょう?と切り替えされた。引っかかってしまった。まさに悪徳商法も、子どもの安全を守るということについてもまずは私たちの「常識」「思いこみ」「先入観」から疑ってみなければならないという導入例として活用いただいたわけだった。
事務所に戻り事務整理。夕方、庭にオリーブの苗木を植えた。ライオンズクラブで結婚35周年の記念樹としてプレゼントしてもらったものだ。