27日(木)、今日は午前にはりま姫路総合医療センターで診察を受け、その足で、神戸のほっともっとフィールド球場へ向かった。
夏の高校野球兵庫県大会の決勝戦が行われ、社高校が明石商業高校と対戦する。11時過ぎに直行した同窓会役員と落ち合い、一塁側スタンドで応援した。
午後1時5分、真夏の炎天下、試合が始まった。ゲームは明商が1点を先行すると、社が1点を返し、また2点を入れられると、2点を返すという互いに一歩も譲らぬ熱闘が続いた。6回裏、遂に社が1点を入れ逆転した。しかし、9回表に1点を返され同点とされ、さらに満塁、スクイズで逆転という危機を冷静な守備で切り抜けた。その裏、2死からの3連打の反撃でサヨナラ勝ち。応援席は歓喜に包まれた。
何という強さ。去年の決勝戦の神国大付高との激闘、そして、今年の熱闘。選手のプレーからは勝利への信念が伝わってくるようだった。優勝決定直後から、岩根加東市長、齋藤知事、藤原県教育長はじめ、多くの皆さんからお祝いの電話、メールが続いた。
夏、春、そして夏の3連続甲子園出場は高校野球の球史に燦然と輝く快挙だ。今年創立110周年を迎えた社高校が甲子園に出場する、そんな「夢」をみていたが、夢ではなく、現実のものにしてくれた。
応援から加東に戻り、すぐに学校ヘ。保護者、先生らと選手等を迎えた。胸に下げたメダルが小さく見えた。
そのあと、同窓会、PTA、野球部OB会、野球部保護者会、学校の5者代表が集まり、甲子園出場応援特別後援会を立ち上げた。これから短期間のうちに諸準備を整え、応援の輪を広げていかなければならない。忙しくなるが、こんな嬉しいことはない。願ってもさせて貰えないお役目だ。