29日(月)、今日は「昭和の日」。昭和天皇の誕生日だ。昨日は「主権回復の日」で、昭和27年に講和条約が発効し、占領が終わって主権を回復した日だった。2日続けて日本にとって大切な記憶の日。玄関に国旗を掲げて祝った。
9時、加東市高岡地区の第57回体育祭が同地区の中島グラウンドで行われ、開会式に出席し、ご挨拶を申し上げた。午前中のみとなっているが、市内で地区運動会を開催しているのは、同地区と隣の河高地区と少数だ。地区の老若男女が集まり、緑の中で競技に笑顔と心地よい汗を流した。
10時には、加東市秋津の住吉神社へ。「昭和の日奉祝百石踊り奉納」が行われた。まず、神社拝殿内で行われた本殿祭に参列し、氏子地区の区長さん、百石踊り保存会、岩根加東市長ら皆さんと一緒に玉串奉奠を行った。続いて、境内の遙拝所で伊勢神宮遙拝、湯立神事が行われた。これらの神事が終わり、本殿と舞殿の間で、西戸地区百石踊保存会による伝統の踊りが奉納された。コロナ禍で、公開は5年ぶりだった。独特のリズムと歌に合わせて雨乞いの踊りに見学者も惹きつけられた。
午後1時30分、加東市社の福祉センターで令和6年自民党加東市支部総会・映画「めぐみへの誓い」の上映会が行われた。支部長として挨拶、岩根市長、加田ひろゆき参議院議員からの来賓祝辞、高瀬市議会議長はじめ市議会議員の紹介の後、総会議事が行われ、活動方針等が決定された。
引き続き、公開映画会が始まり、約80名が鑑賞した。1977年に起きた北朝鮮による横田めぐみさんの拉致事件、めぐみさんの生存を固く信じて、帰国運動を続ける両親の横田滋、早紀江夫妻の拉致問題を考える映画だ。「救う会」の協力を得て実現した。最後に加東支部副支部長の澤野氏が「これは事実です」と日本国民がもっと強く関心を持ち解決に向けた意志を示すことが大切と訴えた。
外は、すでに雨が降り始めていた。午前の運動会、昼前の雨乞いの百石踊りが無事行われ、午後の支部総会・映画会も有意義な会となった。