ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和18年-油揚の配給

2014年07月17日 04時54分48秒 | Weblog

 連日にわたり、戦時中の配給に関する資料を紹介していますが、今日は昭和18年(1943)の秋、油揚げの配給に関する通知が出されています。一九〇〇枚が町内の21組、計560戸に配当されています。私の住む中田町(なかたまち)は32戸で、117枚ですから、1戸あたり3.6枚ということになります。油揚げ1枚でも食糧不足の中、公平に配給していたんですね。通知文は次の通りです。

昭和十八年十一月二十日

                     社 町 役 場

社区長殿

  油揚配当ノ件

左記ノ通リ配当候条御了知相成度

  記

一、配当数量   一九〇〇枚分

二、基礎      人口

三、配給書    同封

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする