ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

加東四国霊場三十三番-貝原の薬師堂

2012年01月08日 05時00分09秒 | Weblog
 国道372号の河高野村バイパスが工事中です。加古川には加東大橋が架かり、現在、河高側のJR加古川線の跨線橋の工事が行われています。一方、東詰の野村側は一部歩道などを残してほぼ出来上がっています。
 加東大橋を渡りきって下ったところに大きなムクの木があり、そこにお堂が建っています。これが貝原の薬師堂です。加東四国八十八ヶ所霊場の第三十三番霊場です。鳥居の観音堂からこの貝原の薬師堂、そして、次は川向こうの河高の高蔵寺庵へと巡礼道は続いています。境内のもう一本の大木の根元にはかつて道標も置いてあります。貝原が京街道の、そして巡礼道で賑わった名残りです。今は、加東大橋の東詰の交差点で新たな目印に生まれ変わろうとしています。
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