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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

楽天、事前相談で「違反の恐れ」公取委が回答、無料方針は変えず

2020-02-12 13:17:32 | 経済
楽天が通販サイト「楽天市場」で一店舗3980円以上の買い上げには、送料無料を昨年8月からぶち上げていました。
9月には公取に相談との不確かな情報もあります。
しかも市場に出店の店主側から送料は店主側の負担になることで、強い不満が出ていました。
公正取引委員会は「独禁法違反の恐れ」あると回答? との報道も有りますが。公取はコメントをしていません。
さてその後はマスコミや、公取の動きも注目されています。
これに対し楽天の三木谷会長兼社長は1月29日に講演で「3月18日からの楽天市場の配送料無料は何が何でも成功させたい!」とぶち上げました。
その前段では「不満をマスコミや公取にリークしてけん制するのは時代錯誤」と真っ向対決姿勢に見えます。
29日講演でぶち上げる三木谷氏(ブルグバーグ紙より)

いまや、三木谷氏と言えば楽天市場もさることながら前日亡くなた野村監督の活躍で有名になった楽天球団を擁する一代の成功者でしょうね!

聞いたところでは、社内の会話は英語が公用語?だとか??!!
もし三木谷氏が米国流のビジネスモデルに憧れがあり、英語を通じてそのエッセンスを得ようとしているのでしょうかね?
昔、巨人軍の長嶋監督が「アメリカでは子供が英語を話していた!(と驚いたとの意味でしょう)」と言いました。」 英語は会話の手段で「ビジネスの核心ではありません」
米系外資に勤めた友人曰く「米国ビジネスのトップは公取法違反を嫌う!」との事!!。
自由で公正な競争こそアメリカンドリームの原点ですし、違反が決まれば、CEOだかCOOでも刑務所行きです!
ガーン >
独占禁止法違反では、即 刑務所です!!
楽天は日本法人でしょうね?!
三木谷氏打ち出しの「楽天市場送料無料」の原資が出店店舗の持ち出しにおいてのみ成り立っている様なら、緩やかな日本の公正取引委員会でも「一寸お待ちになって!」と声が掛かって不思議は有りません。
社内の会議での会話が英語なので「それは公取(Fare Trade Committee)の規制に触れる恐れは無いでしょうか?」と恐る恐るでも言った中堅幹部以上は居なかったのですかね??
アメリカでは「子供が英語を話すのです」
楽天では「会議で英語を話しても内容は子供並み」でしょうか?
事の成り行きをしっかり見守りましょうね!

写真:楽天本社の入るビル 10日午後東京世田谷区

共同通信:
運営する通販サイト「楽天市場」での一律送料無料の導入を巡り、独禁法違反(優越的地位の乱用)の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受けた楽天が、昨年9月、制度の導入について公取委に事前に相談し、同法に「違反する恐れがある」との回答を受けていたことが11日、関係者への取材で分かった。
 楽天はその後も導入方針を変えず、公取委は強制力のある立ち入り検査に踏み切った。
 楽天は昨年8月、一つの店舗で3980円以上購入した場合、送料を出店者負担で一律無料にすると発表した。
 公取委は違反が確認された場合、排除措置命令などの行政処分を行うとみられる。(引用終わり)

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