王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

うり坊(猪の子供))頑張って

2005-09-28 16:40:55 | 生活(地域)
昨日夕方テレビを何気なく見ているとどこかの市で(兵庫県か?違っていたら御免なさい 猪といえばそちら方面との思い込みがあるもので)山に近い住宅地に猪が出る 今回は親子が河川敷を伝って街中に入り込んだ様子 町の人が騒ぐので親猪は川を遡り山に帰った模様 その時うり坊(猪の子供、体に横縞があるのを瓜に見立ててそのように呼ぶ)が親と戻れなくなった その訳は川の両岸は道路より5-6メートル低く垂直の石積みになっており川床は水流を緩やかにするため十数メートル毎に川下に向かって1メートルほど垂直の堰が切り下げて作ってある(下りの高さ1メートルの階段の様なものだ) うり坊はこの堰を飛び上がって上流に戻れない 縦長のコンクリート作りの弁当箱に閉じ込められたようなもの 近所の人は何とかしてやれという事で行政府(多分、市役所)に掛け合うのだが関係部署の役人が“鳥獣保護条例”という市か県の法律が猪をその保護対象にしており一切の手出しができないと杓子定規というか情が無いというかお決まりの回答
                    
現地でもそれを受けてか構うなという住民(多分今までに猪にひどい目に逢っているのでしょう)何とか助けようととりあえずえさを投げ入れる住民(つまらぬこと言ってないで助けてやれよ それが出来ぬなら安楽死させてやれと怒る方も居た) うり坊は時々刻々弱ってゆく様子
                   
そこで爺は考えた “鳥獣保護条例”云々は自然と人間の共生とかを頭の隅に置いて作られた筈で上記の状況に対応するため作られていない でも役人が法律を持ち出して何かを言われるとその後動きづらい 自分一人で助けるには非力だし このまま見殺しは情において忍びない 現代日本の閉塞感をそのまま映し出している
主権在民との言葉があるのだから 地区の自治会長か町会長が最寄の派出所のお巡りさんか自治消防の若い衆と相談して取り敢えずうり坊を保護して山に返す様な処置をしその後ゆっくり法律のあるべき姿と運用について話せば良いのにね
うり坊死なないで-
                   
 
コメント (1)    この記事についてブログを書く
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1 コメント

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役人の頭 (法律相談無料の代書屋)
2009-10-01 10:59:44
組織にはいってしまうと腐ってしまうのか、腐った人がそういう組織に集まるのか・・・・・

こんなときテレビ局などがくると、矢鳩のときのように盛り上がるんでしょうか。

いずれにしても、誰のために働いているの?と思わず言ってしまいたくなります。
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