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王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

松本復興相 「民主・自民・公明嫌いだ」 物議!

2011-06-30 09:48:37 | 東日本大震災
復興相の「民主・自民・公明嫌いだ」発言追及へ(読売新聞) - goo ニュース

この方が復興相に登用された際の印象をブログに書きましたが民主党党員である徴(アイデンティティー)が欠けると指摘した通り正にそれを鮮明にした28日の記者会見でした。

それを言うなら「民主党も自公もみんな大好き」だから復興に一丸となって協力して欲しいと言うべきでした。
どこかの引越しセンターで「ぞうさんも好きだけどキリンさんもー」と可愛いお娘ちゃんが答えるCMがありましたよね。

本来「言葉の力」で身を立てる国会議員である上、弱者救済の活動(解放同盟副委員長?)をされてきたならPolitically Correct(差別や偏見を含まない或いは引き起こさない)な発言をしなければいけません。

加えて取り巻きのお調子者に知恵を付けられたのでしょう働く前から「チーム ドラゴン」とか自ら二つ名を付けていました。
こんな呼び名は:
もし復興活動が軌道に乗り被災地の住民が生き生きと暮らせる様になれば土地の老人が松本氏の後姿に手を合わせるとか通りの上から花びらを撒かれる中で自然と(人呼んでーーと言うわけ)相応しい名前が付けられる事でしょう。それにはこれから4年も5年も掛かりそうです。
本来は「死してその屍拾うものなし」ほど厳しい汚れ仕事だとの覚悟が足りない気がします。

活動前から国会で野党の追及を受けるようでは「チーム ドボン」ですよね。
しっかり松本復興相の言動を見守りましょう。


読売新聞:
自民、公明両党の幹事長、国会対策委員長らは29日、都内で会談し、松本復興相の言動が不適切だとして、菅首相の任命責任も視野に、国会で松本氏を追及することで一致した。

 松本氏は28日の記者会見で、閣僚交代人事に対する野党の反発について聞かれ、「3月11日(の東日本大震災発生)以来、民主党も自民党も公明党も嫌いだ。政局の話はしない」などと発言した。

 29日の会談では、「野党にお願いする立場にもかかわらず、信じられない言葉。任に当たる資格がない」などとする批判が続出。松本氏が記者会見中に突然サングラスをかけたことについても、「問題だ」などの指摘があがった。

 松本氏は29日、都内で開かれた民主党議員のパーティーであいさつし、発言について「被災者に寄り添うことが使命であるということを言いたかった」と釈明した。
(引用終わり)

コメント (3)
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民主党 両院総会 大荒れ!

2011-06-29 07:41:50 | 東日本大震災
首相に350議員の冷ややかな目…民主両院総会(読売新聞) - goo ニュース

いやはや暑いですね!
昨日は午後から気温が激しく上がりましたが今日は朝から暑いです。
PCを立ち上げたら「windows がlock されました」との表示と共に「パスワード」を入れろと指示がでて事実上使えなくなりました。

あれこれパスワードを入れましたが合いません。そもそもwindowsにパスワードを入れた記憶がないしそれらしいメモも残ってないのです。

電力を切って再起動したら戻りましたが、煩わしい事です。朝からすごく暑い!!

さて昨日28日夕刻民主党は両院総会を開きました。
何か新たな動きが出るかと期待していましたが無いも起きなかった様です。
「出る出ると言って出ないのは冬のお化けと菅首相の辞任」とか言っちゃって!

407人ほどの民主党国会議員に対し350人程度の出席と言いますから50人ほどが欠席です。議決機関ではないのでしょうが迫力に欠けますね。
さて菅首相は退陣の三条件:
第2次補正予算案の成立
特例公債法案の成立
再生可能エネルギー特別措置法案の成立と27日記者会見と同じ事を言い切り公務を理由に55分で会場を去ったそうです。
しかも再生エネ法との関係で「脱原発は次の衆院選での争点」と言及したそうで、この部分は「解散」をちらつかせたとこれまた不人気です。

何度も書いていますが「引退を口にした首相が条件をつけて居座りは頂けません」。
かくして更に東日本大震災に対する復興は愚か復旧さえも先送りになりました。

ついでながら「ねじれ国会」ですが菅内閣のやった「浜田代議士一本つり」ですが各党の党議拘束を外し「代議士一人一人の判断で法案に賛否を決められる様にすれば国会審議は流動的になります」
今回は一本釣りで一匹しか掛からなかった事と菅政権に釣り上げられる点に疑問は残ります。でも一本釣りで参院で5-6匹を釣る位の力量を見せて欲しいのですが菅首相では無理でしょうね。
再生エネ特法を菅さんが急いでやる性格のものでなくもっと深い議論をすべきだと思います。急がば回れと言いますね。
菅直人と言う名は後世に残りそうです。


読売新聞:
民主党は28日、国会内で両院議員総会を開いた。菅首相(民主党代表)は自らの退陣の3条件を改めて説明し、理解を求めたが、出席した議員からは、今月2日の党代議士会で退陣を表明しながらも時期を明示しない首相に対し、厳しい批判が続出した。

 これに対し、首相は「脱原発」を争点とした衆院解散の可能性をちらつかせ、早期退陣論をけん制した。

 総会は、首相が与党の会合でつるし上げられるという異様な光景となった。

 28日午後5時。首相は約350人の議員の冷ややかな視線を浴びながら、会場入りした。

 「2011年度第2次補正予算と特例公債法、再生可能エネルギー特別措置法が成立すれば、一定のメドがついたと考える」

 首相は厳しい表情のまま、27日夜の記者会見で明らかにした退陣の3条件を改めて明言。福島第一原子力発電所事故に関連し、「原子力行政の改革について、早急に一定の方向性を出したい」とも強調した。(引用終わり)
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菅政権 自民 浜田氏を政務官に登用

2011-06-28 08:14:20 | 東日本大震災
禁じ手人事、お構いなし 自民から一本釣り(産経新聞) - goo ニュース

2-3日前から菅政権の内閣改造について動きが有りましたね。
今回は自民党参院議員浜田和幸氏を復興担当の政務官とする事が決まりました。
これについてアンチ民主党の産経新聞がコピペした参照記事の様に厳しく切っています。

東日本大震災の被害や福島原発事故の惨情を考えれば与野党が協力して「復旧と復興対策」に取り組む事が大切です。
しかし震災以来の官首相の野党自民党に対する協力要請の悪さ、不信任案回避の為の辞任発言と居直りによって与野党の関係は決定的に壊れた様に見えます。

本来は菅政権が復興大方針を掲げそれに賛同する党と連携して衆参議院で常に過半数を確保できる体制を作らないと法案が成立しません。
日本では党議拘束が国会議員個人の意思を縛りますから「党対党」の連携が成り立たないと与党対野党の個人議員という連携が出来にくいですよね。
その点「浜田議員」が自民党を抜け民主政権に協力する形は中々の物と思えますが産経新聞は「禁じての一本釣り」とお怒りですし自民党参院議員の山本一太氏も同様です。

浜爺が思うには「小局面で浜田氏の考えは正しい」と思いますが、菅首相と何時まで一緒に政策を実行に移せるかを考えると疑問が残ります。

平成23年度の予算執行のため50兆円の国債発行が成立しなければ早晩国民生活にしわ寄せが出ます。それに加えるに別途「復興財源のもう50兆円は必要なんですからね」
菅首相が退陣の為の3つの法案成立なんか条件に出す事がいかれているし又出来る様子に見えません。

一層の事、衆院解散で民自両党にお引きいただいて生き残った議員で立法府の建て直しが必要なのかもしれません。
さて与野党の本音は何処でしょね。
しっかり見守って行きましょう。


産経新聞:
【民主 漂流】

 政府・民主党幹部から8月末までの退陣を突き付けられながらも、延命に向け政権基盤を強化しようと菅直人首相は執念をみせた。原発事故担当相として細野豪志首相補佐官を起用したほか、自民党議員を一本釣りして復興担当の政務官とする“禁じ手”に出るなど、なりふりかまわずに人事権を行使した。民主党内からは「最後の悪あがき」との反発が一層強まった。

 ◆自民から一本釣り

 27日夜、官邸での記者会見で、首相は退陣のめどとして再生エネルギー特別措置法案など3案の成立を挙げた。条件を明確にしたようにみえるが、首相は相変わらず具体的な退陣時期には触れなかった。今国会の会期内に成立しなければ、9月以降も続投する「居座り宣言」と言える。

 輿石東(こしいし・あずま)参院議員会長が70日間の延長国会を「バトンゾーン」にたとえるなど、政府・民主党幹部はこの間に首相交代のバトンリレーを実現させようとしている。

 だが、首相には唯々諾々と従う気はさらさらない。この日午後、官邸の執務室で向き合った国民新党の亀井静香代表に首相はこう切り出した。

 「原発事故担当相には細野氏を起用したい」

 原発事故発生直後から一貫して対応にあたってきた海江田万里経済産業相の任務を奪う形で、細野氏を“抜擢”したのだ。

 これまで「首相に度々怒鳴られながらも耐えてきた」(首相周辺)海江田氏だが、首相への不満は強い。従来の原発重視から再生可能エネルギーへの転換を目指す首相にとって、若い細野氏のほうが自らの意向を通しやすいとの思惑もある。

 首相は野党の中にも手を突っ込んだ。自民党の浜田和幸参院議員を復興担当の総務政務官として起用したのだ。

 当初首相が目指したのは野党から十数人を引き抜き、参院で過半数を確保して、これまで政権を悩ませてきた「ねじれ」状態を解消することだった。呼応したのは浜田氏だけだが、首相の狙いは今、別なところにあるかもしれない。

 浜田氏引き抜きで反発を強める自民党との対立を激化させる。野党が法案審議に応じず、態度を硬直化すればするほど、2次補正など首相が退陣条件に掲げる3つの成立が困難になる。そうなれば、おのずと辞める必要はない。

 ◆反発ばかり

 そんな首相の手法に民主党内からは批判の声が相次いだ。27日の党役員会で声を張り上げたのは仙谷由人官房副長官だった。

 「こんなことをしたら、大変なことになる。よりによって石破茂自民党政調会長の地元から引っこ抜くなんて」

 安住淳国対委員長も続いた。

 「国会運営が困難になるぞ。これで70日間で重要法案が通らなくなった」

 人事でも、首相は退任する馬淵澄夫首相補佐官を経済産業副大臣に起用しようとしたが拒否された。

 国土交通相を務めた馬淵氏にとっては、補佐官を外されたうえ副大臣では、事実上“降格”であり、首相への不信を示したといえる。

 与野党ともに反発を強める中で、首相が「脱原発」を掲げて解散に打って出る可能性も、消えてはいない。

 与党幹部は自嘲気味につぶやいた。

 「辞めるといった人は、失うものがないから強いね」(小島優)
(引用終り)

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復興相に松本防災相

2011-06-25 07:29:17 | 東日本大震災
復興相に松本防災相…環境相兼務は解消へ(読売新聞) - goo ニュース

昨日24日菅首相は復興相に松本防災相の起用を決めたそうです。
27日に正式に任命されるそうです。
さて浜爺は松本防災相といわれても顔と名前が結びつかないのですよね。

早速松本氏のhpを探しました。
松本龍 60歳 衆議院福岡1区選出の7期目の議員さんです。中々の経歴ですよね。
面白いなと思ったのはこの方経歴の中に民主党から出馬の様な記述が無いのです。
HPの右側には「民主党」のタイトルバナーが貼ってありそこから民主党のHPが覗けるとの仕組みです。
そこでもう少しググルとこの方はもと社会党で議員スタートその後社民党そして民主党へと転進が続いていました。
養祖父が開放の父と呼ばれた松本治める一郎氏で松本氏も解放同盟の副委い院長である人権擁護派議員のようです。

さて大震災以来100余日、復興どころか復旧についても十分でないと菅政権に注文が付いています。浜爺もそう思います。
それならこれまで防災担当相として力量を疑うべき事態ですよね。
その方を復興相に横滑りさせる菅さんの発想を良しとしません。
まあ浜爺は亀井先生でも起用したら面白いのでないかとおもっていたのですが。

菅政権がいつまで続くか判らない中での起用なのであまり深刻に考えないほうが良いとの厳しい見方があります。まあそれでも少しでも復興に動き出して欲しいのですがその「復興予算と規模と出所」が決まっていないのですからここは見守るしかないのかもしれません。


読売新聞:
菅首相は24日、東日本大震災の復興基本法の施行に伴って新設された復興相に、松本防災相の起用を決めた。27日にも任命する。松本氏は政府の緊急災害対策本部の副本部長として震災直後から、被災者の生活再建支援などを担当しており、政府の震災対応の継続性からも適任と判断した。

 首相は24日夜、首相官邸と首相公邸前で、記者団の問いかけに対し、「復興相は松本氏に私からお願いし、基本的に引き受けていただくことになった。復旧から復興へ切れ目なくかつ迅速に、そして夢のある復興を実現する要の役をやってもらいたい」と述べた。

 松本氏は同日夜、記者団に「被災者のためとことんやり抜く」と語った。

 松本氏は、復興相就任に伴い、防災相については引き続き兼務する一方、現在、同じく兼務している環境相からは外れる見通しで、環境相を蓮舫行政刷新相に兼務させる案などが出ている。また、平野達男内閣府副大臣を復興担当とすることが固まり、副大臣数人を差し替える案も出ている。首相は同日、首相官邸で玄葉国家戦略相(民主党政調会長)、自らに近い北沢防衛相と相次いで会談しており、閣僚間の担当の調整などについて協議したとみられる。
(引用終わり)
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「避難勧奨地点」指定へ

2011-06-17 07:38:33 | 東日本大震災
政府、「避難勧奨地点」指定へ…住居単位で(読売新聞) - goo ニュース

福島第一原発事故の現場から同心円状に放射性物質が拡散しているのではない事が判って大分経ちました。その測定方法もビルの屋上から地上1メートルとか5センチと人間が普段活動する高さでの測定に変って来ました。
加えて地方自治体のみならず個人で放射能測定器を使いあちこちを測定した結果、思いがけない場所で年間20ミリシーベルトを越える場所が有る事が判ってきました。
この場所をホットスポットと呼ぶようです。

昨日16日政府が発表した「避難勧奨地点」が想定しているのは30キロ圏外で西北方向のホットスポットなのだろうと思います。ああだこうだと原発事故対策が進まない中では早かったのやら遅いのやら考えさせられる対応でした。
指定の前に除染を検討するそうですが、その後個人の住居単位で指定されればそれはそれで避難は大変につらい事ですね。

福島原発の事故が安定しない事には被爆の程度に見極めが着きませんから心落ち着かないことです。
TVのニュースショーではホットスポットは伊達市や南相馬市だけではなさそうです。
そそっかしい浜爺はもっと一般的に茨城とか千葉或いは東京の一部とかを想定したのか思いドキッとしました。

そんな事にならない様祈るような気持ちです。
でも現実は厳しそうなのでしっかり放射能レベルをしっかりモニターして行かなければ
いけませんね。
原発より南の場所で指定が出ないかしっかり見守りましょう。


写真:発表を見守る伊達市の住民(時事通信)

読売新聞:
枝野官房長官は16日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所周辺の警戒区域、計画的避難区域より外側の地域で、局地的に年間の積算放射線量が避難の目安となる20ミリ・シーベルトを超える可能性がある場所について、住居単位で「特定避難勧奨地点」に指定し、住民への注意喚起や避難の支援を行う方針を発表した。

 枝野氏は特定避難勧奨地点を指定する意義について、「一番大きな効果は、避難を希望する人について、今までの指定地域と同様、国がしっかり支援することを明確にすることだ」と強調した。

 具体的な対象世帯は、文部科学省が実施している放射線量の調査をもとに、年間の 被曝 ( ひばく ) 線量が20ミリ・シーベルトを超えると推定される場合、放射性物質の除染が可能かどうかを検討し、困難と判断した時に、政府が福島県や関係市町村、住民と協議したうえで指定する。

 指定された世帯に対し、市町村は放射線の影響や生活上の注意点などの情報を提供し、避難した世帯には被災証明を発行する。

 現在、福島県伊達市と南相馬市の一部で、局地的に年間20ミリ・シーベルトを超える場所が見つかっており、指定に向けた調査がすでに始まっている。

 これらの地域では、地域全体で放射線量が高い数値を示している警戒区域や計画的避難区域とは違い、放射線量が高いのは局地的な狭い地点に限られているため、地域単位ではなく住居単位で指定する方針だ。(引用終わり)


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